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干支暦和は平凡な毎日と共にありたい。  作者: 朝水林次郎
俺の幼馴染は同居人と結ばれたい
5/34

総集編 麗しの和泉姉妹は幼馴染と謎解きがしたい。

8月。太陽が燦々と照り付け、蝉の鳴き声はその太陽の暑さに拍車をかける。町の人々を見れば家族でキャンプに行ったり、恋人同士で海に行ったり、いかにも夏を楽しんでいるようだった。

さて、そんな俺は今何しているかというと、絶賛金縛り中である。何を言っているのか分からない人のためにやさしく伝えると、つまり両手両足が何かによって押さえつけられ、身動きが取れないのである。

しかも、少し息苦しい。昨日はこんなことなかったんだけどなあ。いったん落ち着いて考えよう。


「あの、起きて―。起きろってぇ!」

 え、何?金縛りって声も聞こえるの?初めてのことでよく分からない。もし、慣れている人がいたらアドバイスを求めたい。とりあえず、この状況をよく知るために、目だけは開けたい。でも、グロテスクな感じだったらもう二度と目が開けられなくなるよなぁ。ちびっちゃうぜ。こういう時ってどうすればいいのかな。少ない脳に刻まれた記憶を頼りにする。うーん。


「はやく、起きろって~朝ごはん食っちゃうぞ~」

 この声は!女の子か?しかも、この声の高さ…中学生だな。

 うわ~女子中学生の幽霊とか怖すぎるよ~。あ、そうだ。確か、幽霊って下品なことに弱かったような。仕方ない、やるしかないようだ。変なところに変なタイミングでスイッチが入る男子大学生がここにいた。


「おっぱい、揉んでやるぞこのやろー!」

「きゃあ!」


 勢いよく目を開けると同時に、両手の枷がほどけ、ここぞとばかりに手を伸ばす。

 誤解されると困るので、神に誓って言わせてもらう。俺は中学生に興味はない。

 そこにあった景色は、決して幽霊案件のそれでは全くなく、完全に3次元で起こった事件だった。


「な、なぜ妹のおっぱいを触る!」

 彼女の名は和泉皐生。

「な、なぜ勘違いしそうなことを言う!俺はお前の兄じゃない!」

 向かいの中学校の3年生で、俺の恋人の妹だ。


「そこを問題視しているお義兄ちゃんの方が問題だよ!」

「これは、事故だ!」

「いいえ、懸案事項リストに載せさせていただきます。」

「それに、悩むことじゃないだろ。」

「まあ確かにそうなんですけど。」

「あ、肯定しちゃうんだ。」

「たぶん、クラスの女の子をみんな校庭にだして、おっぱい計ったら、私が一番だと思うし。」

 何で校庭に出す必要があるんだよ!

 現に、若干呼吸がしづらかったのはおっぱいのせいかもしれない。

「そう、つまり私は、クラスのおっぱいの皇帝なのだ!」

「あーそう。シーザーなのか。」

「そう、シーザードレッシングなのだ!」

「いや、シーザー違いだよ!」

 俺以上の馬鹿がここにいた。

「というか、和泉妹よ。」

「何でしょうか?」

「何で服着てないの?」

「そりゃ夏だから」

「そっか~夏だもんなって、こら!」

 ポカっと頭を殴った。漢字で書くと怖さが出てしまう。

「いたーい!何すんのお義兄ちゃん!」

「中学生の女の子が、裸のまんまで男の人の部屋に入っていいわけないだろ!」

「あれ、もしかして欲情しちゃった?浴場まで、連れていこうかと思っちゃった?」

「そんなこと思うか!いいから、さっさと服着ろ!」

「はいはーい分かったよ。」


 ようやく部屋から出た和泉妹。時刻は7時半を過ぎた。


ようやく部屋から出た和泉妹。時刻は7時半を過ぎた。

「やばいなあ。」

 パジャマから、私服に着替え、それから部屋を出てダイニングに向かった。すると、1人の女性がキッチンに立っていた。


 彼女は、和泉弥生。小学生時代、よく遊んでもらった2歳年上の彼女だ。ガールフレンドって意味の彼女だ。いつも、彼女が家事全般をやってくれる。ただ、料理だけは、あまりやらせたくない。それこそ、料理は和泉妹の方が上手である。だから、さっきまで和泉妹がいたということは、弥生さんが作っていることになる。


「おはよう。」

「あ、おはようございます!今、目玉焼き作ってて…」

 ボンッ。

「え?」余りにいきなりの爆発に、目を覆うことしかできなかった。目を開けると、弥生さんが小麦粉まみれになっていた。いやいや、ツッコミどころが多すぎて、何も言えねえ。


