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心のトビラ  作者: みゃお
5/9

Reason

これは、瑞生たちの勝負が終わった次の日の話です☆

瑞「どーゆーつもりだ!?まだ勝負タイマンは終わっちゃぁいねーよ!!」




羅「だ・か・ら!!大村君の勝ちって言ってるじゃないですか…」




羅夢はいつもの冷静さを取り戻している。





羅「私は負けたんです。ケンカは二度としないと誓ったのに、熱くなりすぎてケンカをしてしまったから…だから、気持ちを抑え切れなかった私の負けなんです。」



瑞生は返す言葉がなかった








まだ、クラスメイトはよく分かっていない。



成績優秀で、テストでは満点しか取ったことがなかった羅夢が、実はハンパなく強すぎた元ヤンだった事に。






瑞生は自分の席に戻っていった。



それに続いて何人かの女子が付いていく。





(やっぱ、イケメンは喧嘩上等のヤツでも人が集まってくるんだ~)




と羅夢は思う。








ク「ねぇねぇ、瑞生君。」





瑞「あん?」




ク「中学時代の羅夢って、どんな感じだったの?」






瑞「オレはクラスが違ったからよく分かんねーけど…友達がゆーには、授業中寝てたり、余所見とか、サボってばっかりしてノート取ってないクセに、テストじゃいっつも満点で先行たちが驚いてたらしーぜ。」




ク「へぇ…」


(成績の点では変わってないんだ…)





瑞「だし、誰もアイツに逆らうヤツはいなかったぜ。アイツのパンチ力約200kgとかだぜ( ̄Д ̄;;」







教室中が静まり返る





羅「ちょっとォ!!何ヘンな事言ってるんですか!?私、そんなにパンチ力、強くありませんから。」








いつの間にか、羅夢と瑞生は和解しているようだ。




















???「へぇ…あのコ、意外と出来そうね♪」

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