チュートリアルをやったりする
遅くなりました
戦闘描写が難しすぎる・・・手抜き感ハンパないです
では、どうぞ
※5EXP→10EXP 瞬足→俊足に変更しました
―――翌日―――
11時55分
私は自分のベットの上でVRギアをかぶり横になり、スイッチを入れ『Оriginal Make Оnline』を起動し待機状態で待っていた。
11時56分
目の前にはカウントダウンの数字が浮かんでいた。
11時57分
しーちゃんやかえちゃん、はーくんも同じようにして待っていることだろう。
11時58分
キャラクターの確認画面が出てきた。
カナデ
職業・・・銃士LV1
種族・・・月狐族LV1
HP 15/15
MP 20/20
STR 13(+2)
DEF 12(+2)
AGI 17(+2)
VIT 10(+2)
INT 9(+2)
DEX 14(+5)
LUK 20(+15)
《スキル》
調合LV1 鍛冶LV1 料理LV1 採取LV1 鑑定LV1 銃術LV1
付与魔法LV1 テイミングLV1 索敵LV1 身体能力上昇LV1
《固有スキル》
月の加護
SP 5
装備
武器 ハンドガン
体武器 布の服
背中防具 なし
手防具 なし
腰防具 なし
足防具 布の服
アクセサリ なし なし なし なし なし なし
所持アイテム
マガジン12発×10
『このキャラクターでよろしいですか?』
YESボタンを押す
11時59分
カウントダウンの画面が消え大きな数字に切り替わった。
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
Welcome to 『Оriginal Make Оnline』!!!!!
大きくタイトルコールがされ、次の瞬間には大きな広場の噴水の前に立っていた。そこには同じようにスタートと同時にログインしてきた人がたくさんいた。
「わぁ~これが『Оriginal Make Оnline』の世界か~」
噴水を使って自分の体を見てみるとお尻のあたりから狐の尻っぽが4本伸びていて、頭を触ってみたら狐耳がついていた。尻尾と耳はとてもふさふさで自分で触っていてもとても癒された。髪の毛は銀色で腰のあたりまで伸びていて、先のほうがふわふわの髪で、目は綺麗な蒼い色をしている。
「おお~耳と尻尾がついてる~ふわふわ~気持ちいい~♪ はっ、! 教会で待ち合わせしてたんだった~早く行かないとしーちゃんに怒られちゃう~」
わたしはマップを開いて教会の場所を確認するとダッシュで向かうと、そこにはしーちゃん?らしき人ともう一人誰か立っていた。
「お~いしーちゃーん」
あ、こっち向いた
「奏?」
「うん、そうだよ~あと~奏じゃなくてカナデだよ~」
「私はシズクよ。まぁどうせしーちゃんって呼ぶんだろうけど」
「お~さっすが~わかってる~ところでそっちの人は~?」
「お姉ちゃんひどいよ~私だよカエデだよ~」
「あはは~うそうそ~わたしがかえちゃんのことに気づかないわけ無いでしょ~」
「お姉ちゃ~んひどいよ~」
あっかえちゃんが涙目になってしまった。
「わぁ~ごめんごめんもうしないから~泣かないで~ねっ」
「うん・・・」
「そういえば~はーくんは~?」
「ハヤテはあとから合流するって」
「わかった~じゃあ~フレンド登録しておこ~」
メニューを開いてフレンド登録画面を呼び出す。そこに『カエデ』『シズク』と打ち込み申請ボタンを押す。このゲームは名前のかぶりはできないようになっているので人を間違えてフレンド登録をするというっことはない。フレンドの申請がされました、許可しますか?と出てきたので、はいを選択する。
「そういえば、シズクさんってチュートリアルやりました?」
「そういえばまだやってないわ」
「わたしもまだやってないよ~」
「じゃあ、戦闘のチュートリアルをやってから外に行きましょうか」
「さんせ~い」
「じゃあ、それで決まりだね」
◆ ◆ ◆
メニューから、戦闘のチュートリアルを選択する。自分の体を光が体を包みチュートリアル用のフィールドに転移する。
『こんにちは。案内役のユイです。これから戦闘のチュートリアルを行います。よろしいですか?またこの戦闘ではアイテムを消費しません。』
「うん」
『では、チュートリアルを始めます。まず武器を構えて下さい。最初はかかしに攻撃をしてもらいます。カナデ様の場合は銃ですので最初に弾を込めてください。その次にご自分のタイミングで撃ってください。1度マガジンを全て使ったら次に進みます。』
「わかった~」
ユイちゃんに言われた通りに、銃に弾を込め構え撃つ。
「わっ!!! びっくりした~」
撃った瞬間に射撃の反動がしっかりあったのだ。ゲームだから反動はないと思っていたらこれである。的の方を見てみると
「当たってない・・・」
まあ、最初から当たるとは思っていないので続けていく・・・・・・・・・・・・・のだが・・・・
「なんだ~当たらないってネットに載ってたけど~結構当たるじゃ~ん」
弾が12発こもっているマガジンが10個あったのだが結果が
1個目 5/12 2個目 5/12 3個目 6/12 4個目 6/12
5個目7/12 6個目 7/12 7個目 7/12 8個目 8/12
9個目 10/12 10個目 11/12
67/120と2発うって1発当たるというとんでもない結果をたたき出していた。本来ならマガジン1つに対して最初から5発も当たることはなく、1発当たったらいいほうなのである。
