僕は彼女と毎日居ると飽きるのだが、それでも、、、。
”僕は彼女と毎日居ると飽きるのだが、それでも、、、。“
僕は今の彼女と付き合って0日で同棲を始める!
だからなのか? 一緒に住みだしてからいろいろ彼女の嫌なところが
目につくようになった。
多分こういうのは、お互いそう想ってるんだろうけど......。
そもそも僕と彼女は、前から知ってる存在で、、、。
僕の友達の友達だった。
僕の直接の友達じゃないから、なかなか彼女と話す事もなかったんだけど、
その友達が飲み会を開いてくれて、その時初めてちゃんと僕は彼女と話した。
なんかその時に彼女に僕はトキメイてさ。
そこで僕は彼女に付き合ってほしいと言い、付き合ってもらう事に、、、!
彼女と次に会う時は、もう彼女と同棲をはじめる事にしたんだ。
僕の家に彼女を呼んで、一緒に暮らし始める!
彼女は元から、実家暮らしで彼女の両親には”女友達と一緒に暮らす“と
話して僕の家に彼女が引っ越してきた。
『”ねえ? これドコに置いたらいい?“』
『それなに?』
『マイ鍋よ!』
『それいる? 別にウチにあるので良かったんじゃない?』
『ダメよ! 私のお気に入りの鍋だから!』
『・・・まあ、いいけど、』
『それよりこれ何よ!』
『えぇ!? どれどれ?』
『これよ! ストックの物どれだけあるのよ! 邪魔でしょ!』
『ストックがないと不安なんだよ。』
『でもこの量よ! 多すぎじゃない?』
『これからは気をつけるよ。』
『気をつけなくていいわ! これからは私が買ってくるから!』
『・・・あぁ、ううん。頼む!』
『あと、これ捨てたら?』
『えぇ!?』
『コンビニの割りばしやホークにスプーンとか、』
『・・・いやいや? 要るでしょ!』
『もう要らないでしょ! ちゃんとした物を買ってきてるから。』
『・・・ううん、』
『あとこれも! 穴の開いた靴下、なんで捨てないで置いてるの?』
『・・・まだ何かに使えるかなって、』
『”使えないでしょ! 捨てるわよ!“』
『・・・・・・』
『これからは私が家のモノを管理するから、いいわね!』
『・・・あぁ、ううん、』
・・・自分以外の人と一緒に住むという事は?
こういう事なんだと気づく。
いろいろ僕の癖や要らないモノを片っ端から捨てたりリサイクルショップで
勝手に売られて、それでも彼女に怒れない僕。
一人だと好き勝手に家ではしてた事も彼女が居ると?
何でも怒られてしまう。
勿論! 彼女が嫌いじゃなんだけど、怒られた時は異常にムカつく!
つい言い返そうもんなら? “彼女がブちぎれして、僕は大人しくする
しかなかった。“
彼女は怒ると怖いから。
だから僕はだんまり何も言わないと決めたんだ。
こういう状況になると? “僕は彼女にごめん、次からしない、直すよ、
捨てていいよ、売るなら売って、“ と言うしかなく......。
それ以外の言葉を彼女に言わないようにしていた。
でも?だんだんそれが当たり前になり。
僕は彼女と毎日居ると飽きるのだが、それでも、、、。
“結婚したら、こういう生活がずっと続くのだろう。“
結婚は僕が想うに、日々の積み重ね。
何か大きな出来事が毎日ある訳じゃない、小さなお互いのすれ違いが
積み重なってどこかで爆発する事もあるかもしれない!
喧嘩が絶えなくなって、お互い一緒に居る事が辛く感じる時もある
かもしれない。
でも? きっとこうやってお互いの気持ちを確かめ合って絆が深まり
愛を育てていくのかな?
”僕は近い未来、彼女と結婚すると思う!“
もう他の女性との結婚は考えられないから。
彼女とのこの時間が今の僕の全てだ!
“愛を生み、愛を育て、愛を育む。“
僕と彼女の関係はこれからもより深く大きな絆が生まれ続くのだろう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。