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キリシア領編 124 それぞれの活動 4 龍也、伯爵家へ行く。1

早いもので、初投稿して、あっという間に1ヶ月過ぎました。

小説書くのも初めての素人作品になりますが、良かったら楽しんで読んで下さい。

しばらくキリシアと各国を行ったり来たりしますので、読み辛いかも知れませんが、宜しくお願いします。

パソコンに座って書いても頭にイメージが湧きませんのでスマホでの投稿して居ます。読み辛さや不慣れな点も多いですが、みなさん宜しくお願いします。


度々、誤字脱字に関しては申し訳ありません。その多さに凹んでますが、それだけ真剣に読んで下さっている、読者さんに感謝します。

みなさんのご報告やご協力、本当にありがとうございます。

 昼食も食べて、キャリーの実家、伯爵邸にキャリーと愛馬のトムとジェリーで向かう。


 [キャリー ぶどう酒でも買って行こうか。]

 (一応アイテムBOXに入れてありますが、姉達には飲ませない方が良いと思いますよ?)


 [もしかして、酒癖が悪い?]

 (はい。とっても。たぶん、龍也さんは2度と会いたく無くなると思います。特に次女のマリンお姉様ですけど•••酒乱です•••。)

 [キャリーが言うんだから、相当なんだろうな。]

 (はい。くれぐれも宝石など、金品の話しはしない方が賢明です。アイテムBOX事、集られる可能性がありますから。)


 [分かった。気を付けるよ。長女のミランダさんと三女のケリーさんは大丈夫か?]

 (ミランダお姉様は、その辺りは長女としての自覚はありますし、ケリーお姉様はまだ、お母様に厳しく躾けられてますので大丈夫と思います。母さえ、こちら側に引き込めたら勝ちです!)


 なかなか厄介な家族だな•••

 馬を走らせる事、1時間と少しで伯爵家へ到着した。廐舎にトムとジェリーを預けたが、リリの言う通り飼育してるおじさんに尻尾を振って喜んでた。


 「お帰りなさいませ。キャリーお嬢様。旦那様方は、リビングでお2人をお待ちしています。龍也様もどうぞ、こちらへ。」


さすが伯爵家の執事さんだな。余裕があるって感じで、気品も感じる。


 「旦那様、キャリーお嬢様と龍也様を、お連れしました。」

 『おぉぉ!会いたかったぞ龍也。キャリーもな。さぁ、座れ座れ。』

 [ご無沙汰してます、伯爵様。本日はお招きありがとうございます。]

 『堅苦しいぞ龍也。父と呼べ。父と。』

 [•••はい。お父さん、お母さんもお久しぶりぶりです。]

 『まだ堅いが良いだろう。ジルバ、ぶどう酒をメイドに持って来るように伝えてくれ。今宵は飲んで語ろうぞ。なぁ龍也。』

 (お父様、お酒はダメです。)

 『キャリー 良いではないか?口を挟むでない。なぁ龍也。]

 [はぃ。でも明日は、御領主様と謁見もありますので•••]

 『ちょびっとたげ、付き合え。最近は客が来ないとスターシャが呑ませてくれなくてな。』

 「貴方 そんな事はありませんよね?誤解しないでね。龍也さん。夫の健康を守るのも、妻の役目ですからね?」

 [もちろんだと思います。お母さん。]

 「貴方、嬉しいわ。龍也さんが2度も母と呼んでくれましたよ。私も龍也と呼ぼうかしら。うふふ!貴方!今宵は祝いましょう。」

 『そうだ。今宵は、祝い酒だな。娘達よ。呑むぞ!』

 

 キャリーの家族、変なスイッチ入ったよ•••

 俺は状態異常の無効化が、あるから酔わないけど、次女のマリンに警戒しなきゃ。


 (お父様、先に部屋に荷物を置いて来て良いですか?)

 『あぁ?良いが、荷物など持っておるのか?アイテムBOXに入れれば、良いではないか。』

 「貴方!女心を分かってないわ。キャリーは自分の部屋に龍也さんを連れて行きたいのよ。キャリー、行って来なさい。だけど、食事の準備までよ。1時間もあれば終わるわよね。」

 『そうかそうか。キャリー、父を許せ。龍也、頑張ってな。』

 (そ、そんなんじゃ、ありません!龍也さん。行きますよ。)

 [お父さん、お母さん。少し席を外させて頂きます。]


 『龍也 ٩( 'ω' )و だぞ!』

 「やだ!貴方ったら。♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ 」


 分からん家族だ•••

 取り敢えず、キャリーに連れられ部屋に避難した。


 [ごめん。キャリー、断れなかった。]

 (いえ。私も失念していました。母の性格を•••)

 [キャリーのお母さん、乗せたら危ないな•••]

 (わ、私も初めて男性を実家に連れて来ましたし、私達が同じ家で生活をしてるのも、知っていますので•••)


 そこで照れるなよ•••


 [どうすれば良い?]

 (ああなったら、母は止まりません。父は母の言いなりですから、取り敢えず貴重品の入ったアイテムBOXは、部屋に置いて行きましょう。絶対に宝石などは置いて行って下さいね。先ず、マリンお姉様が絶対に集りにきます。それを横目に見ながらミランダお姉様が、ちょっかいを掛けてきます。その横でケリーお姉様が、私に先を越されたと泣き出します。そこまでは分かります。)


 [何気に全員ヤバい家族だな•••]

 (私も早馬が来た時は悩みましたけど、母さえ死守すれば安全と思ってましが、龍也さんの、お母さん呼びで、あそこまで母が堕ちるとは•••失念してました。)


 [アイテムBOXは置いて行くとして、どうする?する?]

 (ば、バカな事、言わないで下さい•••するなら、お風呂•••やっぱりダメです。対策が先です。このままだと、母や姉に攻略されてしまいます。何か打開策を考えないと•••)

 [もう考えるのも面倒だし、国宝以外でグラウンさんに売れそうな宝石を、お姉さん達にあげちゃえば?]

 (龍也さんの持ってる宝石は、最低でも全て金貨500枚以上しますよ?良いんですか?)

 [だって持ってても、アイテムBOXの肥やしだし、それで、お姉さん達の話しが逸れるなら、そっちの方が楽だと思うよ?]

 (それはそうですけど•••)

 [先手必勝で先にお母さんに、それなりの宝石を渡して置けばそれ以上の品物は、お姉さん達も欲しがれないだろ?]

 (確かに一理ありますね。母以上の価値のある物に、酔ったマリンお姉様でも手を出しません。)

 [良し、俺の案が決定って事で宝石を選ぼう。]


 キャリーの部屋で、宝石の選別作業を始めた。

 

 

私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と、続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。

感想や誤字、脱字あればご指摘宜しくお願いします。

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お父さん、お母さんもお久しぶりぶりです。 ぶりぶり♪ぶりぶり♪ぶりぶり♪ぶりぶり♪
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