第13話 座学
「では、魔法の授業をこれから始めます。」
先生が黒板に文字を書き始める。
「皆さんは魔法の属性が何種類あるかは、知っていますか?」
シンシアが手を上げた。
「はい、シンシアさん」
「火、水、土、風、光、闇の6種類です。」
シンシアにとって簡単すぎる問題のようだ。
「正解です。では、魔法の相性はどうでしょうか。」
シンシアは続けて答えた。
「水は火に強く、火は風に強く、風は土に強く、土は水に強いです。」
「正解です。ここで、特殊なのが闇と光です。」
「闇は火、水、土、風、全てに強く、光に弱い。逆に光は火、水、土、風に対し優劣がなく、闇に強いです。」
「ユカリさん、最強だね。」
「ラファエルくんには勝てないわよ」
2人でこそこそ話をする。
「また、魔法の属性は皆さんが受けている加護の妖精によって得意不得意が決まります。」
「火の妖精の場合、火が1番得意とし、次に風、水と土が苦手となります。」
「水の妖精は水が1番得意とし、次に土、火と風が苦手となります。」
「土の妖精は土が1番得意とし、次に水、風の精霊は風が1番得意とし、次に火が得意となります。」
「闇は闇以外が全て苦手とし、光は使うことができません。但し、闇属性の魔法は凄く強力となっています。」
「光は闇を全く使うことができず、他の属性はそこそこ使うことができます。」
「なんか、光って器用貧乏?」
「そうね、対闇だけの属性って感じね」
まぁ、元々戦うのは嫌いなのであまり気にしなくてもいいのかな。
「また、これらの魔法とは別に上位属性や混合魔法と言うものが存在します。」
「例えば、風の上位は雷、水の上位は氷等沢山あります。」
「先生ー!光と闇にも上位属性ってあるんですか?」
自分とユカリの上位が気になった。
「ありますわ、光の上位は神聖魔法、闇の上位は重力と吸収魔法と言われているわ。」
え、闇だけ2つも上位あるの?チートじゃね?
ユカリを見るとニタニタ笑いながらこちらを見ていた。
「まだ、上位については今後勉強しますので、これから基礎魔法となる魔法の勉強に入ります。」
ここからは家の図書室で読んだ内容と同じだった。
その後は算数の勉強で通貨の価値の勉強をした。
日本円に直すと大体こんな感じだ。
小銅貨=5円
銅貨=50円
小銀貨=500円
銀貨=5千円
小金貨=5万円
金貨=100万円
大金貨=1千万円
白金貨=1億円
今手元に小金貨2枚と銀貨5枚あるので、約125,000円持ってる事になるな。
子供に持たせすぎでは…?
その後は簡単な計算の勉強だったが、簡単だったので暇であった。
「折角の学園生活もこれじゃあ退屈に終わりそうだなー」
ユカリを横目に大きなあくびをした。




