第36話 お昼ご飯
「ちょっと僕の荷物出してもらってもいい?」
「あ、俺のも!」
ウィルとルーカスの荷物を取り出した。
「あったあった」
ルーカスは何やら液体を振りまいた。
「それは?」
「これは魔除け!振り撒くと半径50mくらいまで魔物が近づいてこなくなるんだ!」
「へぇ!便利だね!」
「あったあった!」
今度はウィルがビーフジャーキーのような物を取り出した。
「僕はこれ」
ルーカスはカ◯リーメイトのような物を取り出した。
「あ…」
「なんだ?食べ物持ってこなかったのか?」
「いや、持ってきたんだけど…そうだよね…」
(うっかりしてた、旅先では自炊せずに簡単な食料を食べるのか!)
「もしかして…料理すると思ってた…?」
ルーカスが察した。
「う、うん…」
「ぷっ!!おもしれぇやつだな!!確かにキャンプで簡単な自炊したりもするが、今回はそんな長期な移動はしないからこう言うので良いんだよ」
恥ずかしさといろんな気持ちで涙目になる。
「しょうがねぇな、これでも食え!」
ウィルは自分のビーフジャーキーを分けてくれた。
「ありがとう…」
「その代わり、夜はラファエルが料理作れよ!」
ウィルがニヤケながら言う。
「もう、ウィルくん大人気ないですよ!」
ルーカスはウィルに困った顔をした。
「いえ、大丈夫です!多分料理作れると思うので!」
日本にいた時は家でも多少料理したし、多分大丈夫だろう。
「ふぅ、じゃそろそろ行くか!」
荷物をまとめて出発した。
魔物を倒しつつ下の階層へと向かっていく。
そして、10階にたどり着いた。
「敵も強くなってきて、思いの外時間がかかりましたね。」
「16時くらいか…どうする?今日はこの階層で戦ってテント張るか?」
「そうしましょう」
地価10階の敵はスケルトンだった。
そして、今まで屋外のようなフロアから迷路のようなフロアに変わっていた。
ガギィン!
ウィルがスケルトンと戦闘をする。
「くっ!硬くて剣じゃうまく倒せないな…」
「スケルトンは斬撃より殴打の方が効くと聞いたことあります」
ルーカスがウィルに助言をする。
「お、そうなの?じゃあオラァ!」
スケルトンの顔面目掛けてウィルがパンチした。
パコーン!
スケルトンの頭が吹き飛んだ。
「おっしゃ!うっ痛て…」
スケルトンの頭が硬かったのか、拳を摩るウィル。
(そう言えば、魔物って鑑定するとどうなるのかな?)
鑑定!
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スケルトン ランクE
生命力202/291
力51 魔力0 頑丈92 素早さ21
[説明]
動きは鈍いが、頑丈が高い。
斬撃は聞きにくく、ハンマー等による攻撃が効果的。また、火属性と光属性の魔法に弱い。
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あ、見れた。
「ハンマーとか、火、光魔法に弱いって!」
「ハンマーか…そんなもん持ってねぇな…」
「あ!試したいことがあるんだけど良い?」
「ん?なんだ?」
「ホーリーエンチャント!!」
ルーカスとウィルに光属性付与魔法をかけた。
「これで戦ってみて!」
「うん?いくぞ!」
ウィルがもう一度スケルトンに剣で攻撃する。
ガシャン!!
スケルトンが一瞬にして崩れた。
「うぉ?!なんだ?!すげぇ!」
ガシャン!
ルーカスの方もスケルトンを倒せたようだ。
「これ、光属性を攻撃に付与する魔法らしいんだ」
「なるほど、それでスケルトンが簡単に倒せるようになったのか!」
「よっしゃ!このままたくさん倒そうぜ!」
ウィルとルーカスは手当たり次第スケルトンを倒しに行った。
そう言えば、今どれくらいポイント貯まってるのかな。
ギルドカードを出して確認した。
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パーティポイント 108P
個人ポイント 36P
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「これが高いのか低いのかもよくんからんな」
カードを眺めてる間にもパーティポイントがどんどん上がってるので、スケルトンを狩り行くことにした。




