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30話

次の日

〜〜〜

俺は朝早く道具屋の親父さんのところに会いに行き打ち合わせをして、その後窓からギルド長が来るのを待っていた。


「きた!」

俺は勢いよく外に出てギルド長を呼び止めた。

「おはようございます。ギルド長さん、ちょっと相談したい事があるんですけど、少しお時間よろしいでしょうか?」


「おはようございます。少しくらいであれば大丈夫ですよ」


「それでは、こんなところではなんですので家に上がってください」

ギルド長を家に招き入れ、一階の客室に通した。


「まずは昨日さっそくですが、ミノタウロスを討伐してきました」


「早いですね。お見事です」


「ありがとうございます。そして残党の盗賊達も全員捕まえてきました」


「それでは迷宮ダンジョン周辺は安全になりますね」


「そしてここからが相談になりますが、その捕まえてきた盗賊達を死刑にならないようにしてもらえないでしょうか?」


「それは無理な相談ですね。死刑にしない盗賊達はどうするつもりですか?」


「それは私が雇い入れて生活を保証します。この国は慢性的に薬草が不足しております。今までは私が薬草を採取していたからなんとかなっていましたが、最近はまた怪我人が増えてきたという噂も聞いております。彼らには薬草の採取をしてもらい奉仕してもらうつもりです」


「たしかにそれならば・・・ですが、私の一存で決めれる事でもありません」


「では道具屋の親父さんと一緒に国王様に直訴してもらえないでしょうか?道具屋の親父さんには先に話を通してあります」


「準備万端という事ですか。それでは夕方に国王様に謁見できるように手配しておきます。それまではトリス様も色々準備する物もあると思いますので、私はこれで失礼させてもらいます」


「ありがとうございました。お願いします」

ギルド長は家出てギルドに入っていった。


「よし!これからが本番だ!気合い入れていかないといけないな」

こうして夕方までいろいろと仕込みをしながら時を過ごした。


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