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天照の神域異世界出発

1

俺はオタクであるしかもヒーローオタクだ今日も子供に混じってヒーローショーを楽しんできた後は家に


帰って余韻に浸るのがいつもの休日のすごしかたなのだが今日は違ってしまったなぜならば


「俺を捕まえられる捕まえてみろやぼんくら警察共ただし近づいたらこいつらがきどもを道連れにしてやるぜひゃはは」


「無駄な抵抗はやめたまえおとなしく投降しなさい」


これであるしかもさっきまで一緒にヒーローショーを楽しんだ子供たちであるオタクである私にそのとき


までこんな勇気があるなんて思いもしなかった、相手は拳銃を構えているのに恐れは無かった自然と口を


ついて出たのは「男の価値はどれだけ力なき者を守れるかによって決まるいくら金や権力を得ようともそ


れができなきゃくそだ男ならどんなに怖くとも弱きもの力なき者の前では笑っていろその笑顔が弱き者た


ちには勇気を悪党共には恐怖を与えるのだから恐怖など笑い飛ばしてやれそして悪党に鉄槌を」と言うと


両腕を前にかざすと犯人に突撃していったあわてて犯人が銃を撃ちまくるこちらにかわす技術は無い両腕


に痛みが走るが気にするものかどうせ死ぬならあいつ等だけでも助けたるんじゃいそんなこんなで犯人の


目の前までたどり着いた同時に犯人の銃から弾が無くなったかざした腕を下げると口元がつりあがってく


る「形勢逆転だ子供を人質にしやがって覚悟しろ」と言って拳を叩き付けようとした瞬間「お兄ちゃん気


をつけてこいつもう一丁拳銃を持ってる」と子供が叫ぶが犯人の取り出したもう一丁の銃に肩を撃たれる


膝をつく俺に勝ったかのようににやつきながら犯人は銃を突きつけ「へへ惜しかったな俺が二丁拳銃を


持っていなかったら助けられたかもなばーか」と言って引き金に手をかけるだが弾は発射されることは無かった


「オタクをなめるなリボルバーなんてここを持ったら発射できないなんてこと常識問題だっつうの」


そういうが早いか片手を劇鉄の間へもう一方の手でリボルバー本体をつかむと「確保」と叫んだ瞬間犯人


に警察官が飛び掛り数人がかりで取り押さえたそれを見届けると同時に俺は横に倒れていた気づいた子供


たちが「お兄ちゃん、お兄ちゃんが死んじゃう誰かおにいちゃんを助けて」そう言って泣き出す


気づいた警察官達が駆け寄ってくるが俺は意識を手放していた。


「起きてくださいお願いだから起きてください」


そういう声と自分の体がゆすられているのに気がついて俺は目を開けた


「よかった間に合ったみたいですね」


そう言ってほっとした表情浮かべる目の前の女性を見た俺は「あなたはもしかして天使様ですか?」と間抜けにも尋ねてしまった。


そんな俺に「ええ天照様付の天使でネルともうします」と言って微笑んだ


「それじゃここは死後の世界ってやつですか?」


「いえここは天照様の神域です詳しい説明は天照様ご自身でなされるそうのなのでこちらへ」


そう言ってネルは俺を天照様の前へ連れて行った


「よくぞきたまずはおぬしの名を聞かせておくれ」


「雪田仁です」


「歳はいくつじゃ」


「20歳です」


「ふむではまずはおぬしが今一番聞きたいことから説明してやろうおぬしはあの世界では死んだ」


「やはりそうですか」


「おぬしやはり覚悟のうえじゃったか」


「はい恋人も両親もいない俺が命を賭ければあいつ等が助かるならあいつ等と見たヒーローのように命を


賭けて惜しくないと思えたので」


「ふふははは」


「あの天照様もしかして助ける人間はほかにいたんですか?」


「いやおらんかったよ本来おぬしの命を奪った犯人はあそこのたどり着く前に逮捕されておるはずじゃっ


たのだが逮捕が間に合わずあの状況になったおぬしが動かなければわし等が予測した未来のとうり子供達


に被害がおよんでいたじゃろうだから日の本の神として礼を言うありがとうあの中には未来の地球の偉人


となるものが多くいたのじゃおぬしの行為は未来を守ったのじゃ胸を張るがよい」


「ありがとうございます」


「だが同時に謝らなければならんおぬしの英雄的行為には本来転生で答えるべきところなのじゃがおぬし


はまだ死ぬ予定ではなかったためそれはできんなので代わりといっては何なのじゃが異世界で生きてみぬ


か今の知識・年齢はそのままにじゃそこのネルがおぬしために行き先はすでに探してあるあとはおぬしの


