Casts of Abstract World
連載が長期になるにつれて作者が混乱してきたので(爆)登場人物をとりあえず羅列してみました。←ヲイ
レイシーの詳細などもこれから整理していこうかなと。
2011年3月25日現在
クロンダイク終了までの登場人物を記載してあります。
ここまで読んでない方は、順番に読んでからこれを読んでいただけるとよろしいかと。
まぁ、知らないほうが幸せなこともあるんですよ、あはは。
これからも増えるたびにここに書き足していこうと思います。
………何か、用かね?
なんじゃ、おぬし。
見ない顔だな。
国営図書館の迷宮に迷いなすったか。
なに、この国のことがよくわからんだと?
わからんのに、ここまでどうやって来なすった。
――――――。
………まぁよい。
それにしてもおぬし、変わった色をしておるのぉ。
ひっひっ
どうしたらそんな色になる?
黒髪はたまに見るがのぉ、その黒い目はそこそこ長く生きてきたが、初めてじゃな。
何、わしか?
わしは、
ただの本の虫じゃがの。
ほーおぅ、この国のことが知りたいとな。
………知らない方が、幸せなこともあるらしいがね。
そうだ、おぬし、
どうしてシルクハットのブリムの上には頭蓋骨が載っているのか、知っているかね?
@ 帽子屋Hats
Azel アゼル
レイズの妹。ゆるくウェーブのかかった銀髪。瞳は青みの強い紫。7歳の時、兄レイズと共に帽子屋に奉公に上がる。朝が弱い。口数が少なく表情が表に出にくい。クレスが横にいても黙々と仕事や勉強をしている。宝物は大事に仕舞っておきたいタイプ。
外に出るとケンカばかりしている兄と、おそらく一方的にやられているであろうケンカ相手を常に心配している。
Laze レイズ
アゼルの一つ年上の兄。ゆるくウェーブのかかった紅い髪。瞳は青みの強い紫。重度のシスコンで、アゼルに近付く男を悉く排除しようとする。アゼルに対しては優しい兄だが、妹に悪い虫がつかないように、影に日向に目を光らせている…多分。クレスを目の敵にしている。
Leonard レオナルド 『The Hatter』
王室御用達の免状を頂くHatsの現オーナー。現『役者』の一人。3年ほど前にアゼルとレイズを引き取った。アゼルとレイズの憧れの的。実はいろいろな意味ですごい人物なのだが、普段の本人は至ってのほほんとした普通のおじいちゃん。足が悪く、杖を使っている。
Marian マリアン
アゼル、レイズの母的存在。帽子屋の家事担当責任者。ダークチェリーケーキは絶品。
昔は某貴族の館でメイドをしていた。とある有名なメイドさんがモデルだったりする。
Walter ウォルター
現在Hatsの主人である、レオナルドの息子。サーシャの父。
妻はサーシャを出産後、死亡。
Sasha サーシャ
ウォルターの一人娘。ミーハーで、かなり口が達者。アゼルとレイズとクレスの三角関係(?)の行方が気になって仕方がない様子。主人公に押されて本編では影が薄いが、彼女こそがHatsの看板娘。オレンジの巻き毛にライムグリーンの瞳。男爵家の嫡男と交際中。
Jem ジェム
帽子屋の住み込み職人。アゼルたちには銃の扱い方や、薬品の扱い方などを教えている。無口で仕事に厳しい。
がっしりした体格に刈り込んだ焦げ茶の髪に赤茶の細い瞳といった風貌も相まって、帽子職人と言うよりは大工か何か肉体労働をしているガテン系な風貌。ちょっと不機嫌な顔をして立っていれば、かなりの威圧感を醸し出せる。だがその手から生み出される帽子は繊細で上品。人は見た目に寄らない。
アゼルたちの親と知り合い…だったらしい。
@ 伯爵家
Crescent クレセント 『The March Hare』
茶色の混じったグレーの髪。瞳は濃いグレー。やや近視で、本を読むときはメガネ。耳と鼻は人の何倍も利く。脚力はウサギ並み。
伯爵家の三男。3歳のときに『三月ウサギ』のタトゥーが出る。アゼルに一目惚れして以来、レイズの妨害もものともせず猛アタック中、というかストーカーばりに帽子屋に入り浸っている。パーティ会場でダスクに会って親しく?なる。
Latika ラティカ
黒金色の髪、藍色の切れ長の瞳。女性にしては長身で肌は浅黒い。医術の心得がある。
クレスの家の用心棒兼、3兄弟の格闘技の先生。
Madam Gina マダム・ジーナ
クレスの家庭教師。いつも講義を聴かないクレスに手を焼いている。
なんとなくイメージはロッテンマイヤーさん。
Countess 伯爵夫人
クレスの母親。クレスの髪と瞳の色は母親譲り。誕生日に子供も交えての夜会を開く。
Claudia クローディア
クレスの従姉妹。クレス曰く、鬱陶しいらしい。
@ 公爵家
Dusk ダスク/Dawn ドーン 『The Dormouse』
紅茶色のロングヘア、金色の瞳。女顔で、体格も一見すると女みたいに線が細い。いつも寝巻きのようなだぼだぼの服を着ている。ストリートチルドレンとして占いで先読みを生業にしていたが、不良を伸しているところに女公爵が通りかかり、拾われ養子になる。
Lillith リリス
現女公爵。独身。栗色の髪、瞳はエメラルド。中性的な魅力を持つ絶世の美人。無類の爬虫類愛好者。
普段は本邸ではなく、ダイヤ地区のはずれにある別邸にて自分と養子、料理人、執事、数人の召使と共に暮らしている。ストリートチルドレンらを拾ってきては自分の運営する孤児院で面倒をみている。
Ciaran キアラン
公爵家の古参の執事。リリスが心を開ける数少ない存在で一番の腹心。
Helena ヘレイナ
公爵家別邸の専属料理人。ナイフ投げが得意。
Philene フィリーネ
公爵家の侍女長、リリスの乳母で教育係だった。
Duke 公爵
先代公爵。リリスの父。妻はリリスが8歳の時他界。リリスの美貌は妖精と謳われた母親譲り。
Galt ガルト
公爵家に仕える若い従者。深緑の髪に薄茶色の瞳。有能。時折キアランの代理に指名される。
@ 城下町
Dulcie ダルシー
柳色の髪と蒲公英のような黄色の瞳。ダンサー。姉御肌のしっかり者。
Etta エッタ
紅紫色のまっすぐな髪と茶褐色の瞳。ダンサー。ダルシーと同郷。少し心配性の気が強く、ダスクの先読みの常連。
The Master of Straight Flush ストレートフラッシュの主人
スペード地区にあるダスクの行きつけの店、ストレートフラッシュのマスター。
@ 国立図書館
The wise Chrysalis クリサリス 『The Caterpillar』
国立図書館に住み着く本の虫。本名、年齢不詳。国一番の知識人で、哲学者だが、なぞかけに答えないと質問に答えてくれないらしい。見た目よれよれのおじいちゃん。だが決して好々爺ではない。
@ 王城
Veronica ヴェロニカ 『The Queen of Heart』
現・女王。ストレートの黒髪、黒い瞳の美女。真っ白い肌に紅い唇。年齢不詳。胸元に七つの紅い石が付いている。
Dina ダイナ
ヴェロニカ付きの侍女。名前の由来は、彼女の猫。
こんな話の途中でいきなり登場人物紹介いれるなよ。
と一番に突っ込んだのは他でもない作者自身です。