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56話

次の日、俺はテウスの元に来ていた。


「無事に岩イノシシを討伐してきたぜ!」


「トリス兄ちゃん、おめでとう!じゃあさっそく五色鳥のところに行きたいところなんだけど、五色鳥について先に説明しておく事があるから聞いて欲しいんだ」


「ふむふむ」


「まずは五色鳥の生命の炎について説明するね。生命の炎は無痛死とも呼ばれていて、痛みがなくただ死んだという実感だけ残す精神的にやられる技なんだ。相当精神力が強くなければ心がやられるからね!」


「わかった」


「次に五色鳥には4匹のお供鳥がいるんだ。レッドファルコン、ブルーオウル、ホワイトイーグル、ブラックホークの4匹!お供鳥達の強さは死獣クラスの強さでそれらを束ねる五色鳥はもっと強いからね」


「ふむふむ」


「今ブルーオウルがいなくてお供鳥も五色鳥も暴走しているんだ。それで今回手伝って欲しい調査の事なんだけど、トリス兄ちゃんにはお供鳥達の相手をしてもらいたいんだ」


「ふむふむ」


「五色鳥の調査をしたいんだけど、いつもお供鳥に邪魔されて1人だと調査が捗らないんだ。トリス兄ちゃんがお供鳥達を足止めしている間に僕が五色鳥を調査しようと思ってる」


「わかった」


「五色鳥もお供鳥達も転生して死ぬ事はないから思い切ってやっても大丈夫だからね」


「わかった」


「何か質問はある?」


「五色鳥のところに王のリンゴ『オウリン』があるって聞いたんだけど、テウスは見た事あるか?」


「あるよ。五色鳥達の宿り木がその木だよ」


「そうか。それは簡単に採取出来る感じか?道具屋の人に持って行こうと思ってるんだが」


「多分大丈夫だと思うけど、まずは調査優先でお願いしたいな」


「わかった。質問は以上だ!」


「それじゃあさっそく行ってみようか」


「おぅ、よろしくな」


「よろしく!お互いに無茶はしないようにね!」


「おぅ!」


こうして2人は五色鳥のいる死の山に向かった。


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