第一話 な、何でこんなに頭が痛むんだ!?
変なお話になる気しかしない…w
楽しんで読んでいただけると嬉しいです!
誤字等がありましたら教えていただきたいです!
踏み外して階段から落ちた。死ぬのを覚悟したその瞬間、知らない記憶が蘇ってきた。いや、これはどこかで…そう思ったとき、頭を打って気絶した。
起きたら3日後だった。
え、生きてる。良かった…またあの時みたいに死ぬかと…………あの時…?あ、そうだ…!落ちる時に…痛てて…頭が痛い…
「リリー、大丈夫?」
「どこか痛いのか?」
「心配したんだよ!リリー」
『お母さまお父さまお兄さま…』
みんなに心配をかけてしまったようだ。
『心配していただきありがとうございます。頭が少し痛いけれど大丈夫です。ご迷惑かけてしまってすみません』
「迷惑なんてかかってるはずないわ」
「もう少し寝ていろ。安静にな」
「心配するのは当然でしょ。家族なんだから!」
『家族………』
家族という言葉に馴染みがないのはなぜだろう。痛っ…また頭が…
『ありがとうございます。ではもう少し寝ていますね。頭が痛いので』
「ええ。なら私達は居ないほうがいいわね。おやすみ」
『おやすみなさい』
パタン《扉の閉まる音》
きっとぐっすり寝て、起きたら頭も痛くなくなっているだろう。
気まぐれ投稿するタイプなので連載が結構遅れるかもしれません。すみません…。