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第21話 魔法大会決勝戦

魔法大会3日目午後


「さぁ、いよいよやって参りました!決勝戦です!」


「ラファエルくんお手柔らかにね」

「ユカリさんこそお手柔らかにね」


「ユカリVSラファエル・シン・エモトァス!」


「試合初め!」


「シャドウバインド」

試合開始いきなりユカリが仕掛けてきた。


「エレメンタルプロテクト!シールドプロテクト!」

避けながらバリアを張る。


「グラビティ」

「うぉ!」


重力場に足を奪われた。

どうやらこの技はプロテクト魔法で無効化できないようだ。


「シャドウランス」


ユカリは黒い槍を放つ。


「ディバインパニッシュメント!」


避けながら魔法を唱える。


「きゃ!」

ユカリが大きく転んだ。


2対1でも全く動じなかったユカリが初めて尻餅をついたので、会場が騒ついた。


「ホーリーバインド!」

光の輪がユカリの体を捕縛する。


「はぁっ!」

ユカリが魔力を放出するとホーリーバインドが砕けた。


「え!あれって解除できんの?!」

「バインド系の技はより強い魔力の持ち主には通じないのよ」

「そっか、僕よりユカリさんの方が魔力値高いもんな…」


「シャドウバインド」

足元から伸びた影が足に絡み付いた。


「しまった!」

「シャドウカッター」


一か八か…

「ライト!」


最大出力でライトを放つ。

会場が光に包まれると、シャドウバインドもシャドウカッターも全て消え去った。


「そうだ、闇魔法は光魔法に弱い。光で影を消せるんだ!」

「あら、バレちゃった?」


「よーし、今度はこっちの番だ!」

「ホーリ…」

「降参」


魔法を放とうとした時、ユカリは手を挙げて降参した。


「え?」

「だから降参。相性が悪すぎるもの」


「一度降参しますと取り消しできませんが」

審判がユカリに確認をするが、ユカリは決心していたようだ。


「勝者!ラファエル!!」


「凄い!あのユカリさんを負かした!」

「ラファエル様素敵〜!」

会場から歓喜が溢れた。


「それでは、これにて魔法大会トーナメントを終了します!名前を呼ばれた方は担任の所まで行ってください!」


「ラファエル、ユカリ、シンシア以上。」


「なんだろ?」

「飛び級の話じゃない?」

「あー、そんな話あったね。」


そう言いながら、担任の元へと向かった。



「ラファエルくん、ユカリさん、シンシアさん、お疲れ様でした。これから飛び級試験の話をするのですが、受けますか?」


「ユカリさんはどうする?」

「そうね、楽しそうだし受けようかしら」

「じゃあ僕も受けようかな。」

「当たり前ですわ、ラファエル様はもう1年生の枠では収まらなくてよ?」

シンシアが横で会話を聞いていたようだ。


「シンシアさんは?」

「もちろんアタクシも受けますわ」


「では、試験について説明します。まず試験は2つあります。」

「なんか、試験って聞くとめんどくさく感じるね」

ユカリに同意を求める。


「まず、戦闘試験。2年生のA、B、Cクラスの中から対戦相手を決めます。そして、勝った後は筆記試験になります。」


「なるほど、実力と学力両方伴ってないと飛び級は出来ないのか。」


「Cクラスと対戦して勝った場合、Cクラスに。Aクラスと対戦して勝った場合Aクラスに飛び級できます。」


「あ、あの、先生。飛び級した場合いつからになるんですか?」


「翌年度末からです。1年生が終わると、そのまま3年生のクラスへと進級になります。」


「なるほど。」


と言うか、今気付いたんだけど、なんでシンシアがいるの?

「すみません、先生シンシアさんがいるのにどうしてヒルダさんはいないんですか?あとイレーネさんも」

そう、シンシアがいるならイレーネとヒルダが居てもおかしくないのに。


「そうですね、シンシアさんの場合筆記試験がクラス中トップクラスと言うのもあるので飛び級資格を得たんですよ」


シンシアがあからさまなドヤ顔をしていてウザい。


「ヒルダさんは実力はありますが、学力関しては真ん中くらいですので。」


ヒルダさんもしかして魔法使いなのに意外と脳筋キャラなのかな…。


まぁ、でもそれなら少し納得した。


「では、このリストの中から対戦相手を選んでください。」


「ラファエル様、もし確実に飛び級したいのであれば、下のクラスの方をお選びになった方が確実ですわ」


「んー、でも、折角AクラスなのにCクラスやBクラスには落ちたくないよなー」

「そうね、まぁ私たちならAクラスでも余裕でしょうけど」

「え?そうなの?」

「えぇ、そうね、私この人にしようかしら。」

「え、じゃあ僕はこの人と!」


シンシアのアドバイスを完全に無視していると悔しかったのか意地になった。


「わ、わたくしもAクラスの方と対戦を所望しますわ!この方でお願いします!」


「では、対戦は明日になりますので、時間になったら会場に来てください。」

「「「はーい」」」


こうして翌日の試験に向けて体を休める事にした。


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