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億の金を欲しくないか?→底辺ギャンブラーの挑戦  作者: 弁財天睦月
「ジャンケン」

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84/201

6-5

それにしても128名もよく集まったなと思う。

勝てば高額、負けても高額。

リスクが大きいんだが•••

まっ、人のことはとやかく言えないんだが•••

みんなギャンブルに狂ってるとか?

さすがに20代は少ないと思われるが男女ともに年齢はバラバラかな。

みんなギャンブルが好きなんだね〜え。


食後はあまりゆっくりとはしてられない。

午後1時より再開なので慌ただしく別館に戻ることになる。


鉄野郎は自分の対戦がいつになるだろうかと気を揉んでいたが、自分の番号である121を呼ばれたのは16回目の最終対戦だった。

Bブロックで9割ほどがスキンヘッドになってるおじさんとの対戦になった。

胸のゼッケンは7番。

ひょっとするとまだ40歳になってないのかもしれない。

お肌のツヤが良いように見える。

たま〜にそんな人っているよね。


対戦担当のスタッフからカードを受け取った。

銅板でできたカードだ。

グーが2枚、パーが2枚、チョキが2枚の計6枚。

これを使って対戦していく。

2回勝てば勝者となって次の対戦に進むことができる。

参加費用は百万円。

勝者には百万円の賞金。

つまり負けたなら百万円の損失でここで脱落。

勝てたとしてもプラスマイナスはゼロ。


第1ゲームはあまりうま味がない。

それでもここをクリアできなければ次がない。

そして128名の半分、64名が脱落。

勝った64名が次のゲームに進むことになる。

ここではまだ勝ち逃げ逃げをする者はいないはずだ。


さぁ、どうする?

手元には銅のカードが6枚。

まず何を出せばよい?

迷うんだが1枚目は気楽にだ。


各ブロックにはシーブレスの担当スタッフが2名ずつついている。

不正がないかの監視やゲームの指示を出したりするためだ。


on your mark(勝負開始)と始まった。

鉄野郎は直感で1枚のカードを目の前のテーブルに置いた。

7番のおじさんはget set(制限時間いっぱい)と言われるギリギリまで粘った。

熟考時間は90秒。

長いのか?

短いのか?



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