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サツキん家!  作者: 早月
4/7

犬との関わり

前回、猫について書きました。

今回は犬について書こうと思います。

そもそも幼い頃から動物が好きでした。

虫も平気で触っていました。

そんな私ですが、唯一、犬だけは苦手なのです。

話はまだ私が幼稚園児だった頃に遡ります。



近所に大きな犬を飼っている御家庭がありました。

そこの家の娘さんとよく一緒に、彼女の家の庭で遊んでいました。

庭には犬が繋がれていました。

その犬は家族以外には狂ったように吠えかかるので、私はいつも犬に近づかないようにしていました。

とても怖かったのです。

そんなある日、庭で彼女と遊んでいたのですが、何を思ったのか、私は

「庭を一周して戻ってくるね」

と彼女に告げて、走り出しました。

走って行った先に犬小屋があり、犬が外に出ていました。

私はビックリして足を滑らせて転んでしまいました。

私の背中に犬がのしかかりました。

そこからどうやって助けてもらったのかは記憶にありません。

気が付くと病院にいました。

背中を治療してもらっていました。

それ以来、犬が苦手になりました。



どんなに小さな可愛らしい犬であっても、傍を通る時は体が硬くなります。

吠えられたら身動きできなくなります。

ずっとトラウマになってしまっていました。

そんな私を救ってくれたのが息子でした。

息子も動物が大好きで、小学生の時の夏休みに、子犬の世話をしようという市のイベントに一緒に参加しました。

子犬をシャンプーしたり、餌をやったり、散歩させたりして触れ合っている内に、子犬がだんだん可愛くなってきました。

息子と一緒に参加した事によって、私も落ち着いて犬と触れ合う事が出来たのだと思います。

それ以来、少しずつですが、犬を散歩させている方の傍を通る時に、体を硬くさせる事が減っていきました。

飼い主さんと一緒にならば、犬に触ることも出来るようになりました。

ただ、しつけをちゃんとされていないような犬やすぐに吠える犬は、まだ怖くて仕方がありません。

出来るだけ遠くを歩いてやり過ごすようにしています。



犬自体は嫌いではないのです。

犬に罪はありませんもの。

要は飼い主さんが、ちゃんと犬をしつけてくださればいいのになあと思います。

それだけなのです。






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