8 数多くの異世界は【サロン・ルーム】で繋がっていた様子でした。
幼女が【炎の剣】を振ると~<ボウ ボウ>と唸りを上げ、火の粉が俺の方に飛んで来た・・<ウワア アチチ> 「すいません。失礼いたしました!」俺が謝罪すると幼女は・・
「分かればよろしい。オヌシの慌てぶり<プフフ>面白いのお<プフフ>」と変なツボに入ったらしく、炎の剣は消えて・・急に打ち解けた感じになった。
俺は「先ほどの炎は・・魔法なのですか?」と聞くと、幼女は驚いた顔をして・・「貴様は【管理者】のくせに魔法を知らぬとな!」と声を大にするのだった。
++++それからどうした++++
しばらく幼女と話しているうちに
〇この空間は【サロン】と呼ばれており、エルフの王女である【のじゃロリ】がかなり以前から入る事が出来たと言う。
〇テーブルは【円卓】になっており、他にもいくつかの椅子が存在するが、自分以外がサロンに現れたのは、俺が最初だと言う。
〇王女の耳には<この男は管理者だ。やがて他のメンバーも現れるだろう。>と、メッセージ聞こえた。
と言う話が分かったのだった。
「お主が身に付けておる【指輪】がサロンメンバーの証であるな・・」と言いながら、王女も同じ【銅の指輪】を見せてくれた。
「その銀の腕輪が【新世界】の腕輪・・金の首輪が【管理者】の証であるか!フム。」と言いながら、俺の体に触れるのだった。
女王は、自分の後ろのドアを指さして・・「お主は【この】扉を抜けられるかのお?」と言うで・・<ギイ>とノブを回して~<ソロリ>と1歩だけ足を踏み入れ~「行けるみたいですね!」と言うと・・
「なるほど。ワシはのお・・」と言って、俺の来たドアを回そうとするが・・<ピクリ>とも動かないのだった。
俺が手を添えて回すと・・<ガチャリ>と空いて・・「入れるのお・・」廊下にも王女と2名で入れるのだった。
「実はワシは何度も【別のドア】を回そうとしても、まったく動かない【のジャ!】」と言う王女に俺は・・
「俺の世界に来てみますか?」と言うと・・「いや!今日のところはお主と出会えただけでも収穫であった。【異世界】に行くとなれば、家臣とも話す必要があるのでのお、また来るが良い!」と言うが・・
たしか?おれが管理者ではなかったっけ・・と少々疑問は残るものの・・
「ハア!ありがたき幸せ。それがしは一旦、我が世界に戻りまする~」と寸劇しながら・・<ガチャリ>と、異空間?を後にしたのだった。
そして自宅に戻ると「八木先生?そのドアは何ですか・・」と、言う女子高生・・校長の娘でもあり、Eスポーツ部のマネージャーにもなった波多野が居たのだった。