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異世界の都 キリシア領編 33 新たな武器購入と入居者現れる。4

初めて小説家になろうに投稿しました。

投稿するか悩みましたが皆さんに読んで頂きたいと思い思い切って連載しました。

毎日更新するつもりですが時間は不定期になりますけど良かったら楽しんで読んで下さい。

不慣れな点も多いですがみなさん宜しくお願いします。

 俺とキャリーと相部屋の事を経緯を聞いていたけど、キャリーは異性として俺の事が好きらしいのだ。


 [あれは雅を女神として見てるからそれに付き添ってる俺の事は使徒の様に感じてるだけだろ?]


 (龍也も鈍感ね。恋心分かって無いね。だから受付の麗華にも振られるのよ。)

 酷い言われ様だ。スパコンに女心を説教してされる俺。麗華は1年前に俺が振られた相手である。


 [麗華のあれは関係ないだろ?逆にスパコンの雅がこれを作れ、このプログラムを書き直せって俺の時間を奪うから会えなくて振られただけだし。]


 (でもフォローは出来たはず、それをしなかったから振られたんでしょ?鈍感龍也は。童貞じゃあるまいし。)


 痛いところを突いてくる。強ち間違っては居ない。仕事が忙しいと逃げていた事はあったしな。こいつはどれだけ、俺のプライバシーを覗いてるんだ?


 [それとキャリーの事は関係ないだろ?どう結び付くんだよ。]


 (龍也も異性としてキャリーが嫌いでは無いでしょ?好意は持ってるはず。それと、最大の理由がこれ。)


 雅から1枚の紙が渡された。其処には雅がキャリーを鑑定した記載があった。


 恋愛をする事で全能力が➕25%補正される。


 [簡単に言ったら俺と付き合う事でキャリーは25%強くなるって事か?]

 (そう。でも貴方がキャリーの気持ちを受けてあげなければ➖25%のデバフが掛かるよ。責任重大よ。覚悟を決めたら?純粋無垢の童貞じゃ無いんだから。)


いちいち童貞を挟んで来るなよ。


 (これは皆んなにとって良い事なのよ。特にキャリーにはね。覚悟を決めなさい。龍也の部屋には遮音結界張ってあげるから声は漏れないから安心して良いよ。)


 [1度キャリーを呼んで確認しても良いか?]


 (それは良いけど、それはキャリーに龍也を思う気持ちを本人の前で口で晒せって言ってる様なものよ。黙って受け止めてあげるのが優しさだと思うよ。まぁ好きにしたら良いけど。)


 ぐうの音も出ない。正論である。


 (話は変わるけど、また面白い人材を見つけてきたね?

ここから覗くだけでも即戦力の人材だし生まれ付きのスキルも強力だし。)

[そうなんだけど、性格に少し難があるんだよ。ここには秘密がたくさんあるし。迷ってる。]


 (だったら特定の部分にたげ、奴隷術を施術すれば良いんじゃ無い?話の成り行きで本人が意図なく話を漏らす様なら発動するとか。そのうち調教師出来るよ。)

 調教されるミラ、面白そうだな。

 [ミラが受け入れるなら採用しよう。]


 [あと、ミーシャは?納得した?]

 (今は落ち着いたよ。納得するにも事実を知っただけだからそのうち、自覚するでしょう。事実は変わらないし。特に今はここには、精霊が少ないから彼女が精神的に負担が大きくなってるのもマイナスになっているね。精霊が増えたら彼女も楽になるはず。

 それと、彼女が持っていた種子は城の文献で見ても世界樹ね。特別この地域が変わる事はないね。恩恵も大きいよ。

 地域が活性化して豊かになるよ。大きなデメリットは無いけど彼女がこの地域を離れると自然に枯れて種に戻るみたい。そんなとこかな。

 植えるつもりなら早くしてあげた方が、彼女の助けになるよ。もちろんユリアの為にもね。


 [分かったよ。]

 

 取り敢えず俺は1階に降りてみんなと合流してミラの内覧に付き合った。


 [ミラ、どんな感じだ?]


 {凄い良い所ですよね。家の横に鍛冶場を作れば迷惑にはならないと思いますし、ここは有りですね。リーシャさんもリタさんも面白いですけど強烈なのはマリアさんでした。ビアンカ以上が居るとは。お兄さん、ここに住ませて欲しいです。}


[1つだけ条件がある。ここには、色々と知られたく無い事があるんだ。知り合ったばかりのミラの事は正直言ってまだ信用出来てない。

 だから特定の秘密を他人に話すと発動する奴隷紋を施術させてもらう。それが無理なら住ませる事は出来ない。この条件を飲むなら受け入れる。]


 {奴隷紋ですかぁ。良いですよ。全然。}

 相変わらず軽いなぁ。知らないぞ。


 {じゃぁ早速、奴隷商に行きましょう。]

 こいつは理解してるのだろうか?


 [いや、奴隷術使えるのが家の中に居るからそこで出来るから大丈夫だ。]


 {えぇ、そんな人も居るんですか?早速行きましょう。会いたいですし。さあさあ、お兄さん早く!}


 全く主導権を与えてくれない子だな。俺は雅の所に連れて行った。


 [雅、さっき言ってた子で名前はミラだ。本人が納得したから奴隷紋を施術してくれ。]


 {またお兄さんこんな綺麗な方も囲ってるんですか?中々の趣味ですね。ははは!じゃぁ脱げば良いですか?全裸が良いですかね?}


 こいつに羞恥心は無いのか?


 [いや、脱がなくても大丈夫だ。雅、お願いする。強烈なやつを。]


 必殺アイアンクロー!


 {痛っだぁぁ〜!} はい。終了。


 [これで無事に施術出来たから、この家の中の事は口外するなよ。口外したら怖いぞ。]


 {えぇ。どんな効果なんだろう?ここで試して良いですか?}


[それは、辞めてくれ。やるなら外でしてくれ。ミラが失禁して部屋が汚れるのが困る。}


 {そんなに強烈なんですか?今から辞めても?}

 少し涙目のミラ。


 [それはもう無理だ。残念だけど諦めてくれ。]


 ミラは軽い気持ちで言ったのだろうけど契約は施行されたからもう、飲めない。


 新たな仲間の誕生であった。




 

 

私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。

感想や誤字、脱字あればご指摘宜しくお願いします。


ep34誤字報告頂きました。ありがとうございます。

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