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プロローグ

今から遡ること八年ほど前、千年以上にわたって一帯の地域を支配してきたシェフィア帝国は滅亡の危機に瀕していた。

支配地の最北端、ヘルボン山から現れた魔族による侵略。度重なる蛮族の侵入。独立反乱を企てる帝国諸侯たち。民も、当時の皇帝も、国の最後を予感していた。

しかし、それらの予想は皆外れることになった。"軍人あがりの勇者"ローデウス、"文化学者兼女勇者"ディアナの二人と、何人もの勇者の尽力によって、帝国はこれらの問題をなんとか回避したのだった。


一連の動乱が終息した後、皇帝は帝国に多大な貢献をしたローデウスとディアナに褒賞帝国軍の終身名誉将軍の地位を与えることを決定した。

しかし、授与式の前日、彼らは忽然と姿を消した。

ある人は彼らが神の使いだったと噂し、またある人は暗殺を噂した。

一月以上に及ぶ捜索も虚しく、彼らの痕跡すら見つけることはできなかった。

しかし、多くの人が信じている。まだ、彼らがこの帝国のどこかに住んでいるのだと。

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