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4 プロゲーマーの4人は【デモン・ソフト】のユーザーだった様子で・・

「代行に予約しておくよ。」と計画的な店長だったが・・


「実は俺、愛染さんのファンだったんだよね!」と急にカミングアウトした。


「へえ・・まあ俺もCMやドラマで見て『美人だな』と思ってはいたけどね・・」と校長も昔話しをする。


俺は「へえ。大学では【アリの研究】一筋だったからTVは見なかったよ。」と言う俺に・・


「あんな美人と『一つ屋根の下』に暮らしているんだ!何か【エピソード】は無いのか!君。」と言う校長。


「3人の飢えた若者も住んでいるんだろう?何か【土産話し】は無いのかね!」と言う店長。


「ある訳ないだろう!俺は生徒から【賢者】と呼ばれる男だぜ!俺が食指を動かすとしたら・・そうだなあ~【等身大のアリ】くらいかな?」と答えると・・


「あ~あシラケた!」「今日はお開き」と【妻帯者2人】は、家族の元へ帰るのであった。


+++部活+++

<ピコン パコン> 今日は2月の終わりも近い金曜日。俺の自宅1階【茶の間】でもある16畳の【部室】には【ゲーミングパソコン・セット】が4台並べてあるのだが、夕方遅くまで部員たちは部活?ゲーム?を行っていたのだった。


俺は、あぐらをかいて雑誌を読んでいた部長に・・「お前達は明日【全国大会】なんだろう?東京までの切符は買ったのか?」と、聞くが・・


「八木先生・・ネットですよ!ネット。今時、駅に切符買いに行く人はいないでしょう!」と高校生に呆れられた。


「そうか・・俺は【ガラケー】だから、SNSとやらも出来ないしなあ・・」と言いながら2つ折りのガラケーを見る。


「逆に凄いですよ!中古ショップでもガラケーなんて置いていませんよ!」と他の部員も俺を揶揄うのだった。


<じゃあ!そろそろ・・>と言いながら、部員達は【男子寮】【女子寮】に坂を下って帰って行く・・


「彼らも【訳あり】なんだろうな・・」と、高校生の後ろ姿が街灯で微かに照らされているのを見送るおれだった。


そんな時・・家の中から・・<何が悪いんですか!>と、愛染の【怒った声】が聞こえた。


俺は直ぐに家に戻り、声のする方に行くと・・


珍しく怒った顔の愛染と・・不安そうな男子3人・・父親と母親も居た。


「どうしたの?」と俺が顔を出すと、愛染は<プイッ>と、二階の自分の部屋に戻ってしまう。


翼・光・岬の3人は・・「すいません。世界大会に向けて調整中なんですが・・愛染さんの調子が悪い様子で・・」と、両親に向かって謝罪し・・自室に戻る。


残された俺は、両親から食堂・洗濯場に案内され「愛染ちゃんにお願いした【洗い物】が溜っていたので注意したのだけど、ゲームが忙しかったみたいだねえ・・気が付かなくて悪かったよ。お前から謝っておいてくれないか」と聞かされたのであった。


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