「や、弥生さん!大丈夫ですか?」

「ゴホンっだ、大丈夫ですよ。」

「絶対大丈夫じゃないよね!とりあえず、お風呂場行こうか。」

「あ~!お義兄ちゃん!私は浴場まで連れてかなかったくせに~やっぱりお姉ちゃんが大好きなんだ~というか、お姉ちゃんどしたの?」

 着替えが終わって部屋から出てきた妹が、なんか戯言を言っている。無視して、浴場に向かう。

決して、欲情なんかしてないからね!扇情的だからってすぐ欲情するわけないじゃんか!


「私は、これから戦場に向かうわ。」

「何言ってるの?和泉妹!」

「その呼び方止めてよ~ちゃんと名前あるんだからさつきちゃんっていうなま」

「私は、洗浄に向かうわ。」

「お姉ちゃん!最後まで言わせてよ!」

「俺は、船上パーティーに向かうぜ、朝ごはんはそこで食わせてもらう!」

「それは困ります!今日はうまく出来たので!」

「いやいや、目玉焼き爆発させたよね!?」

「それ以外は、うまく出来ました!ごはんとか、味噌汁とか!ちゃんと風呂入るので、出たらみんなで食べましょう。」


 それから、10分ほどシャワーを浴びている。その間特に話題がなかった俺と和泉妹…じゃなくてさつきちゃんとの間には気まずい空気が流れた。

 そんな中、口を開いたのはさつきちゃんだった。


「そういえば、昨日、学校行ったんですよ。」

「ほう、それはどうして?」

「呼び出されて。」

「先生にか?」

「まあそれはいいんだけど。」

 いや良くはないだろ。

「それでね、帰りに下駄箱の扉を開けたの。そしたら、これが挟まってて。」

 見せられたのは、1枚の紙。大きさは、便せんくらい。


「おれは、おまえがすきだ?」

 ガラガラガラ、ガタン。

 音の鳴る方を見てみると、そこにはタオル1枚の弥生さんがいた。どうやら、携帯を落としたようだ。

「え、え、え、え?ちょっと、よ、よみかず君?そそそれって、どどどどういうこと?」

 動揺が激しい弥生さん。その、動揺ぶりはいきなり猿が童謡を歌いだすのと同様だ。


「その、ギャグにもなってないの辞めてもらっていいですか?」

 ガチトーンのダメ出しが、さつきちゃんから言われた。せっかくの楽しみなんだから、好きにさせてくれよ。


「ああ、これのことだよ。」

 その便せん大の大きさの紙を手渡す。

「ただの数字にしか見えないんですけど…それと、記号?」

 ちょっと、勘弁してよ~。一応はあのおじいちゃんのアシスタントしてたんでしょ?