意思を確認するだけになっておるどうかな?」


「ネル様なぜそこまで俺にしてくれるのですか?」


「それは・・・・・・・・」


「言いにくいならわしが言ってやろう先ほども言ったがおぬしが命を賭けねば子供らに被害でるそれが神


が予測した未来のはずじゃった目の前で子供らが傷つくそれを見つめなければならないそんなつらい状況


を予定外のおぬしが変えてくれたにもかかわらず功労者のおぬしは予定外のためこのままでは消滅を待つ


しかないこの子は神であるわしに例外的に転生を認めてほしいと願いでたしかし法は破ってはならぬ物そ


こでわしが許した選択肢が異世界で生きることじゃだからの異世界で生きてみぬか?」


「異世界で残りの人生を生きてください」


「わかりましたその話お受けいたします異世界で生きていきます」


「そうかよく言ってくれたではおぬしが行く世界について説明しよう文明レベルはこちらの中世頃といっ


たところかのほとんどの国は王制国家じゃこちらとの違いを挙げるならまずは民族こちらは人類種のみ


じゃがあちらは人類のほかにエルフ・フェアリー・ドワーフの妖精族リザードマン・ドラゴンなどの龍族


ゴブリン・オーク亜人族ほかにも獣人族など多人種世界じゃなあと一番特徴的なのがあちらでは魔法が使


えるおぬしもあちらに行けばすぐに使えるようになる」


「なるほどこちらの小説のような世界なのですね」


「しかし気をつけなければならぬ点もあるそれは魔獣がおることと魔獣に亜人種がおり似て非なるものな


のじゃがな」


「なるほどそれじゃもしかして魔族とかいて魔王が治めていたりして」


「おるよ魔族に魔王但し温厚で他種族に住みずらい地に率先して住んでおるから他種族から尊敬されてお


る強靭な肉体を持った多民族国家あの世界で劣悪な環境を除けば一番住みやすい国じゃほかの人類種の国


には貴族制があるのでなやはりな」


「もしかして馬鹿に刃物ですか?」


「言いにくいんじゃがな」


「天照様スキルの授与と例の神器と対面させるのでは?」


「そうじゃったネルよありがとうでは雪田仁おぬしに異世界スキルを授けるこちらでは無いがあちらでは


あって当たり前のものじゃから持っていくがよい」と言って天照が手をかざすと仁の体は白い光を帯び

た。


「うむこれでよし本人の適正もあるから何を授かったかはわしにもわからん定番道理ステータスオープン

で見られるからやってみたまえ」


「わかりましたステータスオープン」


名前 雪田仁


年齢 20


種族 人類種


レベル 1


職業


HP300/300


MP300/300


STR 100


STM 100


INT 100


DEX 300


SPD 200


LUK 100


ATP 100


MATP100


DFP 100


MDFP100


所持スキル


肉体強化極み


精神強化極み


鑑定レベル1


魔術操作極み


魔術制御極み


固有魔法 我願うことそれが魔法なり


固有スキル神技の指


全属性の魔法


体術の極み


スキル取得向上極み


「これってどの程度なのでしょう」


「ふむあちらの年齢相当の実力といったところかの」


「そうですねレベル1なのが気にはなりますが平均的な一般人レベルですね」


「あとはすまぬがこれに触れてくれぬか?」と言ってネルに持ってこさせた。


仁がネルが持つ台の上におかれた指輪・腕輪・ベルトに目をやると頭の中に声が聞こえだす。


「待ってたぜ主よ」と指輪


「はやくつけて」と腕輪


「我ら3種で一体の神器」とベルト


いぶかしげに天照を一瞥して一言「なんですこれ」


「へパイトスが作った神器なのじゃが作り主の名も受け付けぬし主をきめておるようなのじゃなにか?」


「これを見たとたん頭の中に声が聞こえだしたんです自分を主と呼ぶ声が」


「やはりそうかタイミングが合いすぎると思ったがやはりおぬしがその神器の主かその神器は持っていくがよい」


「いいんですか?」


「よい作り主からもそう伝言されておるしもしかしたら必要になるのかもしれんしな」


「では雪田仁殿こちらへ」


「ああまった最後に一言言わせておくれありがとうよい人生を送っておくれ」


「はいこちらこそありがとうございました」


そういって仁はネルの開いたゲートに乗って消えていった。




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