表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/61

第9話 入学

今日は試験の結果発表日だ。


基本的に受からない事は無いみたいで、成績の良い順にA〜Cのいずれかのクラスに振り分けされるらしい。


「どこかなー…」


「あ!ラファー!」


聞き覚えのある声がした。


「ラキ!」


「ラファはどのクラスになったんだ??」


「まだ探してて…ラキは?」


「俺はBだったよ〜」


ん?あの子は…


「あ!あの子、Aっぽいね」


ユカリだった。


「あー、あの闇属性の!まぁ、魔法の威力はすごかったからなぁ」


ラキが少し複雑そうな顔をしている。


「ちょっとAクラスの欄見てくる」


ユカリの近くまで駆け寄った。


「1886…1886…」


「あそこよ」


ユカリが指をさした。


「あった!!教えてくれてありがとう!」


「いえ、あなたも私と同じクラスなのね。よろしく。」


挿絵(By みてみん)


「あの、君ってにほ…」


「ラファー!!」


後ろからラキが来た。


「Aクラスだなんで、さすがラファだぜ!」


くそ、肝心な話をしようとしたのにラキに邪魔された。


「それじゃ」


「ちょっと待っ…」


「あたしとあまり関わらない方が良いわ、貴方も好奇な目で見られるわよ」


それ以上は何も言えなかった。


「なんだ?あの女…ま、いっか。じゃあ、俺らも教室に行くか!」


「そうだね。」


僕とラキはそれぞれの教室へ向かった。


ガラガラ…


教室に入ると15人程の生徒がいた。


人見知りであまり目立ちたくなかったので、隅っこの席に座った。


チャイムが鳴ると先生が入ってきた。

40過ぎくらいの女性だ。


「入学おめでとうございます。私はAクラスを担当するミネルバ・パースキンです。ミネルバ先生と呼んでください。」


赤黒い髪で、風貌はどことなく某映画に出てくるマカ○ナガ○先生を彷彿とさせた。


「では、出席をとります。呼ばれた方は返事をしてください。」


1番アマレット・ユーラス

「はい」

2番イレーネ・メルトン

「はい」

3番エンデル・クレゼット

「はい」

4番カミラ・バーミリオン

「はい」

5番クレア・ベルベット

「はい」

6番コバルト・ラ・カーペスト

「はい」

7番シンシア・フォン・マグリット

「はい」

8番ソル・ガネット

「はい」

9番ダリス・ペント

「はい」

10番ハリス・ポートマン

「はい」

11番ヒルダ・ベン・アウグスタ

「はい」

12番ブレダ・アーノルド

「はい」

13番ヘレン・カーネル

「はい」

14番マーリン・エンテロップ

「はい」

15番マリア・エル・ロストヒルデ

「はい」

16番メイサ・キルラテッド

「はい」

17番モウラス・ヴェルナンド

「はい」

18番ヤージン・ムスタシオ

「はい」

19番ユカリ

「はい」


ざわざわ…


教室が騒ついた


「性無し?」

「孤児って聞いたぜ」

「噂の闇魔法使いか」

「なんでこのクラスにいるんだよ」


いろんな話し声が聞こえた。


「静かに!」


先生が声を上げると、教室に再び静寂が訪れた。


20番ラファエル・シン・エモトァス

「はい」


「以上です。皆は本日から共に勉強するクラスメイトになりますので、不要な争いは避け、お互い競い合って成長していきましょう。」


「はい」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