第12話 初授業
今日は初めての授業だ。
みんなと挨拶して席についた。
「えー、では本日より授業が始まりますが、授業の前に班決めをします。」
どうやら、4人で一つのパーティを組むようだ。
取り敢えずユカリはどうせぼっちだろうから、ユカリと組むとして、あと2人はどうしよう。
「ユカリさん組まない?」
「え、いいの?」
「だってどうせぼっちでしょ?」
「うるさいなー」
辺りを見渡すと大体パーティが出来上がっていた。
「あ、あの子入れてもいい?」
「ん?良いんじゃない?」
ハリスだ。
あまりこの世界でモテる風貌ではないため、声をかけられずにいるみたいだ。
「ハリスくん、うちの班に入らない?」
「え、いいの?僕話した事ないのに」
「いいよ、まだ空いてるし」
「ありがとう」
少し照れくさそうに握手した。
「他誰入れようか?」
ユカリに聞いた。
「んー、あの子は?」
ユカリが指さしたのは青色の髪の大人しそうな女の子だ。
「あの子誰だっけ?」
「ほんと、女の子には興味ないのね。確かクレアって子よ」
見た感じ引っ込み思案な感じで、どこか転生前のユカリに似た雰囲気だった。
きっと、自分と重なって放って置けなかったのだろうか。
「クレアさん…だっけ?」
「え?」
「良かったらうちの班に入らない?」
「え、でも私なんか…」
「いいよ、あと1人空いてるし」
「じ、じゃあよろしくお願いします。」
よし、パーティは決まった。
「では、パーティが組めたら、この用紙を記入して下さい。」
渡されたプリントにはパーティメンバーと、パーティ名を記入する欄があった。
「名前どうする?」
「ラファエルくんが決めていいよ」
「えー、でもネーミングセンスないよ?ユカリさん決めてもらっていい?」
「私でいいの?」
「なんかそういうの得意そうだし。」
「分かったわ。」
ユカリはパーティ名を書くと、先生に提出しに行った。
「えー、では班が決まったのでこれから発表します。」
【龍の牙】
シンシア・フォン・マグリット
コバルト・ラ・カーペスト
カミラ・バーミリオン
イレーネ・メルトン
【蛇女王の眼】
ヒルダ・ベン・アウグスタ
ヘレン・カーネル
ヤージン・ムスタシオ
ブレダ・アーノルド
【一角馬の角】
マリア・エル・ロストヒルデ
ソル・ガネット
ダリス・ペント
マーリン・エンテロップ
【銀狼の爪】
エンデル・クレゼット
アマレット・ユーラス
メイサ・キルラテッド
モウラス・ヴェルナンド
【堕天使の翼】
ラファエル・シン・エモトァス
ユカリ
ハリス・ポートマン
クレア・ベルベット
堕天使の翼とかどんな厨二病拗らせてるんだよ。
「何か不服?」
「いや、ユカリさんに頼んだ僕が悪かったよ」
「では、これより授業を始めます。」




