異世界の都 キリシア領編 57 奈落の闇からの脱出 6 ダンジョンはやっぱり優しくなかった。1
初めて小説家になろうに投稿しました。
投稿するか悩みましたが皆さんに読んで頂きたいと思い思い切って連載しました。
毎日更新するつもりですが時間は不定期になりますけど良かったら楽しんで読んで下さい。
不慣れな点も多いですがみなさん宜しくお願いします。
誤字脱字のご協力、ありがとうございます。
倒した筈のリッチは不死のリッチだった。魔石を貰って復活なんて何でも有りだな。しかし、負けを認めて敵対しないのは正直言って助かった。
今はキャリーを腕枕して横になって過ごしてる。キャリーの寝息が耳を擽ぐるな。いつの間にか親密になってしまったな。何だっけ吊り橋効果だっけ?同じ困難を乗り越えて恋に落ちるやつは。
嫌われるよりは嬉しいけど、俺はこの世界から消える人間だから恋人は作らないと決めていたが。そう言えばリッチが話した言葉を、キャリーも聞いていたよな?いずれ話さないとな。今更、俺は消えるって言いづらいけど真実を語らずに消えるのは嫌だし。
明日はいよいよ最後の試練だな。ちょっと魔力の修練しようかな。腕枕を折り畳んだ布と交換してっと。
リッチの話だと金色の魔力は万能って事だよな。まずは体内の魔力を指に集める。まずは炎のイメージはマッチ?蝋燭?イマイチ火力が違う気がする。そうだガス!キッチンのバーナから出る青い炎をイメージ、パチッっと、おぉ指から青い炎が出た!不思議と指は熱く感じない。これを握った脇差しに移し変える。刀身が青く燃えている。これをもっと火力を上げればリッチがやっていた様に飛ばせる筈だ。酸素を増やすイメージです良い筈だ。炎はいける。
次は水。何が強力かな?消防のホースから出る水か?いやあれは量が多いだけの気がするな。イメージ的にはそうだ、高圧洗浄機!握った脇差しからレーザーの様に出るイメージ。これもいける、大丈夫だ。
次は風、イメージは台風?いや竜巻だな。刀身から渦を巻いた強風のイメージ、これに砂を混ぜたら砂塵かな。石や岩を混ぜたら?これもいけそうだ。刀を触媒にしたら今の所大丈夫だな。
雷は完全にイメージ出来たから大丈夫。種類は増やしたいが実践で何とかなるだろう。1番最初に使えたからか、元世界の影響か電流が自分に合ってる気がする。
残りは土かぁ。砂埃や落石はイメージ出来るから風と混ぜるとして土が難しい。土ってなんだ?土を作る???分からん!土壁はイメージ出来るけど、すぐ壊れるイメージしかならない。
土だけがイメージ出来ん。難しい。後回しだ。闇も分からん。キャリーが吸い込まれたブラックホールがイメージにあるがこれも分からん。取り敢えずいま出来るやつ明日の闘いは頑張ろう。一応マナポーションを飲んでおこうかな。
その後はゆっくりして体調を整えて数時間後に扉が開いた。
いよいよ、最後の試練いや死合いになるだろう。
[キャリー、行こうか。]
キャリーを背負い扉の中に入った。歩廊が5分ほど続き広間に達着した。目の前には大きな赤茶色のドラゴン。俺はナイト系の騎士を想像してたけど外れたな。
キャリーを壁際に下ろして結界を張り踵を返して対峙する。このドラゴンは喋るのか?と思って居たら念話が頭の中で響いた。
【勇敢なる冒険者よ。待って居たぞ。我が最後の試練の相手だ。お前が勝てば、あそこにある財宝は全てくれてやる。お前は命を掛けて闘うだけだ。】
【随分と俺はお前に好かれたもんだな。お前のせいで大切な家族はあの有様だ。お前は絶対に赦さない。俺にちょっかい掛けた事を後悔させてやる。】
魔石は額かよ。随分硬そうだな。後、首の所の逆鱗だけか。どうせブレスとか吐くんだろうな。考えても仕方ない刀身に雷を纏わせて突っ込む[雷斬!] 硬い。ドラゴンの鱗ってこんなに硬いのか?薄らと傷何付いただけだ。
鋭い爪が俺を狙う。速さは無いけど当たったら即死だろうな。サイドステップで避けて身動き出来ない様に縛ってやる。
[サンダーチェーン] これで動きは止められたか?再び突っ込み逆鱗に刀を突き刺してやる!って簡単にチェーンを切られてしまった。尻尾が俺を薙ぎ払う。
[がはぁっ!] 壁に打ち付けられた。身体の中の内臓が体内で暴れる。左肩が脱臼したか?自分で再度壁にぶつけて肩を入れた。
ハイポーションを飲む余裕はくれるらしい。優しいドラゴン様だな。って思ったらブレスかよ。雷速で避けた。ギリギリだった壁を見たら溶けてるし、直撃したら炭も残らないぞ。
強い。いや、強いの言葉だけじゃ足りない位だな。何処を狙えば勝ち目が見える?当然逆鱗だろうけどブレスを吐かれたら即終了だ。
【どうした?我は600年待って居たのだぞ。もう少し楽しませろ!】
【俺はお前に巻き込まれただけで自分から会いに来た訳じゃ無いぞ。勘違いするなよ。】
ん?あのドラゴンやけに熱気があるよな?水や寒さに弱いとか無いのだろうか?イメージで刀を凍らせる。液体窒素のイメージだ絶対零度の斬撃を仕掛ける。雷速でドラゴンの足に近づき切る。やった。鱗が割れた。尻尾で反撃して来たけどジャンプして避ける。再度足を狙うが避けた。間違いない。こいつは嫌がってる。その巨体だから中々避けるのは難しいだろう。何度も狙う。再び鱗が割れた。再度、距離を取って再び狙うが尻尾を足元に置いて防御された。駄目だ少し離れよう。俺の魔力が枯渇する。マナポーションを3本ガブ飲みだ。残り9本。
チマチマ切っても俺に勝ち目は見えない。
どうしたら勝てる?
私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。
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