『撃ち終わりましたか? では、次に実際に戦闘をしてらいます。あそこにいる《グラスウルフ》を倒してください。』
ユイちゃんが指さした場所にモンスターがポップした。《グラスウルフ》は最初のフィールドに出てくるモンスターで、要はド○クエのスライムである。このゲームにもスライムはいるが。
とりあえず《グラスウルフ》の向かって弾を撃つがよけられ地面に当たる。もう一度今度は避ける方向も計算して頭を狙い撃つ、すると今度は《グラスウルフ》の眉間に直撃しそのまま《グラスウルフ》は倒れてしまった。そして私の前にリザルトが表示される。
50レイト 10EXP グラスウルフの皮×1 グラスウルフの牙×2
戦技習得 《精密射撃LV1》
習得条件/狙ったところを正確に撃ち抜く
25Mまで狙ったところを正確に撃つことができる
狙う距離が離れているほど消費するMPは増加する
LVが上がれば上がるほど距離は伸びる
消費MP10~
《急所撃ちLV1》
習得条件/敵の急所を撃ち一撃で敵を倒す
敵の急所に当てた時威力が上がる
LVが上がると倍率も増える
現在1.5倍
消費MP5
『「えっ?」』
あまりにも簡単に倒してしまったので間の抜けた声を出してしまう。
『お、おめでとうございます。次は《戦技》を使って《グラスウルフ》を倒してください。』
もう一度がポップする。《戦技》とは、MPを消費して使うことができる必殺技のようなものだ。今使うことができる《戦技》は最初から覚えていた《速射LV1》とついさっき使えるようになった《精密射撃LV1》と《急所撃ちLV1》だ。
「《速射》《精密射撃》!!」
《速射》は名前の通り弾速が上がるほか装填の時間も短縮されるため、連射ができるようになる、それに《精密射撃》を合わせると動いている敵の四肢を正確に撃ち抜くなんてこともできるわけで、今目の前には四肢を撃ち抜かれ頭も打ち抜かれて倒れている《グラスウルフ》がいる。リザルトが表示される。
50レイト 10EXP グラスウルフの毛皮×1 グラスウルフの爪×1
『おめでとうございます。これでチュートリアルは終了になります。チュートリアルクリア記念にこちらを差し上げます。』
HP回復ポーション【初級】×10 MP回復ポーション【初級】×10
『それでは、何か質問はありますか?』
「えっと~テイミングのやり方を教えて欲しいな~」
『テイミングのやり方としては主に2つあります。1つ目は、テイミング専用のフィールドを展開し、モンスターを倒して実力を認めさせる方法。2つ目は、こちらもテイミング専用のフィールドを展開します。そしてモンスターが自ら寄ってきたときです。少し試していきますか?』
「いいの~?」
『はい。一応戦闘に分類されますので。』
「へ~」
『では、始めますか?』
「うんお願い~」
『ではモンスターを出しますのでテイムをしてみてください。』
目の前に《グラスウルフ》が出てくる。
「よーし頑張るぞ~フィールド展開!!」
『ちなみにそのグラスウルフLV3です。』
「えっ」
~10秒後~
「わぁ~くすぐったいよ~」
今わたしは《グラスウルフ》にほっぺを舐められていた。
『テイム成功おめでとうございます。1回目のテイムでモンスターの方から寄ってくるなんて珍しいですね。しかも、自分よりもLVが高いモンスターに。』
「ありがと~そういえば~なんでグラスウルフのLV上げて出したの~?」
『LV1のグラスウルフだと戦闘の時すぐに終わってしまうかと思ったので、LVを上げて出したら、結局すぐに終わってしまったのです。』
「えへへ~ねぇ~今テイムした《グラスウルフ》って連れて行っていいの~?
『ええ。いいですよ。名前をつけてあげてください。』
「わかった~じゃあ~名前は~《翡翠》で」
《翡翠》
種族 グラスウルフ
LV3
HP52/52
MP21/21
STR 31
DEF 22
AGI 40
VIT 21
INT 15
DEX 25
LUK 6
《スキル》 索敵LV2 嗅覚LV3 俊足LV2 爪牙術LV3 咆哮LV1
称号取得 モンスターテイマー
取得条件/モンスターをテイムし名前を付ける
称号効果/モンスターテイムしやすくなる
テイムしたモンスターと意思疎通ができるようになる
「これからよろしくね~翡翠~」
『こちらもよろしく頼む、主よ』
『では、引き続き《ОMО》をお楽しみください。』
ユイちゃんがそう言うとわたしの体を光が包み転移される。
◆ ◆ ◆
わたしの体を包んでいた光が消えるともといた教会の前に立っていた。
「あ、お帰りお姉ちゃん・・・そのグラスウルフどうしたの? もしかしてテイム?」
「グラスウルフじゃないよ~翡翠だよ~そうだよ~テイムしたんだ~」
「テイムしたの!!! とゆうか出来たの!?」
「うん。やろうとしたら~翡翠の方から~来たんだ~」
「テイムってモンスターの方から来るのなんて滅多にないのに」
「えへへ~いいでしょ~ふわふわだよ~」
翡翠のふわふわを堪能しながら
「早くしーちゃん戻ってこないかな~」
読んで下さりありがとうございました。
姉妹と颯の関係がわからないという指摘があったので少し設定を載せます
月夜奏・・高校1年16歳 楓、颯の姉 天然、動物に好かれる
シスコン・ブラコン
月夜楓・・中学1年12歳 奏の妹、颯の双子の姉 シスコン・ブラコン
月夜颯・・中学1年12歳 奏の弟、楓の双子の弟 シスコン
霧谷雫・・高校1年16歳 幼馴染 奏の保護者
さらに細かい設定はそのうちキャラ紹介を載せるのでその時に
誤字脱字等がありましたら報告お願いします。
ご指摘感想等もお待ちしています