The Capital of Roses
「不思議の国のアリス」完全アリス抜きスピンオフです。
帽子屋狂愛の作者的に、第一弾(?)は問答無用でお茶会メンバーです。リーダーは帽子屋……ではなさそうです。
作者はコメディ大好きですが、nonsenseな方向に行くとどんどんダーク方面に堕ちていきそうな感じがします。
最近madとcrazyの差がわからなくなってきました。
みんなオカシイんだから、まぁいいか。
…………第2弾があるかどうかは。。。。女王様あたりに聞いてください。
今ではないいつか。
ここではないどこか。
通りという通りのいたる所に、薔薇が咲き乱れる王都、レイシー。
『Queen』はいつの時代も薔薇を愛してやまない。
スペードの女王は 紫の薔薇を愛し、
クラブの女王は 緑の薔薇を愛し、
ダイヤの女王は 黄色い薔薇を愛し、
そして
ハートの女王は 紅い薔薇を愛した。
一年を通して絶えることのない薔薇は、女王の象徴。
◆◆◆◆◆
昔々、あるところに、とても仲のよい兄と妹がおりました。
兄は葡萄酒のように紅い髪をもち、
妹は月光のような銀色の髪をもち、
二人はお揃いの菫色の瞳をしておりました。
兄妹は仕立て屋を営む両親の元、決して裕福ではありませんが幸せに暮らしておりました。
ところがある日。
幼い兄妹は両親と離れ、この国一番の帽子屋で働くことになりました。
この国の片隅で咲く菫は、血に染まって花弁を散らしてしまったのです。
As you know, nobody can be sane here, can we?
書き直してしまいました。
改めまして、はじめまして。作者です。
後日アリスが迷い込む予定の「不思議の国」が舞台です。トランプとか、薔薇とか、帽子とか、大好きモチーフをてんこ盛りにして進んで行きたいと思います。
文章力の無さは折り紙つきなので←
読者様方の想像力に頼りながらよれよれと進んでいこうと企んでおります。
こういった長文を書くのは初めてですが、きっちり完結目指してがんばりますので、生温かい目で気長に眺めていただけると喜びの舞を踊ります。
感想や評価(+-両方)も大歓迎です。浮上に時間がかかりますが、最終的にまたもや踊ることでせう。