「アシスタントはしましたけど、お茶を出すくらいで…料理もやるって言ったんですけど、頑なに断られちゃいまして。どうしてなんでしょうか?」

 本気なのだろうか?本気で今までの料理で失敗はなかったと言い切れるのだろうか?天然なのかバカなのか、とりあえずポジティブなんだなということで気を落ち着かせる。

「じゃあ、和泉妹よ。答えを教えてやれ!」

「これ食べたらね。」

 気付くとさつきちゃんは、キッチンに立っていた。


散らかっていたキッチンはきちんと片づけてあり、彼女はフライパンで目玉焼きを作り直していた。やはり、お姉ちゃんが料理下手のおかげか中3ながら、様になっていた。

「いや、目玉焼き程度でそこまで褒められても…ほら、できたよ。」

 見た目は、完全にプロの領域だった。見ただけで半熟かどうかが分かる。嗅いだだけで、おいしいってわかる逸品だった。


「目玉焼きってそんな匂いするっけ?」

「さあ、いただきましょう。」

 やはり美味だった。幸いにもご飯はしっかり炊けていたし、味噌汁も味噌の味が濃すぎるにとどまった。

「さっきから、私のご飯だけ厳しすぎませんか?なんか妹びいきが激しいというか…」

「何を言うか。少しでも上手くなってほしいという願いからついつい言ってしまうだけだ。本当に好きなのは、弥生さんのに決まっているじゃないか。」

「ほ、本当…ですか!?」

「だまされないで、お姉ちゃん。ごまかそうとしてるだけだから。」

「そ、そそんなことはなないぞ。」

「ほら、動揺した。」

 お姉ちゃんと同様に。とにやりとしながら付け加えたさつきちゃん。


「ごちそうさまでした。」

 皆で声をそろえて、挨拶をする。半年前にはなかった光景だ。


「それにしても、お義兄ちゃん。キッチン汚いよ~」

「そんな汚かったか?」

「汚いというか、ボロボロ。引き戸なんか勢いよく開けたらそのまま取れそうだし…」

「そうですね…このアパートも築30年ですからねえ。リフォームしませんか?私、そういうのは得意なんですよ!」

「後々な。今そんなにお金ないからさ。ただでさえ、今のご時世相談所なんて誰も来ねえよな。」

 はは。ネットがあるし。

 苦笑いを浮かべるしかなかった。


「それより、さっきの便せんだけど…」

「ああ、あれからずっと考えていたんですけど…やっぱり分からないです。」

「では、負傷私が教えて差し上げましょう。」

「いつから負傷してたんだよ!」

「すみません。不肖です。」

「まず、それを読み上げてよお姉ちゃん。」

「え?あ、はい。えーと。

『15、94、61、15、71、14、21、33、22、41』

 です。あと、21と41に濁点がついてます。」

「さて、ここで問題です。濁点を使用する言語は何でしょうか?」

 クイズ番組の司会者のように、椅子の上に立って手を弥生さんに向け問いかける。

「うーん。日本語でしょうか?」

「大正解!」

 ちなみに、これはただの薀蓄になるのだが、ドイツ語の文字の上に付く点は、ウムラウトという。


「ということは、この文章は日本語だっていうのは分かる?」

「はい!」

「じゃあね、次は数字なんだけど、1の位を見てくれる?」

「5、4,1,5,1,4,1,3,2,1。あ!全部5までの数字です!」

「そう。だから、一の位は、ローマ字でいうところの母音に当たるんだよ。」

「でも、それってたまたまそうなっただけじゃないの?」

 さすがの弥生さんも少し疑問に思ったようだ。もう少し黙って見てみよう。


「そうかもしれない。確かにそうだな。あれ?そうかも。ちょっと待ってわかんなくなっちゃった。助けて、お義兄ちゃん!」

 そういえば、俺以上のバカだった。

「押されちゃダメだろ、出題者が。」

「じゃあ、バトンタッチ!」

 椅子から飛び降りて、ハイタッチ。あぶねえよ。


「じゃあ、もしもそのまま数字を見たとしよう。するとどこかおかしいところはないか?」

「いや特には。」

「即答するな!自信もって堂々と間違えるな!91っておかしいだろ。日本語のひらがなって、90個もないだろ!」

「そうでした。てへ☆」

 てへ☆じゃねえよ!可愛いけど!写真撮りたかったけど!


「だから、その一の位は母音っていう解釈は合ってるんだよ。」

「なるほど。」

 大きな相槌を打つ弥生さん。

「じゃあ、当てはめてくよ。一の位が母音ってことは、十の位は子音だから。さつきちゃん、50音表ある?」

「うん!あるよ!学校に。」

「学校じゃねえよ。手元にあるかって聞いてるんだ!」

「じゃあない。」

「はあ。使えねえな。」

「何~⁈ちょっと待ってろよお義兄ちゃん!」

 猛ダッシュで外に飛び出した和泉妹。ま、まさか中学校まで取りに行ったというのか!確かに家の真ん前だけど。


「…だっだっだっ。たっだいま!」

 速え―よ。今世界記録が更新されたよ!

「これで満足だろ!」

「うん…ありがとう。」

「じゃあ、ちょっと寝る。」

「寝るな。」

「ZZZ…」

「もう寝たのか!?」

 寝るのも世界新記録だよ。


「じゃあ、弥生さんこれ見て。」

「15は、ア行の5番目。だから…『お』。」

「94は、ラ行の4番目。だから…『れ』。」

「61は、ハ行の1番目。だから…『は』」

「さっき言った通り、15は『お』。」

「71は、マ行の1番目。だから…『ま』」

「14は、ア行の4番目。だから…『え』」

「21は、カ行の1番目。だから…『か』そして、濁点があるから『が』」

「33は、サ行の3番目。だから…『す』」

「22は、カ行の2番目。だから…『き』」

「41は、ハ行の1番目。だから…『た』そして、これも濁点があるから『だ』」

「それで、『おれはおまえがすきだ』になるんですね。やっとわかりました。」


「これくらい良くあったと思うんだけどなあ。」

「幸助おじいさんがすごかったんです。私はいつも自分の無力さを感じていました。」

「そうだったんだ。おーいさつきちゃん終わったぞ~!」

 もうすでに爆睡中だった。口からはよだれが垂れてたし、服ははだけておなかが思いっきり露出してたし、何というかもうおっさんだった。


「早く起きろよ~」

「…ひょーすけくーん、でへへ。」

 寝言だった。ひょーすけ君とは誰なんだろう?

