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世界史 人間史 神話史 、

今から約千年前、イエス・キリストが生まれてから千年後に神仏に対し、ある天敵が生まれた。

その名は「ディアーブ」。神仏と相反する力を持った俗にいう悪魔、日本では妖怪の類だ。

ディアーブと神仏の戦いは凄まじく、人間の世界に多大な災害を引き起こした。

神仏からの恩恵を受け取れず、このまま行けば絶滅の危機に瀕すると察した当時の人間たちはある決断をした。


我々が神仏と共に戦い、この戦争を終わらそうと考えた。


しかし、それはとても浅はかな考えだった。人間とディアーブとのまえには、歴然とした力の差があった。

一万の軍隊に対し、一体のディアーブの片手の戦闘力にも及ばない。片手一振りで何万の軍隊が壊滅させられた。それほどの差があった。


そんな中、さらに悪いことがおこった。

今までディアーブ達は人間を敵として認識をしていなかった。

だが、彼らは人間を敵として判断してしまった。

何百ものディアーブ達が人間が多く住む各地の首都に現れ、世界人口の7割が消失した。絶滅の危機に瀕した人間は二つの派閥に割れた。


一つ目の派閥は神核派(シンカクハ)、このまま神と共に戦い、ディアーブを絶滅させるか神と共に朽ち果てて消滅するかどちらかになるまで最後まで戦い尽くそうと考える者たち。


そして、二つ目の派閥の邪神核派(ジャシンカクハ)は神格派とは真逆の考えをもってい。

神と共に生きるのではなく、ディアーブと共に神と戦うと考える者たちだった。

彼らはこの戦いは神によって人間にもたらされた史上最悪の災害、「悪夢の往来」と表現しており、ディアーブたちに敵意を見せず、逆に仲間になることで人間を存続させようと考えていた。

そのため、数々の神殿が彼らにより壊され、人間だけでなく神でさえ危機に瀕する事態に陥いってしまった。もう終わりだと思われた。

しかし、こんなところで終わるほど神も人間も落ちぶれてはいなかった。

ついに、神々は最終手段にでたのだ。


それは神々からその使いに至るまでの伝説の存在と人との融合だった。


神と人、本来決して同一の存在にならない物が一つになったのだ。神の力は人の肉体を得ることで安定していなかった存在が安定し、より強力なものとなった。


それを一番始めに行い、だれよりも大きな力を得ることで、神との力と密接な関係をしめし、絶大な力を手に入れたのが「トラサンデ13支族」。後に最強にして絶対なる勇者と言われる者たちだ。


まず彼らは、危険分子である邪神核派を一掃し、人間たちを一つにまとめた。その後、彼らは最前線にたち圧倒的な力で敵を薙ぎ倒し、万物に一筋の光と希望を与え、人間たちを奮い立たせた。

それにより、形成を逆転できた人間と神々はディアーブ達を圧倒していった。

それにより、人間と神々は勝利を獲得した。生き残ったディアーブ達は、自分たちの世界である邪凍界(ジャトウカイ)へ逃げたのだった。


だか、そんな事があってもディアーブ達は諦めていなかった。

彼らは神々が人の肉体を得ることで存在が安定したのを知り、独自的に肉体を生成することでさらなる力を手に入れた。

その力をを使い、今だ人間界に現れては暴れるということを繰り返すようになったのだ。そして、人間の世界の氷の大陸「南極大陸」を拠点として乗っ取られらた。


当初は出現場所が特定できず、多くの死者をだしたが、人間たちも六百年後に、神の力ではない独自の力である「人神術(ジンシンジュツ)」を身につけた。

これは神と融合しなくても神の力には劣るが、似たような力を使える人間独自の力だった。

これにより、特定の者しか使えなかった力は多くの者が使用可能となり、彼らの出現場所を出現前に特定できるようになった。

そのおかげで、生存率は大幅に上がり、人口も回復している。

それにより、人間は「国」という大きな存在の意識がまた大きくなった。

これは分裂したという意味ではなく、人間の心にある「文化」が独自の道を歩き始め、「人間らしくなる」という大きな一歩だった。


そして、さらに400年たった現在は、もう一つの人間の力「科学力」が爆発的に進化をとげ千年前より限りなく平和に近い物となった。

というのが4年前まで語られた人間の、いや、世界の歴史。

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