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揺らぐ寒風

作者: 人間詩人

そよそよと冷たい風が吹く

一転して晴れになり

まだ冬だと実感する


暖かい風が吹くのは良いが

冬の風では足りない

温もりが

感染症と寒さゆえに

引きこもりがちになる人々


これは本来の姿では無いと

感じてしまう

まるで自然が自然を封じ込めているようである


さらに会話すら少なくなり

有機質である人間が

無機質の物体になっているようでもある


笑顔すら見れない世界には

何が残されて行くのだろうか

一枚の画用紙を真っ黒に

塗りつぶしたようだ

これが現実なのだから

仕方がないと言えば

あまりにも悲しい


その画用紙には多彩な彩りで書かれるはずなのに

大人から子供まで

画用紙には黒塗りにしか

表せないことは嫌だなと

感じる


もう一度で良いから

多彩な色を描く姿を

見てみたいものである

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― 新着の感想 ―
[良い点] 共感できるところが多かったです。 ありがとうございました! [一言] そうですねえ、いつかまた多彩な色で画用紙を彩りたいですね。
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