異世界の都 キリシア領編 34 ミラの引っ越し
初めて小説家になろうに投稿しました。
投稿するか悩みましたが皆さんに読んで頂きたいと思い思い切って連載しました。
毎日更新するつもりですが時間は不定期になりますけど良かったら楽しんで読んで下さい。
不慣れな点も多いですがみなさん宜しくお願いします。
武器屋のミラが入居する事が決定した。面白さに飢えて居たミラに、我が家は彼女の琴線に触れたらしい。昼から再度マカリナ商会に行く事になった。鍛冶場の小屋を作って欲しいのでその相談だ。一緒に行動するのはミラとキャリーになった。
[じゃぁシェリー行ってくるから、シェリーは1度ギルドに行って買い戻しの件はあと1週間で打ち切るとギルマスに伝えておいてくれ。]
『承知しました。』
盗賊のアジトにあった品物は早めに処分してアイテムBOXの中も整理したいし。
マカリナ商会に到着っと。
[すいません。グラウンさんはいらっしゃいますか?]
(少々お待ちください。)
商会の使用人であろう男性がグラウンさんを呼びに行った。
「龍也様、どの様なご用件でしたか?」
[あのですね。ミラが正式にうちで働く様になりましたので家に鍛冶場を作りたいのですが誰かご紹介して貰えないかと相談に来ました。]
「そうでしたか。ミラも龍也様の所に行くのですね。それでしたら、明日、壁を撤去してくれる建築屋の棟梁に聞いてみたら宜しいかと。我が商会を挟むと手数料が発生しますので、直接取り引きされるのは如何ですか?」
[私は全然助かりますが、それではグラウンさんに何の利益も生じないと思うんですが、宜しいのでしょうか?]
「コリーの恩人である龍也様からは流石に受け取れませんよ。なので、直接話をしてもらって結構です。」
[ありがとうございます。それでミラの住んでる武器屋なのですが、マカリナ商会さんからの賃貸と聞きましたが、近々ミラも我が家に住む事になり解約をお願いしたいのですが。]
「それなら、今月末迄の家賃で銀貨5枚払って頂ければ結構です。ミラが家具や要らない物があるのなら置いて行ってくれても構いませんし、全部持って行っても構いません。そちらにお任せします。」
[わかりました。それではここに銀貨5枚ありますのでご確認下さい。]
「確かに頂戴しました。家の鍵は引っ越しが終わりましたら、持って来て頂ければ結構ですので。」
[あと、錬金と錬成の道具一式と魔性石の石板が10枚欲しいのですか?]
「錬金や錬成までやられるのですか。さすが龍也様ですね。手広くされるんですね。それなら支店に在庫がありますので明日で宜しければお待ちします。代金は金貨15枚になりますが宜しいでしょう?」
[はい。ではこちらに金額15枚入ってますので宜しく頼みます。]
「はい。確かに頂戴しました。」
[グラウンさんの所では、武器や宝石類の買い取りも可能でしょうか?]
「武器に関しては名品なら買取させて頂きますが、そうで無ければ鉱物と同じ金額になってしまいますので、ミラがそちらで働くのであれば、再利用された方が宜しいかと思います。宝石類はこちらからお願いしたいくらいです。」
[分かりました。品物の整理が出来ましたらお待ちしますのでその時は宜しく頼みます。]
「はい。またのお越しをお待ちしています。」
ミラが一才喋らなかったのは、喋ると奴隷紋が発動させると脅していたからである。ミラが喋り出すと長くなるからね。
次は家具屋だ。キャリーのベッドである。既に満床なので寝具が足りて無いからね。
[キャリー、ベッドはどれが良い?キャリーのベッドだから自分で決めて。]
(私は・・・どれでも良いです。龍也様が決めて下さい。)
それが1番困るんだよな。マットの弾力って好みがあるし。困った。
[因みに寝相は悪い?朝起きたら反対向きだったり。それとマットの硬さの好みは?]
(私は寝相は良いです。たぶん。硬さは普通が良いです)
その普通が他人には1番難しいんだよ。結局マットは直接キャリーに触ってもらって彼女好みを買った。
[後はクローゼットと整理タンスくらいかな。あぁ、仕切りがいるって言ってたよな?]
(仕切りは龍也さんが着替えを覗かなければ要らないです。)
{お2人さん熱いですね?}
[ミラ、発動させるぞ?] {じ、冗談です。}
あと、布団とか色々買ってアイテムBOXに入れて後にした。
[ところでミラ、いつ引っ越して一緒に住む予定だ?]
{え?今日からですけど。何でですか?}
[マジで言ってるの?]
{マジも何もおおマジです。鍛冶場に火は入れてませんし。全てアイテムBOXに入れるから、チョチョイのチョイです。}
[お客が来るかも知れないぞ。]
{当然、張り紙はします。閉店しました。と。}
凄い行動力だな。感心するわ。
それから、ミラの武器屋に行って必要な物をアイテムBOXに入れていった。
因みに家具は全部要らないらしいので置き去り。全ての商品と鍛治道具、あとはミラの私物だけ。
結局帰り着いたのは夕刻でキャリーの私物は俺の部屋に入れて皆んなで夕食を食べて、同居?同棲?の準備を始めるのであった。
私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。
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