異世界の都 キリシア領編 44 それぞれの活動と少女の救出
初めて小説家になろうに投稿しました。
投稿するか悩みましたが皆さんに読んで頂きたいと思い思い切って連載しました。
毎日更新するつもりですが時間は不定期になりますけど良かったら楽しんで読んで下さい。
不慣れな点も多いですがみなさん宜しくお願いします。
[キャリー鑑定メガネ持ってだよな?]
[あの子犯罪奴隷に見えるか?]
(いえ、犯罪者ではありませんし身体に奴隷紋もありません。)
[じゃぁあの子は少なくても被害者だよな?]
(はい。間違いありません。それに1つ付け加えるとあの店はメアリーさんが働いて居た食堂です。名前を聞いて居たので間違いありません。)
[なんか悪い集団も居そうだな。キャリー悪いけど騎士団呼んで欲しいんだが。]
(はい。おい!隠密騎士、騎士団を呼んで来なさい)
「ハ!キャリー様!」
[え?俺にまだ隠密の護衛付いてたの?]
(当たり前です。私は引退しましたが龍也さんにも雅様にも常に護衛は付いてます。)
殺気が無いから全く気にして無かった。
[じゃぁ先に俺はあの子を救い出すからキャリーは待っててくれ。]
(嫌です!私も行きます。貴族とは関係ないので。)
[まぁ今回は止めないけど危なくなったらあの子の保護は頼む。]
(分かりましたが奴隷の首輪の枷は?)
[手段はあるから大丈夫だ。]
俺達は食堂の中には入って行った。
{いらっしゃい。お2人さんですか?そこの席にどうぞ。ほら!リリ!ぼさっとしないで、さっさと注文取って来い!}
可哀想に大きな声に怯えてしまってるな。普段から日常的に暴力受けてるんだろうな。鑑定眼で見ても衰弱してるし。
[リリって言う名前なのかな?この首輪、無理矢理付けられて居るよね?助けて欲しいなら助けるよ。]
{おい!てめぇ、リリに何しようとしてる?}
[キャリー援護を頼む]
(任せてください。)
[お兄ちゃんとお姉ちゃんはリリの味方だよ。助けて欲しいなら助けるよ。]
〈助けてください。〉
[分かった。痛くないから少しじっとしててね。]
俺は奴隷の首輪に触れた。目を閉じて集中すると術式の回路が見えた。なるほど、雅の言った事が良く分かるよ。ここを操作して遮断させるっと。
パカっと首輪が外れて下に落ちた。
[はい。これでリリは自由だよ。]
さて、ここからは悪者退治の時間だ。
[キャリーこの子を護衛を頼む。俺はこいつから聞かないと行けない事があるから馬で待っててくれ。]
(承知しました。気を付けて下さい。)
[さぁ、おっさん大人の時間だ。]
俺は刀を抜いて峰打ちで左肩に目掛けて振り下ろした。鎖骨は折れた音がしたけど気にしない。倒れた男の太腿に脇差を突き刺した。
「グワァ!やめてくれ!やめて下さい!」
[あの子を何処から連れて来た?]
「俺は知らない。何も分からない。」
そんな訳無いだろ。脇差を90°刺したまま、回転させる。
「ヒ!グワァァ〜」
[もう1度聞く。あの子は何処から連れて来た?まだ短剣を回すか?]
「言います、言います、だからヤメテ下さい。」
その時、後ろから声が聞こえた。
{親父もう1匹捕まえたから買ってくれ!}
ナイスタイミング!
[あの男か?]
店主はうんうんと頷いている。
俺は脇差しを抜くとその男と対峙する。
[お前がリリを無理矢理に奴隷にした奴か?もう1匹ってまた奴隷にした子が居るって事だよな?]
{テメェ誰だ?俺達の縄張りで好き勝手してんじゃねーぞ!}
[知らん!既に騎士団は呼んだからな。今度はお前達が奴隷に落ちる番だよ。]
騎士団と聞いて咄嗟に逃げようと後ろを向いた男の両脚の腱を切り払った。
馬の走ってくる音が聞こえる。騎士団が来てくれたかな。これ以上は辞めて騎士団に任せるか。やって来たのはトーマスさんだった。
「龍也殿、これは?」
[偶然見掛けましたが、攫った子供を無理矢理に奴隷にして売ってた輩とそれを買って無碍に扱ってた店主です。この男の拠点にまだ攫われた子供が居るはずなので保護してあげて下さい。]
「分かりました。おい!こいつらを連行して吐かせろ!」
《ハ!》
[それではトーマスさん、私はこれで失礼します。]
「分かりました。何かあればまたご連絡します。」
トーマスさんなら取り敢えずは大丈夫だな。後はあの子をどうするかだな。
[キャリー、トーマスさんに引き継いたから大丈夫だ。その子はどんな感じだ?]
(この子の話を聞く限りは口減し的な感じですね。悪い男に買われた感じでしょうか。)
[じゃぁ帰る場所は無いって事か。]
(どうしましょう?孤児院に連れて行きますか?)
キャリーは気付いて無いのかな?
[キャリー、鑑定メガネでこの子の事詳しく見たら俺がしたい事分かると思うよ。]
キャリーの鑑定メガネは最新式だし分かるだろう。
(・・・え!)
[リリ、良かったらお兄ちゃんの所に来るか?リリと同じ位の子供も居るしたぶん楽しいと思うよ。どうしたいかな?]
〈行っても良いの?お馬さんも居る?〉
[大丈夫だよ。お馬さんも居るよ。]
〈うん。〉
[じゃぁ決まりだな。キャリー、エリーに念話しておいてくれるか?]
(分かりました。)
[じゃぁお兄ちゃんの家に帰ろうか。]
キャリーも最初は見落として居たけどリリは家事とかはあまり得意そうなタイプでは無かったけど、固有職業持ちだった。その名も調教師。これは動物も魔物もテイムする事も可能な職業である。もちろん調教もね。この子にはしばらくは、馬のお世話をしてもらおうと思う。
今後はユリアの言葉を何気ない発言も聞き漏らさないようにしないとな。
私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。
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