6-5
それにしても128名もよく集まったなと思う。
勝てば高額、負けても高額。
リスクが大きいんだが•••
まっ、人のことはとやかく言えないんだが•••
みんなギャンブルに狂ってるとか?
さすがに20代は少ないと思われるが男女ともに年齢はバラバラかな。
みんなギャンブルが好きなんだね〜え。
食後はあまりゆっくりとはしてられない。
午後1時より再開なので慌ただしく別館に戻ることになる。
鉄野郎は自分の対戦がいつになるだろうかと気を揉んでいたが、自分の番号である121を呼ばれたのは16回目の最終対戦だった。
Bブロックで9割ほどがスキンヘッドになってるおじさんとの対戦になった。
胸のゼッケンは7番。
ひょっとするとまだ40歳になってないのかもしれない。
お肌のツヤが良いように見える。
たま〜にそんな人っているよね。
対戦担当のスタッフからカードを受け取った。
銅板でできたカードだ。
グーが2枚、パーが2枚、チョキが2枚の計6枚。
これを使って対戦していく。
2回勝てば勝者となって次の対戦に進むことができる。
参加費用は百万円。
勝者には百万円の賞金。
つまり負けたなら百万円の損失でここで脱落。
勝てたとしてもプラスマイナスはゼロ。
第1ゲームはあまりうま味がない。
それでもここをクリアできなければ次がない。
そして128名の半分、64名が脱落。
勝った64名が次のゲームに進むことになる。
ここではまだ勝ち逃げ逃げをする者はいないはずだ。
さぁ、どうする?
手元には銅のカードが6枚。
まず何を出せばよい?
迷うんだが1枚目は気楽にだ。
各ブロックにはシーブレスの担当スタッフが2名ずつついている。
不正がないかの監視やゲームの指示を出したりするためだ。
on your mark(勝負開始)と始まった。
鉄野郎は直感で1枚のカードを目の前のテーブルに置いた。
7番のおじさんはget set(制限時間いっぱい)と言われるギリギリまで粘った。
熟考時間は90秒。
長いのか?
短いのか?




