登場人物紹介
闇騎士リデ
今作の主人公。勇者ジンの旅路における『汚れ仕事』を担当していた騎士。あどけない少年顔に低い身長だが、26歳立派な大人。もう必要無いからと勇者一行を追放されたが、仕事内容が内容の為、そんな日が来るとは身構えていたので文句は無いし、仕方なしと思っている。
あらゆる事情に精通し、あらゆる手段で目的を遂行して、勇者一行を補佐して来たことから闇騎士と呼ばれ、魔族からは『勇者の毒刃』という名前が広がっている。
魔界との最前線となる街、リスティアに辿り着く勇者との旅路の中で、多数の女性とも関わりを持つ情愛中毒者でもあるが、あくまで遊びでそれきりの関係でお互い了承して関わっているものの、女性側が『忘れろなんて酷い』と言うくらいに深く愛する為、再会を望む女性が多い。
追放後、旅路で人間による悪事やらがまた再発しているのを見てしまい、故郷に帰る傍らそれらを撲滅する事を決めるが、その旅路は女性との再会との旅にもなる為、前途多難が見て取れる。
女魔剣士ヴァルス
リデが勇者パーティを追放される3日前、第一次魔界遠征で勇者一行と戦った、魔王の配下の剣士。褐色肌にグラマーな体。実力はナンバー2か3らしいが、もう1人の魔族の調子次第で変わるらしい。
死闘の果て、リデに心臓を貫かれたが生きており、魔王の配下を辞職し、人間界で職探しして静かに暮らそうとしたが、リデと会合し、職探しの傍同行する中、宿で関係を持ちその愛し方の凄まじさに堕ちてしまう。
普段着は開襟シャツにチノパンだが、戦闘時はビキニアーマーになる。ただし、それ事態が自らの体表から生成された物であるため、実際は全裸である。
全裸である。
勇者一行
勇者ジン
魔王討伐の為に選ばれた勇者、リデのパーティ追放を決めた張本人。旅路の中で幾度も政敵に命を狙われたり、失敗をなすりつけらそうになるのをリデに救って貰い、非常な決断や暗殺もお願いしてしまった責任を感じ、魔王討伐はリデの力を借りず、リデがもう戦わなくていいようにと追放した。
追放の際に、リデの剣を綺麗に研ぎあげて渡してあげた。
僧侶リファ
勇者パーティの僧侶、旅路で、ある貴族子息と無理矢理に婚姻を迫られたところ、リデが子息の犯罪を調べ上げ法廷送りにしてもらった恩がある。
感謝しており、追放の際はキツい口調で突き放して辛かった事を吐露している。
追放の際、売ってよし、使ってよしの自製治癒薬の瓶を嵌め込んだベルトを処理しといてという名目で渡した。
魔法使いエド
勇者パーティの魔法使い、リデの情報網による政敵の選別に感嘆し、ヴァルスとの戦闘の凄まじさから男泣きしてしまった魔法使い。リデの傷だらけの姿を見たく無いからと追放に賛成する。
追放の際に、杖を新調する為貯めていた全財産を路銀として渡した。
王国関係者
聖女騎士隊副隊長 エルマ
勇者の旅路の中で、リデに恨みと恐怖を抱いてしまった女性。時の隊長が、勇者を叱責し嬲っただけでなく決闘を申し込み、リデに無惨に負かされて裸体で旗に括り付けられ、市街引き回しにしたのを目の当たりにしている。その時から恨みとトラウマを抱えているらしく、凄めば竦み上がってしまう体になってしまった。
隊長
その昔、勇者ジンを口舌で嬲った女騎士。リデに負かされた後、裸体で旗にくくりつけられ、市街引き回しにされた。名前、現在は不明。
リスティア辺境伯アスラ
リスティア周辺を統治する辺境伯。リデが聖教会の腐敗を取り締まった事を感謝し、見逃していた事を詫びた。