「ああ、その子なら知ってますよ。隣のおうちの咲楽さんいるじゃないですか?」

「ああ、うん。」

「息子さんみたいですよ。」

「え?でも、1回も見たことないよ?」

 忘れてしまっただけかもしれないが、それでも記憶にはないものだから仕方ない。

「そりゃそうですよ。まだ死んでな…は!何でもありません。」

「何々?今なんて言った!」

「引っ越してないって言ったんです。お母さんの単身赴任みたいな感じらしいので。」

 ああ、そういうこと。何か大事なことを言われたような気がしないでもないが…


「・・・ふう。」

「しかし、よくこんな回りくどいこと考えたもんだな。」

「そうですか?」

「だってさ、素直に言えばいいじゃないか。好きなら好きって。この差出人不明の手紙みたいなのじゃなくて。」

 後ろをぺらっとみると、下の方に小さく文章が書いてあった。


「あれ、差出人書いてあるじゃないですか。見落としましたね。」

 鬼の首を取ったようにニヤリとする弥生さん。そのしたり顔、姉妹でそっくりだ。

 スルーして読むと、どうやらこれもまた、謎解きのようだ。

『海無し 山なし 幸も無し』

「うーん。こればっかりは、クラスメイトの名前を知らないとなあ。」

「そうですね。あ!起きましたよ。」

「ふわ~。お姉ちゃん分かった~?」

「うん!もうわかったよ!」

「それはよかった。それでさ、差出人分かった?」

「え?何でそれで悩んでるってわかったの?」

「いや、そこまで言ってないんだけど…本題がそっちだからさ。」

「そうだったのか。じゃあ、クラスメイトの名前を少しあげてくれ。特に都道府県の苗字の子。」

「え?よみかず君もう察しがついたの?」

「まあね。」

「あーそう?じゃあ、とりあえず名前あげるから。」

 ちょっと紙貸して?

 いや、神化は無理だ。

 神化してなんて頼んでない。

 お前ツインテールしなきゃいいだろ。

 髪貸してとも言ってない!どういう聞き方したらそうなるの⁈


「はあ。耳の悪さはこの世界でも随一だよね。その便せんをよこせっつってんの。」

「そんなイライラすんなよ。」ほらよっと渡した。

「え~と。」

 書き上げたのは6人の男子。

 青森あおもり将太しょうた。

 熊本くまもと優すぐる。

 長野ながの国くに雅まさ。

 山梨やまなし幸こう哉や。

 山梨やまなし昭しょう佑すけ。

 琉球るたま潔きよし。


「じゃあ、決まったな。おめでとう。」

「え?え?いやいや、分かんないんだけど。」

「そうですよ、よみかず君。ちゃんと説明してください。」

「はあ。じゃあ、まず文章の『海無しやまなし幸も無し』だけど、」

「うんうん!」

 ノリノリで聞いてくる和泉姉妹。


「海無しってことは、海無し県てことだろ?」

「海無し県?」

「海に囲まれてない県のことですよ、さつきちゃん。」

 こそこそと言ってるようにしているのかもしれないが、ダダ漏れである。


「…はあ。ということは、苗字を見ると、長野君と、山梨君×2に絞られる。」

「なるほどお。」

 手を打ち大きくうなずいてくれるのはうれしいが、もうちょっと自然にやってくれないかなぁ。

「次に、やまなしだけど。」

「はいはいはい!それ分かりました!」

「…えぇ。じゃあ、弥生さん。」

「がんばれお姉ちゃん!」

「うん!」

「一つだけ、なしが漢字じゃないので、怪しいと思ったんです。これって、山梨君ってことですよね!?」

「はい、大正解。」

「よし!」


「これで、二人に絞られました。山梨昭佑君と、山梨幸哉君。」

「あ!はいはいはい!わかった!」

「はい、さつきちゃん。」


「幸も無しってことは、『幸』っていう字が入ってないってことでしょ!と・い・う・こ・と・は!」

「はい。正解は山梨昭佑君です。」

「いいいいいいやったーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 アパート中に広がる声で、今にも鼓膜が破れそうだった。うるせえよ。

「じゃあ、急いで昭佑君のところ行ってくる!」

「あーい。」

「昼までには、帰ってきてよ~!?」

「了解です!」


ビシッと敬礼をし、恋盛りな少女は昼の街に繰り出していった。


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