いざ冒険の旅へ 盗賊討伐&キシリア領編 2 (改]
初めて小説家になろうに投稿しました。
投稿するか悩みましたが皆さんに読んで頂きたいと思い思い切って連載しました。
毎日更新するつもりですが時間は不定期になりますけど良かったら楽しんで読んで下さい。
不慣れな点も多いですがみなさん宜しくお願いします。
外の見張りを無事に討伐して完了。
入り口に雅を見張らせて、いざ出陣。
入り口からして中は広いけど雅から100メートルだけマップが使えるから中の構造は分かるし盗賊の配置も分かるから闇討ちの確率が低いだけでも有り難い。
この先に5人居るな。
此処からは悪人だけど殺さないとか言ってられないと思う。こっちも命掛けだしね。俺は途中で確保した剣士の剣と短剣の二刀流。騎士団長に指摘されたから剣の柄と鍔に描かれているエスラント国の紋章は布切れで隠してある。盗賊相手とは言え流石に不味いだろうし。盾は隠しきれないから使えない。必要があれば模擬戦の時の様に盗賊の物を使おう。適当な物があるかは分からないけどね。
此処を曲がった所に5人。さぁ〜行くかぁ。
ミ【龍也ちょっと待って。囚われてる1人を牢屋から出して盗賊の中に混じっている。】
最悪のタイミングだ。全員盗賊なら遠慮なく突入して切り込んでいたけど囚われてる人を切ってしまう可能性が出たって事か。
さぁ〜どうする?考えろ。牢屋のある壁までは30メートル程、すぐそこに5人。残りは11人と保護対象が1名。
そこにいる5人は同然ザコだろう。奥の11人の中にボスキャラと幹部が居るってところか。
此処で引いても見張りが消えた事で悪い方にしか転ばないから行くしか無い。集中する為に目を瞑る。ほんの一瞬の時間だったが迷いは消えた。雅が施した効果だろうか。
行く!まず5人狙うは首筋か正中線。右に3人左に2人絶対に外さない。断末魔か何か聞こえるが関係無い。あと11人。 ダッシュ10メートル先の6人が俺に気が付いたな。でも俺は止まらない。狙うは首と正中線のみ。両手の刃を上から下へ、下から上へと切り進める。あとは5人+1名。一気に駆け寄り3メートルほど距離を取って止まる。
〔てめぇ〜誰だぁ。武器を捨てろぉ。この女がどうなっても良いのかぁ?〕
1人の男に裸の女性が羽交い締めされて右の鎖骨辺りに短剣を突き刺そうとしている。
人質が分かり易くて盗賊が馬鹿で良かったよ。
悪人らしい言葉のオンパレードだな。こう言う所は、元の世界と何にも変わらないな。
ちょっとぶっちゃけちゃおう。ってか、雅が話せと言った言葉があるんだけどね。
[俺は女神の使徒だ。女神セルシアの元、お前達を討伐させてもらう。]
雅、俺はいま凄く恥ずかしい。
〔???はぁぁ???お前、何言ってるんだ。〕
人質の女性もポカンとしてる。
そりゃ〜そうなるよね。分かるよ。俺もその気持ち。 だって中二病拗らせてる人に見えるだろうよ。
俺も心が痛いよ。痛いんだよ。本当は28歳なんだぜ。
この歳で女神の使徒なんて言いたく無いよ。
〔テメェ〜ふざけてるのか?さっさと武器を捨てろ!〕
ミ【龍也準備が出来たわ。武器を置いて、念話をオフにして耳を塞いで。】
俺はその合図で武器を捨てて両耳を塞いだ。
〔グアぁぁ〜っ〕と苦しみながら盗賊と人質が耳を塞いで苦しみ出した。
その瞬間俺は人質を救出して残りの盗賊全員の鳩尾に拳を打込んだ。
これは最悪の事態を考えて雅と考えていた計画の1つであった。
10メートル後ろには雅が居る。雅が何をしたかと言うと声の周波数で耳の鼓膜が強振する様に発声した為、俺以外の全員が三又神経に支障に影響が出て身体のバランスが保てなくなった所を俺が急襲して人質を無事に救えた。まぁ〜人質の女性も被害を受けたけど死ななかったんだから、その辺りは勘弁して欲しいかな。1番安全な対応したんだから。
雅は、あぁぁぁ〜って発声しただけ。
俺の心は中二病発症したみたいで傷付いたけど。
後は、コイツらを縛り上げて囚われてる全員を救出してコリーに関わる原因を探すだけだな。
当然尋問はするよ。大人の時間で。
私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。
感想や誤字、脱字あればご指摘宜しくお願いします。




