プロローグ
勇者。
それは、字を見てわかるとおり「勇気」ある「者」のことだ。
こう言ってしまえば誰にでも当てはまりそうなことに見える。事実そうだ。
その気になれば誰でも「勇者」になれるのだ。
ただ、「勇気」があればいいのだから。
そう考えると、「よく物語で出てくる勇者はなんなのか?あれは、誰でもなれるものなのか?」と思うけれどそんなの簡単に説明できる。
「周りの奴らがヘボすぎて力のあるやつが頑張ってる。」ただそれだけだ。
こういってしまえばほとんどの「勇者」や「ヒーロー」の説明がつく。
おお、とても簡単に説明ができた。
今度から、あんぱんのヒーローにこのようなキャッチコピーをつけたらいいんじゃないか。
「周りのやつらがヘボすぎてついには、あんぱんにすがり助けてもらってるアニメ。」
実にわかりやすいぞ、これ。
なんてやる気のないやつらがでてるんだ。主人公過労死するぞ。
カバとか本気でおこったらライオンすらたおせるぞ。おい、がんばれよカバ。
つまり、勇者やヒーローなんて誰にでもなれるんだよ。
まあ、その人しだいだけど。
しかし、普通はそんなやつは滅多にいない。なれるけどならない、なんてそんなのよくあることだ。
だから、ラノベ好きの勇者がいてもおかしくなんかないよねっ
1年s組11番
佐陀 魔喪
〜勇者についてのレポート〜