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初めて行く異世界の都 キリシア領編 4 (改)

初めて小説家になろうに投稿しました。

投稿するか悩みましたが皆さんに読んで頂きたいと思い思い切って連載しました。

毎日更新するつもりですが時間は不定期になりますけど良かったら楽しんで読んで下さい。

不慣れな点も多いですがみなさん宜しくお願いします。

 ジュリアの翼はギルドに護衛任務完了と盗賊討伐を報告すると言う事で俺達も一緒について行く事にした。


 エリーにはお金を渡して、エリー自身や子供達の衣類や身の廻りの物の買い物をしてもらう様にした。案内役コリーに任せた。


 冒険者ギルドに到着した。まぁ〜想像した通りの感じかな。入り口を開けて入ったけど、何で酒場を併設してるのかが分からん。柄が悪くなるだけに感じるんだが?俺以外何女だからチラチラ見てくるし。まぁ〜絡まれたら対処しよう。マリアが。 


 とりあえず、奥のカウンターに進んで行く。至ってまともな女性が数名立っている。


 (あら。シェリーさん。お久しぶりです。)


 どうやらシェリーの事は知ってるらしい。まぁ拠点にしてるギルドなんだろうし、知ってて当たり前か。胸の名札にはフレアーと書かれている。なんて香しい名前なんだ。いや、太陽だったら雅の敵って事になるな。


 (今日はどの様な事で?)


 『依頼を受けていた護衛の任務完了の騎士団長とサインの入った書類と、討伐依頼書と討伐完了の証明書を持って来ました。』


 (はい。こちらが護衛任務完了書ですね。え?途中で襲われたんですか?それで追加報酬も無しですか?騎士団もケチですね。)


これには裏があって討伐依頼の方に上乗せしてるらしい。ギルドにピンハネさせない為だ。


 (あと、討伐依頼書と。討伐依頼なんて、シェリーさん受けてましたっけ?っと開いて目が・・・)

 討伐証明書を見て目が・・・

 領主様の名前を見て目が・・・


 (すこ、少しお待ちください。ギルドマスターを連れて来ます。)


 2階に走って行っちゃった。あっ躓いて膝を打っちゃった。痛そう。


 それからギルド長が走って降りて来た。


 (シェリーこれは本当なのか?ジュリアの翼で盗賊ギランを討伐したのか?)


 周囲が騒ぎ出した。分かりやすい驚き方だな。


 『はい。護衛任務の時に偶然ギランのアジトを見つけたので御領主様から直々の討伐依頼をエドガー騎士団長から受け取り盗賊ギランのアジトを盗伐しました。

 11名は攻撃して来たので殺害しましたが、ギランと幹部は生きたまま、捕縛をして騎士団に引き継ぎました。

 それでこちらが、討伐完了の証明書です。疑われるなら御領主様にお尋ねになって下さい。』


 はい。リタと違ってこちらは100点満点です。

 パチパチ。パチパチ。


 (そんな事、御領主様に聞ける訳無いだろうが。それに間違いなく御領主様の筆跡だし捺印もある。)


 (それに、試験免除でAランク昇格させよ。か。)


 え・・・それはこちらもびっくりである。詳しく全部読んで無かったから俺たちが悪いんだけど・・・


 はい。ジュリアの翼の皆さん。固まってます。



 〈おい。あいつらAランク昇格だとよ。そりゃギラン討伐したんだろう?それも生きたままで。Aランクになってもおかしく無いよな。あぁ。何年も騎士団も冒険者も討伐出来てなかったもんな。

 ここの張り紙、見るだけでも金額350枚だぜ。ギラン生きてるらしいし領主なら、金額500枚位出すかも知れないぜ。馬鹿。あいつらに手を出したら俺たち殺されるぞ。あぁ、クワバラ、クワバラダだな。

 おぃ。目を合わせるなよ。あの、弓の女なんか能面で目が座ってるぞ。そうだ。みんなに教えてやってた方が良いな。ジュリアの翼は怒らせたら悪魔に病変するって。そうだな。おぃ。だから、見るなって。


 周りのみなさん、ひどい言い草である。

 

 彼女達にも人権は与えて欲しい。


 (シェリー。みんな冒険者カード持ってるなら、今日は預けて帰ってくれ。更新しとくから。シェリー聞いてるのか?)


 『・・・はい・・・』



 そして俺達は、ギルドを後にした。夢遊病患者4名を引き連れて。


 外に出るとコリー達が待っててくれた。


 {無事に終わりましたか?どうしたんですか?シェリーさん達、意識あるんですか?}


 [いや。ギルドで色々あってな、たぶん疲れたんだろうと思う。]


 {そうなんですね。もう、夕刻なので父に相談したら今日はうちに泊まって良いって言ってくれたんですけどダメじゃ無かったら今日は我が家に泊まりませんか?}


 [なんか悪いなぁ。こんなに大勢押しかけて大丈夫なのか?]


 {はい。父も母も是非、お礼もしたいとの事でしたので良かったら泊まって下さい。}


 [シェリーそれで良いか?]


 『・・・はい?・・・』


 [・・・大丈夫みたいだ。]


 {じゃぁ〜案内しますので付いてきて下さいね。}


 [分かったよ。]


 俺達は、夢遊病患者4名を引き連れてコリーの実家に向かって歩きだした。


 

 




私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。

感想や誤字、脱字あればご指摘宜しくお願いします。

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