帰っては行き、帰っては行き
「ただいま、母さん。」
約二週間ぶりに会ったが、反応はそっけないものだった。
「17日間も家を空けて、何をしてたの?仕事だなんて嘘までついて!」
まだ仕事が嘘だと思われているようだ、実際正義にも悪にも所属していないからその気持ちはわかったのだが、いい加減認めてくれてもいいのではないかとも思う、だが返事をすることは叶わない。いくら答えようとそれが信じられることは無い。私は半ばあきらめていた。
家の中は常に気まずい時間が流れる、職場の方が楽しいなんて事態は続いた。
私はもう日常として完全浸透した動きで仕事へ行く。
部署に入り、私は御衣のことを改めて報告する文書を作った。作ったはいいものの、あの独自行動はどう説明しようか。
「やっほー♪」
妙に甲高い男の声が聞こえた。その声の主はおそらく賀時だろう。頑なに賀時の方を見ず、私は机に身体と頭を固定させた。
「あっれぇ?最近見てなかった人がいるな。」
そう言って今度はこちらへ歩いて顔を覗き込ませる。観念して私は報告書を机に置いた。
「お話があります。」
…。
…。…。
「何ー!?戦争の情報と引き換えに完全不利取引ー!?まぁ良いぞ、これで戦争がないことも確定したうえに瀧見に美味しい文化を持ってきてくれた。PRは任せなさい。」
「避けてすんませんした。」
私は深く詫びた。
「ああ、そうだ!」
賀時は言った。賀時曰く、私に武器を持たせるとのことだ。
この国でデスクワークをこなす仕事の時間はまたなくなり、正義だの悪だのを自称せねばならない。そのためには戦いが不可欠である。私はその改造を受け、指先から閃光弾を出せるようになった。
私はこの武器を携え、また別の国への常駐者として紛れ込む。
あれから7、いや8カ国も行った。交渉方法も色々と試した。私も(戦争に)参加しよう、とカマをかけたりした。酒を呑ませて情報を吐かせようともした。もう一人と圧力をかけたこともあったなぁ。
それでもすべての国は戦争をしようという気がなかった。ついでにうちの国の利益も次第と増えていることも分かった。
一つ気になる点があるとしたら、この国が何をしているのか分からないくらいだろうか。
読んでいただきありがとうございます!!
頭回ってないので
ぐちゃぐちゃっです!




