いざ冒険の旅へ 5 (改)
初めて小説家になろうに投稿しました。
投稿するか悩みましたが皆さんに読んで頂きたいと思い思い切って連載しました。
毎日更新するつもりですが時間は不定期になりますけど良かったら楽しんで読んで下さい。
不慣れな点も多いですがみなさん宜しくお願いします。
俺達は戦争の前線基地であろう場所で様々な物資を手に入れた。
必須な物資は食料関係だな。
そう考えながら再び南にある街へと歩み始めた。
これは街道かな?畦道だけど馬車の走った様な形跡あるし。ひとまずこの道を歩んで行こう。
しばらく進むと少し小高い岡の向こうで人間が争ってる声が聞こえてくる。
初めての異世界第一村人発見かな。
(龍也、向こうで人が襲われてるよ。助けてあげて。)
えぇぇ〜。初めての交流が会話じゃなくで戦闘なの? 遭遇した事は仕方ないか。急いで岡を駆け上がると盗賊に襲われてる馬車と、護衛の人間だった。
来たよ。異世界名物のテンプレ。何処かの国のお姫様を助けるお馴染みのシーンかな。
盗賊は10人、護衛は甲冑を着た騎士が4人の内、2人は倒れて戦闘不能状態。後ろは傭兵の護衛だろうか?女の4人組でで1人が盾役、あとは、剣士と弓使い。後ろは魔法使いかな?
盗賊の方が優勢で数で押されててほとんどジリ貧だな。
俺は有無も無く、馬車に駆け寄ってた。
[大丈夫か?、何なら手を貸すけど?]
騎士は俺のローブや剣の柄を見て「貴殿はエスラント王国の騎士であるか?手助け感謝する。」と俺に礼を述べた。
こうなれば助かるしか無いけど俺に人が切れるかな?
剣道と空手は幼稚園からやってたから武道に心得はあるけど流石に人殺しの経験は無い。
手にある剣は両刃だから峰打ち出来ないし。仕方ない、剣を柄を使っての腹打ちと拳で勝負だ。
俺はすかさず盗賊の前に飛び出したら盗賊が剣を振り翳して来た。
めっちゃ遅い。まるで、スローモーションみたいだ。
俺の身体能力が上がってるせいだろうが相手の攻撃がスローに感じる。
振り翳された剣を横にスッと避けてからの剣の柄での腹打ち。
盗賊はグハッと前屈みになりながら5メートルほど吹っ飛んで失神してる。
残りの9人は何が起きたか分からず棒立ち状態。
本能で此処が勝機と感じたから一切の迷いもなく次々と盗賊を剣で腹打ちと身体の正中線向けて拳を振るった。
すげぇ〜瞬殺じゃん。やっぱり俺ってこの世界では強いよな?
助けた側の騎士や女傭兵も何が起きたか分からず、ぼぉ〜と立ちすくんで居た。
[悪い。盗賊達は殺してないから縄で縛ってくれたら助かるんだが?]
ハッと我に返った騎士と傭兵は次々と盗賊を縛り上げて首に金属の枷を付けていった。
[?それは何だ?]
「何を惚けた事を。これは奴隷の枷だ。知らない物でも無いでしょう?」
[あぁ〜奴隷の首輪な。もちろん知ってるさ。]
そんなのあるんだ。もちろん知らなかったよ・・・
「しかし、今回は本当に助かりました。貴殿はアスラント国では、さぞかし名の通った武人なんでしょうな。あれだけの盗賊を一瞬で殲滅したのは流石に驚来ましたが。」
「改めて今回の件感謝申します。」と全員頭を下げて来た。
[旅の途中で偶然通り掛かっただけだし、礼は要らないよ。でも其方の倒れてる騎士2人は残念だったな。]
「うむ。残念だが、この者達も命を賭して戦ったのだから本望であろう。」
考えるもなく、此処は命の価値が低い世界だな。
あっ。忘れてた。こっちに呼ばなきゃ。
[実はもう1人俺の旅の友が居るんだがこちらに呼んでも良いか?]
「貴殿に連れがいたのか?別に構わないぞ。」
[おぉ〜い雅、こっちに来てくれ。]
声を聞いた雅が後ろから俺の所へ駆け寄って来てみんなに挨拶をした。
すると、雅を見た騎士以下全員が片膝を立てて両手で拳の様に握り、祈り出した。。。
何で???
雅、お前、何をやらかしてる?
私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。
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