第34話 買い物
明日の探検に備えてメンバー別々に買い物しに商店街へ来てた。
学校があるのは王都の付近で、家からは少し離れていた。
学園の近くにある商店街へ足を運んだが、初めての商店街で土地勘がなく色々と歩き回った。
「んー、探検に必要なのってなんだろう…。」
お店を眺めながら考えていた。
「ん、武器屋だ。やっぱ武器あったほうがいいかなー?」
ふと隣を見ると防具屋があった。
「一応魔法使いだし、武器より防具かな…?」
店内に入ってみる。
ガチャ…
「いらっしゃい〜!ん?子供?」
「すみません、僕に合う防具はありますか?」
「なんだ、自分の防具が欲しいのか?生憎だが、うちに置いてあるのは坊ちゃんの体には大きすぎるな」
と言うのも話を聞くと基本的に冒険者になるのは普通早くても12歳から、それに冒険者になっても初めは簡単なクエストばかりで防具がほぼいらない。
魔物討伐する頃には大体15歳以上になってるので、普通子供用の防具はないそうだ。
「そうだな、もしどうしても何か欲しいなら向かいのアクセサリー屋とかはどうかな?ただし、結構高い物が多いから坊ちゃんに買えるかはわからんがな」
「アクセサリーかぁ…。ありがとうございます!」
「おう!いいの見つかるといいな!」
防具屋のおじさんからのアドバイスでアクセサリー屋に向かった。
ガチャ…
「いらっしゃいませ…おや、どうしましたか?」
「えーと、アクセサリーを見せて下さい!」
「えー、お父さんがお母さんは…?」
どうやら迷子か冷やかしだと思われているようだ。
店員さんは苦笑いしている。
「えと、1人なんですが、アクセサリーの相場が知りたくて…」
「なるほど、ではこちらへどうぞ」
店員のおじさんはにこやかに奥へと案内してくれた。
「まずこちらのアクセサリー柄1番安いコーナーです」
・シルバーリング[特殊効果なし]小銀貨2枚
・シルバーネックレス[特殊効果なし]小銀貨4枚
続きまして、こちらが2番目に安いコーナーです。
・ゴールドリング[力+1頑丈+1]小金貨1枚
・ゴールドネックレス[力+2頑丈+2]小金貨1枚銀貨6枚
結構金額が跳ね上がった!
「次のコーナーも見ますか?」
「はい!お願いします!」
「では、こちらが次に安いコーナーです」
・プラチナリング[力+2頑丈+2魔力+1素早さ+1]小金貨10枚
・プラチナネックレス[力+4頑丈+4魔力+2素早さ+2]大金貨1枚
とんでも無く高額だ!
日本円にしたら指輪1個約50万、ネックレス1つ約100万!
能力補正も決して強力ではない!
「続きまして、こちらが当店1番高い品物になります」
・アダマンタイトリング[力+6頑丈+6]大金貨1枚
・アダマンタイトネックレス[力+15頑丈+15]大金貨2枚
・オリハルコンリング[力+1頑丈+1魔力+5素早さ+2]大金貨1枚
・オリハルコンネックレス[力+2頑丈+2魔力+15素早さ+5]大金貨2枚
これ一個でもう1000万円以上か…
頭がクラクラする金額だ。
「ははは、ここはもう大貴族や王家、伝説の冒険者くらいしか買えないような物ですね」
「うー…ん?アレなんですか?」
「ん?あー、これは宝石です。これはこのアクセサリーに付ける事で更に特殊効果を付与することができます」
・ルビー[火属性に関する能力付与]小金貨1枚
付与可能内容
・火属性スキルレベル+1 金貨5枚
・火属性耐性+10% 金貨1枚
・サファイア[水属性に関する能力付与]小金貨1枚
付与可能内容
・水属性スキルレベル+1 金貨5枚
・水属性耐性+10% 金貨1枚
・エメラルド[風属性に関する能力付与]小金貨1枚
付与可能内容
・風属性スキルレベル+1 金貨5枚
・風属性耐性+10% 金貨1枚
・トパーズ[土属性に関する能力付与]小金貨1枚
付与可能内容
・土属性スキルレベル+1 金貨5枚
・土属性耐性+10% 金貨1枚
・ダイヤモンド[光属性に関する能力付与]小金貨1枚
付与可能内容
・光属性スキルレベル+1 金貨5枚
・光属性耐性+10% 金貨1枚
・アメジスト[闇属性に関する能力付与]小金貨1枚
付与可能内容
・闇属性スキルレベル+1 金貨5枚
・闇属性耐性+10% 金貨1枚
もう、金銭感覚が麻痺しそうだ。
「ありがとうございます。参考になりました!」
「じゃあ、いつか大人になったらまたいらしてくださいね」
「はい!」
大人になった頃にはおじちゃんはまだ働いているのだろうか。そんな事を思いながらお店を出た。
「取り敢えず防具もアクセサリーも買えなかったけど、後は食料かな…。」
食品売り場に行くと、肉や魚、野菜や果物まで様々な物が売られていた。
「うぅ、これはこれで迷うな〜」
どれがいいかも分からずに手当たり次第買っていく。
「あ、調理道具も必要かな?包丁やまな板、鍋や調味料も買って行こう!」
塩、胡椒などを買う。
「胡椒思ったより高かったな…。お小遣いがもう底をつきそうだ。」
買った物をアイテムボックスに入れた。
「あとは、ルーカスやウィルが買ってくれてると信じよう!」
そう思い、明日に備えて学園へ帰った。




