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ジャスティウイングの運命(16)


 次元帝国マーガツが地球侵略を再開する!

 超古代文明バードピアの残滓からそう告げられた天沢創!

 未曾有の危機に授けられた力とは何なのか!?


「……なんてリアルな夢だ」

 天沢創は冷や汗をかきながらベッドから身を起こした!

 ふと部屋を見渡すと奏が創を見つめていた。

「奏さん?」

 奏の様子がおかしい。

 奏の視線の先を見るとベッドの片隅に子供らしき人間が眠っていた。

「……俺は何も知らないぞ」

 ベッドの片隅に知らない子供がいる。奇妙な状況に創は混乱した。

「……私にも創さんが何も知らないことはわかっています。部屋の出入りをした形跡は私以外に存在しなかったから」

「……」

「創さんが突然悲鳴をあげたと思ったら、ベッドの片隅に子供が眠っていたの」

 突然のミステリーに二人は首をかしげるばかりだ!

「……どう説明すればいいんだろう」

「……小野寺博士に聞いてみましょう」

 奏はとりあえず小野寺伊織に国際電話をかけることにした。

「……もしもし、小野寺博士」

 しかし、電話越しの小野寺伊織は慌てた様子だった。

「奏ちゃん!大変なの! 次元帝国マーガツが地球侵略を再開するって!」

「私も数時間前にバードピア文明の人にマーガツが侵略を再開すると聞かされました……そんなことより大変なことが起きたのです」

「大変なことって何!?」

 奏は天沢創の部屋に起きたことを説明した。

「……何が起きたのかは分からないけど、日本に戻ってきなさい」

 小野寺伊織にも創と奏の身に起きた出来事は理解の範疇をこえているようだ。

「うーん」

 奏の電話の様子を見守っていた創はベッドの片隅に眠る子供の異変に気づいた。

 子供が目を覚まそうとしているのだ!

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