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心のトビラ  作者: みゃお
7/9

狂う歯車

次の日案の定、瑞生はボコボコになって登校した






羅「ゴメン!!私のせいで…瑞生は関係ないのに…」





瑞「もう、いーから謝るなって!」







そうやって、どーこー言い合っているウチに、昨日の二人組みがまたやって来た






???「赤阪羅夢さんよぉ」





???「コイツじゃ弱くて相手になんねーんだけど…」






瑞「オイ!!弱いってなんだ!?弱いって!」





???「雑魚は黙っとけ!!」







(これ以上周りに迷惑はかけたくない…)






羅「分かりました。行けば…いいんですよね?」





瑞「お前!!何考えてるんだよ」





???「やる気になったか…来い!」







































羅夢はある倉庫に連れて行かれた







???「総長そーちょー!!」





総「今日こそは、連れて来たか?」






総「昨日はあんな男連れてきやがって…」








総「やれ!!」





羅夢に向かって大勢のヤンキー(女)たちが向かってきた。





(こんな大勢相手じゃ…瑞生も…)






瑞生の大量の手下共と戦ったとき同様に10秒程度で20人近くのヤンキーたちを気絶させた













総「あんた、やるなー。ウチに入らねーか?」






羅「イヤです!」



































羅「あんたの手下、み~んな気絶してる。あははははっ残るはあんただけだよ?どうするの?ふふふっ」






総「気持ちわりぃんだよ!!死ね!!」






羅「よっ」



ボコッ





素早く交わし、総長の顔面にパンチ一発。





総「うっ」






もの凄い形相で走ってくる総長にカウンターキックを一発。








羅「どーしたのー?もー終わりなの?」






羅「ばいばい♪」







フフフ





アハハハハ










羅夢は不気味な笑いを残して立ち去った


















































瑞「昨日、オレが連れて行かれた所は倉庫だった。」





瑞「そこには大量の女共がいて、オレはそいつらにボコボコにされたんだ。」





ク「じゃぁ、羅夢は…」






瑞「いや、絶対にあり得ない。」






瑠「どうして呑気にそんな事が言えるのよ!?」






瑞「オレと羅夢が戦ったとき、羅夢は本気で勝負してなかったんだよ…」






ク「えっ!?」






瑞「昔は、あいつに一発でも本気で殴られたら、"病院行き"って言われてんだよ…」






ク「病院行き…!」





瑞「だが、オレは病院に行かなかった。って事は…わかるだろ?」









クラスメイトたちも理解したようだ。

羅夢ちゃん…狂いました



"ケンカ"の時だけ…ですよ?

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