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いざ冒険の旅へ 盗賊討伐&キリシア領編 6 (改)

初めて小説家になろうに投稿しました。

投稿するか悩みましたが皆さんに読んで頂きたいと思い思い切って連載しました。

毎日更新するつもりですが時間は不定期になりますけど良かったら楽しんで読んで下さい。

不慣れな点も多いですがみなさん宜しくお願いします。

 コリー襲撃犯の主犯がガードナーと判明して騎士団長から模擬戦の許可を得てガードナーを駆逐。もちろん殺してはない。四肢は奪ったけど。


 雅の特性奴隷首輪のおかげでガードナーはすんなりと自供した。

 そりゃぁ拒否したら全身に電流が流れるなんて。。。ガードナーは何回、失禁したんだろう?最後辺りは同情したし。

 1人ノリノリだったのがマリア。なんか嬉しくて楽しくて、しょうがないらしい。シェリー曰く本来の性格が覚醒したとか。俺が悪いとか酷い言い様だ。この、赤Tパン。


 結果、ガードナーは只の使いっ走り。主犯は伯爵らしい。簡単に言えば良くある貴族同士の争いにコリーが巻き込まれてる状態かな。エドガーさん曰くさらに詳しくは領内に戻ってから行うらしい。

 今は盗賊と一緒に牢屋に入れてる。

 外の見張りの盗賊も布を持ってマリヤと一緒に運んだ。見張りの状態を見て〈ギャハハ。何だよ。これ。芸術かよ。〉って言ってた。マリアとは変な所で気が合う。やはりマリア本来の性格の覚醒は俺の影響なのだろうか?


 コリーも可哀想に変な時間に巻き込まれたな。

 コリーとは良い意味で知り合いになったから助けたいと思ってるよ。美味しいご飯作ってくれたしね。


 [エドガーさん。囚われてた人はここから早く出してやりたいんだが。]


 「昨日の夕刻迄に我々が戻らない時は早駆けが来る手筈なので夜明け早々に到着しますから応援を要請しようと思っております。」


 早駆けって馬だったよな?


 [マリア、野営地に戻って早駆けが来たらこっちまで連れて来てくれないか?]


 〈えぇ〜私が面倒くさいな。リタで良いじゃん。〉


 いきなり名前を出されてびっくりしてるリタは大きく首を横に振っている。 


 [リタは臆病だから1人で行動は無理だって。今度、模擬戦するからな。]


 〈分かった。行ってくる。〉

 チョロい。


 リタはガッツポーズしている。


 もう危険は無いし、取り敢えず保護してる子達を部屋から出してあげよう。怯えてるだろうし。


 扉を開けてっと。

 [もう、安全だから出て来ても大丈夫だよ。]

 みんな恐ろ恐ろ出て来る。

 騎士団長やシェリーの姿見て安心出来たかな?

 あれ?1、2、3、4、5、?1人足りない。部屋に入ると部屋の隅っこにユリアが座っていた。

 [どうした?気分でも悪くなっちやった?]


 ユリアが首を横に振る。

 {あのね。お兄ちゃんとお姉ち。女神様が頭を撫でてくれたから声が出る様になった。}


 小さな声だったけどはっきりと聴こえた。

 [そっかぁ。良かった。良かった。]

 その声を聞いたエリーがユリアに抱き付いて泣いてた。


 【雅、何かしてくれたのか?】

 【少し、手伝ってあげただけ。】

 【ありがとうな。】

 【うん。】


 {あと、お兄ちゃん。ここ。}ってユリアが壁を指で指してた。


 [何かあるの?]


 良く見たら1つだけ歪な形の大きめのレンガが目に入った。良くこの子気付いたな。このレンガ、どうやら外れるみたいだな。手で引っ張るとスルッと抜けた。中を見てみるとこれは刀?


 これはどう見ても元の世界の刀だよな。普通の長さな刀身ともう1本は短いから脇差しかな。

 鞘から引き抜くと錆も浮いて無く刀身は漆黒で刃紋は少し蒼み掛かってて一言で言えば美しい。 


 この世界にも刀ってあるのか?

 気になったのでエドガーとシェリーを呼んだ。


 [2人に聞きたいんだけど、これって剣なんだけど知ってる?]


「その様な剣は見た事無いですなぁ。その様な細く曲がった剣は。」

『私も見た事無いです。他の冒険者の武器なんか良く見ますが、見た事が無いです。』


 やはり、この世界では異物に該当するのかも知れない。エドガーが曲がってるって言う位だから刀の反りって言葉を知らないのだろうし。しかし、本当にあの子良くこのレンガの違いを見つけたな。


 【雅、あのレンガの事は気が付いてた?】

 【私も気付かなかったよ。龍也、ユリアを引き取りましょう。】

 【ちょっと待った。動物を飼うとかの次元じゃ無いんだし本人の意向が1番大事なんだから俺には決めれないよ。それと、ユリアに洗脳とかしないでくれよ。】


 【分かったわ。】


 頼むから本当にしないでくれよ。


 その後、エドガーとシェリーと今後の話をした。


 [シェリー、ジュリアの翼の活動はキリシア領でやってか?]

 『そうですよ。みんなで住んでる家もあるしね。小さいけど。』

 [じゃぁ雅と一緒に付いて行って良いかな?シェリーには魔法を教えて欲しいしマリヤとは模擬戦を約束してるし。住む所は別に探すから。俺達は旅の途中で土地勘も無いし誰もが知り合い居ないからさ。]

 『私達は全然大歓迎です。雅様と共に過ごす時間が出来て幸せです。』

 リタも、うん。うん。と首を縦に振っている。

 [リタ。何で喋らないの?]

 〈私に拒否権は無いからです。〉

 

 なんか雅が優先で俺はどうでも良いって聞こえるんだけど。それと、リタ、可哀想。まぁぁ良いか。


 [エドガーさんも大丈夫ですか?]

 「もちろんですとも。ガードナーがご迷惑をお掛けしてますし、今後調査する時も証人であるお2人がキリシアに居て下さった方が有難いですしな。領内に入る手続きとかは私にお任せ下さい。少しでもご恩はお返しせねば。」

 [ありがとうございます。助かります。]


 [それと今回の盗賊の討伐はジュリアの翼が行なった事にして欲しいんだけど。囚われた人の救出も含めて。 


 『えっ?私達?ジュリアの翼に討伐そのものを譲るって事ですか?』 

 〈えぇ〜そんなの悪いですよ。〉


 リタもこれには喰いついて来たな。


 そりゃ〜こんな事言われたらびっくりするよね。

 さぁどうやって納得してもらおうかな。

 





 

私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。

感想や誤字、脱字あればご指摘宜しくお願いします。

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