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心のトビラ
ガチャ
父「お帰…って羅夢!!お前またケンカをしたのか!?」
羅夢がケンカで狂っている事を瞬時に判断する。
さすが父親なのだろう
羅夢は無視して部屋へ行く。
トントン
父「はいるぞー」
ガチャ
羅夢はベットの上で足をぶらつかせている
父「ケンカはやめろと言ったじゃないか!!」
羅「ホラ。やっぱり。」
父「はぁ?」
羅「この前、あたしがケンカをやった時、"1位"をとれっって言ったよね?」
羅「じゃあ、どうして今はやめろって言うの?お父さん、いい加減にしてよ!!」
父「なっ」
羅「ケンカを教えたのもお父さん。」
羅「ケンカをやめろって言ったのもお父さん。言ってる事が矛盾してるよ!!だし、あたしはもう、ケンカしたくないの!!無意味に人を傷つけるだけで、虚しいだけじゃない!!」
羅夢は深呼吸してから
羅「とにかく、ケンカの事でお父さんは口出ししないで!!」
と言って扉を閉めてしまった。
まるで自分の心のトビラを閉ざすように…
(なんか、言いたいコト言ったらスッキリした。)
次、最終回です☆
羅夢の心はスッキリしても、ラストの後味がスッキリしないかも…
