異時代
私は今日聞いたことを反芻しながら帰った。家に着いたのは18:40だったが、母は私を待っていた。食卓につき、談話をする。その時の母は昔よりも楽しそうだった。
就寝前、一件のメールが届いた。
[明日の勤務場所は外にあるエレベーターで7→5→9→0を押すと行ける。内容はそこにいるであろう語里に聞いてくれ。]
へぇ。
私はエレベーターなんてあったか?と数時間悩み、悩み、悩み…なやみ…なやm…n…
翌日になり、私はビルを見る。よく見ればビルに隣接して茶色いカプセル状の何かがある。恐らく錆びているのだろう。昨日に伝えられた通り、ビルの外にある錆びついたエレベーターの中に入った。中に電灯はついておらず、ただ漏れ入った光が一線あるだけで薄暗い。電話を起動し、その画面の光でエレベーター内を照らす。まずドアの右側に光を当てたが、そこに操作ボタンはなかった。そのままぐるりと360°照らしてみたが、何も見つからなかった。それにしても昨日は遅くに寝たせいで眠気が辛い。切り替えねばならないと私は手を組み、前から上に伸ばす。そのとき手が天井に触れた。それも伸ばし始めてあまり時間が経っていない地点で、だ。私自身あまり背が高いわけでもないため、当然違和感があった。
私は上を照らした。案の定天井は低く、180cm、いや175cmもない程度だった。気になって天井に手を滑らせるように触っていると、人為的な凹凸を感じる。
「これは1、これは4、これは9、これは0と何?ハングルか?まぁいい。で、その後ろが…」
私は後方の壁に頭を打った。おそらくここまでなのだろう。右に動けば数字はいくつかあったが、数字と何かの文字が12マスに並んでいることがわかった。私は言われた数字通り7、5、9、0に触った。
突然ガタンという音と振動が私に伝わった。
今度は浮遊感が私を襲う。エレベーターが下がっていく感覚と同じなため、それであろうと解釈して時間を待った。
チーンという音が鳴り、ドアが開いた。
開けた空間だが、全体的に暗い。それでも、その暗闇の中にはいくつもの四角形が光り輝いている。
「お、来たね来たね。あいつから聞いてるよ~、入った入った。」
その声が聞こえ、私は空間の内部へ踏み込んだ。
「左君、よろしくね。あちしらは裏工作部署ですよ。そしてあちしが賀時語里ね。というわけで、仕事内容のマニュアルなんだけど…電子で欲しい?紙で欲しい?」
戸惑いながらも「紙でお願いします」と答えた。
彼女はスマートフォンを持って、何か操作をしている。そのまま私に話しかけた。
「今のうちにいくつか聞いておこうか。PC…パソコンのログインとか、基本操作はできる?」
「一応、御衣で聞いたので少しくらいなら。」
「お、助かる。んーっと、何日あればマニュアル読み込める?」
「量にもよりますが数時間ですね。」
「お~!やっぱり?流石、あいつが褒めるだけはあるわ。メンバーの紹介は必要?」
「可能ならほしいです。」
「じゃあ後でするね。歓迎会は必y…あ、印刷終わった。」
語里は部屋の中央にてくてくと移動し、紙を取り、ホッチキスで止めた。
彼女はその場で「ん。」とその紙をこちらに向けている。私は急いでその場に行き、手引書を受け取った。
読んでいただきありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!
方向は固まった気がしますので、
なんとか
なんとかです。
やりたいと言っていた令嬢系のやつは1日か2日これの手を止めて書きます。




