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普通の女の子
ク=クラスメイト
羅=羅夢
先=先生(担任)
ク「よろしくね!赤坂さん。」
羅「うっうん」
ク「赤坂さんの、前の学校ってどんな学校だったの?」
羅「普通だったよ。」
(事実だけは、知られたくない。)
羅夢は意外と早く、クラスに馴染めた
そして、友達もいっぱい出来た
羅夢の致命傷とも言える、暴力は振るわずに。
だが、たまに骨がウズウズしてたまらない時もあった
そこをなんとかガマンして、約1年が過ぎた。
大分、骨がウズウズする事も減ってきた。
そう。あの男が来るまでは
先「転校生を紹介するぞーーー」
スラっとした、顔立ちの整っている男の子が入ってきた
羅夢は驚きを隠せない
???「大村瑞生です。よろしくお願いします。」
たちまち瑞生は人気者になった。
それに対して、羅夢はどんどん物静かになっていった。