キリシア領編 120 新しい仲間とシェリーの提案。
早いもので、初投稿して、あっという間に1ヶ月過ぎました。
小説書くのも初めての素人作品になりますが、良かったら楽しんで読んで下さい。
しばらくキリシアと各国を行ったり来たりしますので、読み辛いかも知れませんが、宜しくお願いします。
パソコンに座って書いても頭にイメージが湧きませんのでスマホでの投稿して居ます。読み辛さや不慣れな点も多いですが、みなさん宜しくお願いします。
度々、誤字脱字に関しては申し訳ありません。その多さに凹んでますが、それだけ真剣に読んで下さっている、読者さんに感謝します。
みなさんのご報告やご協力、本当にありがとうございます。
フランソワとスピアが来て、別荘も満床になってしまった。キリシアの家もあるし、暫くは大丈夫だろう。
『龍也さんの周りには、冒険者も増えましたね。』
[そうだな。登録はしてないけど、実質Sランクは2人も居るし、大精霊使いのミーシャも居るし、ビアンカもミラも強いし、ユリアもまだまだ伸びるだろうしな。]
『いっその事クランを作ったら如何ですか?その方が活動し易と思いますよ。』
[シェリー、クランって何だ?]
『龍也さんの故郷には無かったんですか?冒険者を1つに纏める商会みたいな物ですよ。ギルドの依頼をクランで受けるんですよ。誰を行かせるかは、そのクランのトップが決めて、商会としてギルドとの関係を作るんです。龍也さんがクランを作れば、ジュリアの翼も加入する事も出来ますし、龍也さんはAランクですから、Aランクの依頼に補佐としてビアンカもユリアを連れて行く事も可能になりますよ。』
故郷にクランどころか魔法もないわ。利益を共有するって事で言えば、クランの意味は一緒だな。
[そうなのか。冒険者の事はまだ知らない事が多いな。まぁ、俺もここで冒険者になったくらいだし。]
『ギルドで申請を出して、認可されればキリシアの商業施設で場所を確保して、立ち上げるのは、如何ですか?龍也さんなら推薦状は必要無いと思いますが、必要であれば、貴族の推薦があれば大丈夫ですから、キャリーのお父様でも、エドガー様でも書いてもらえば大丈夫だと思います。』
[シェリーが楽をしたいだけじゃないのか?]
『そ、そんな事は無いですよ。クランで依頼を受けて、私達グループとビアンカ、ユリアを連れて行く事も可能になりますよ?]
それを、楽をしようとしてると、言ってるんだが?
(でも、良いかも知れませんね。フランソワさんの、長所も活かせますよ?雅様がここで、各領と国のギルドで出ている依頼も分かりますから、良い案かと思います。)
[キャリーの言いたい事も分かるけど、やるならエスラントの首都でやりたいな。ここはAランク相当の依頼も少ないし辺境だから、転移があっても何処に行くのも逆に不便じゃ無いか?遠い依頼を受けて、転移を使用したら、時間のロスが無さ過ぎるのが、不自然にみえると思うんだが?それなら、首都でクランを創設した方が利便性もあると思うな。]
(確かに転移の利便性が、メリットにもデメリットにもなるって事ですね。)
[フランソワの仕事は、雅のやってるギルドの情報関係をお願いすれば、フランソワの長所も役に立つしな。雅に聞いても良いが、俺と同じこと答えだたと思うぞ?]
『それもそうですね。転移も世界樹での転移も私たちだけにはメリットありますけど、依頼達成までの、時間経過を怪しまれますね。』
[そう言う事だよ。取り敢えず、ジュリアの翼は1ヶ月は護衛任務あるし、シャロンとビアンカとユリアにはダンジョン攻略を進めてもらう。で今は、良いと思うんだが。ミラはまだ俺とシャロンの剣作りも終わってないしな。スピアは如何したいんだ?
「そうですね。シャロンとダンジョンに入っても良いですか?」
[それは大歓迎だよ。それと後で紹介するけど、まだ、素人だけど、光魔法を極められる人材が居るんだ。今でも簡単なヒールは無詠唱で出来る。]
「素人で無詠唱ですか?それは凄いですね。私が無詠唱で出来る様になったのは、Sランクに上がる少し前ですよ。」
[シェリーに稽古を頼んでるのが居るんだけど、彼女達は1ヶ月仕事で外に出るからさ。出来れば頼む。]
「大丈夫です。そんな原石あるなら任せて下さい。」
[よろしく頼む。そろそろ、夕飯だな。食べるとするか。]
夕飯の時にみんなに、2人を紹介して、改めてスピアにスザンナを紹介した。スピアも俺程では無いけど、鑑定眼持ちなのでスザンナの光属性の適合率に驚いてたから、育ててくれるだろう。
[今後だけどスザンナ、スピアは光魔法の指導者になるから、スピアが落ち着いたら指導してもらうと良いよ。]
(スピアさん宜しくお願いします。)
「こちらこそ宜しくね。私の指導はアルタニア式だから厳しいかもよ?」
(大丈夫です。1日も早くみなさんの役に立ちたいですから。)
[引き篭もり同士だから気も合うぞ。]
「「その言い方は私達に失礼ですよ!」」
怒られてしまった•••
だけど、1度心を病んだ同士だから、分かり合えると思うけどな。
[ミスティー 明日もう1度アルタニアに行くから宜しくな。]
〈良いわよ。家を売るつもりでしょ。どうせならアルタニアを潰せば?〉
[そこまでは大丈夫だから、明日は大人しくしといてくれ。]
〈分かったわ。〉
ミスティーの力を知ってるから、やりかねない•••
(シャロン姉、ダンジョンはいつから入れる?)
〈ユリア 今の実力では3層で止まってしまうわよ。だから明日から2日は特訓するわよ。言ってる意味は分かるでしょ?〉
〈はい。分かります。特訓お願いします。〉
[シャロン 3層でユリアでは踏破は無理なのか?]
〈2層のボス戦を見る限りでは、今のユリアでは無理ですね。行けてもボス部屋の前までです。〉
[分かった。シャロンの判断に任せるよ。]
ユリアの実力も知ってるけど、シャロンの認識も間違っていないのだろう。ユリア1人で10層まで行ければと思ってたけど、厳しいのかも知れないな。
私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と、続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。
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