第53話 パーティ申請 前編
後日ギルドカードを受け取りにラファエル達3人はギルドへ向かった。
すると、受付に見覚えのある黒髪の少女がいた。
「あれ、ユカリ?」
「ラファエル!」
そこには丁度クエストから帰ってきたユカリがいた。
「あの子が噂の…」
「そっか、ルーカスは初対面だもんね」
「初めまして、ルーカスです」
「はじめまして、ユカリです」
ルーカスとユカリはお互いに挨拶をした。
「実は昨日学園卒業して、冒険者登録したばかりなんだ」
「そうなんだ!おめでとう!」
「それで、これからパーティ申請するんだけど、ユカリ探してたんだよ!」
「ほんと?じゃあナイスタイミングだったね!」
ラファエルがユカリと仲良く喋ってるのを見た周りがざわついていた。
「おい、誰だアイツ?あのユカリと仲良く喋ってるぜ!」
「俺ユカリが笑ってるところ初めて見た!」
「俺なんか声初めて聞いたぜ!」
どうやらユカリは普段無口キャラでいたようだ。
「丁度私も換金終わったところだし、このまま行きましょ」
ユカリが歩き出そうとすると目の前に強面の男が現れた。
「おい、ユカリ…何で俺の誘いを断ってこんなガキとパーティ組むんだ?」
どうやら過去ユカリをパーティに誘った人らしい。
「この人は?」
「さぁ、私を勧誘した人多すぎて全員の名前とか覚えてないわ」
確かに周り見ると不服そうな顔の人ばかりのように見える。
もしかして全員ユカリに断られたのか?
「このBランクのガルゴを差し置いて…小僧、お前ランクはいくつだ?」
「え?僕ですか?Cですけど」
「ガッハッハ!なら俺の方が強えな、今からでも遅くねぇから、俺と組まねぇか?」
「はっ、冗談でしょ?ランクでしか人を見れないバカと誰が組むとでも?」
ユカリがため息をつく。
「良い度胸だな…小僧、悪いが他の奴らもお前にユカリを取られるのに納得していないんだ」
指をポキポキ鳴らすガルゴ
「え、これって戦うって事?」
「こんなやつラファエルなら余裕よ」
「え、僕まだCランクですけど?!」
一応鑑定する。
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ガルゴ・バーガー
年齢 41歳
性別 男
生命力730/730
体力753/753
魔容量55/55
力302
魔力53
頑丈105
素早さ102
【技能】
剣技[25Lv]
体術[23Lv]
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確かにステータスは高いが、スキルが乏しい。
しかし、力が高いので殴られればタダじゃ済まないだろう。
「まぁ、そう言う事だから、恨むならそこの嬢ちゃんを恨みな…」
スッと横からウィルが出てきた。
「さっきから聞いてりゃ、良い歳して恥ずかしくないのか?」
「んだ?オメェのやんのか?」
「当然だ!俺もパーティの仲間だし、このパーティのリーダーだ」
「そうかいそうかい、表出な」




