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龍也、世界樹で世界を周る編 アルタニア領 4

早いもので、初投稿して、あっという間に1ヶ月過ぎました。

小説書くのも初めての素人作品になりますが、良かったら楽しんで読んで下さい。

しばらくキリシアと各国を行ったり来たりしますので、読み辛いかも知れませんが、宜しくお願いします。

パソコンに座って書いても頭にイメージが湧きませんのでスマホでの投稿して居ます。読み辛さや不慣れな点も多いですが、みなさん宜しくお願いします。


度々、誤字脱字に関しては申し訳ありません。その多さに凹んでますが、それだけ真剣に読んで下さっている、読者さんに感謝します。

みなさんのご報告やご協力、本当にありがとうございます。

 本日買った拠点ので家にフランソワが来て色々聞きたかった話をし出した。


 [フランソワさん。遮音結界を張ってあるので、話は外には漏れませんが、俺が聞いても良い話なんですか?]

 〈ロンさんがアルタニア帝国の人間では無い事は分かってますし、何処かでシャロンの事を聞いたことが有ればと思って来ました。〉

 [それで3人は同じ孤児院で育って2人は冒険者になって、フランソワさんは受け付けをする事になったんですか?]

 〈はい。孤児院と言っても養成所の様な所でした。私には冒険者になる才能は有りませんでしたので、ギルドの受け付けので教育になりましたが、シャロンとスピアには才能があってSランクまでなったんですが、ある日シャロンが行方不明になりまして、五光の剣のリーダーのジャスターに聞いても魔獣に襲われて逸れたとしか言いませんし、スピアは丁度買い出しに、出掛けて居たようでシャロンが居なくなった事で、今もずっと引き摺って居ます。〉

 [それでフランソワさんが自分で、シャロンを探そうとするんですか?]

 〈本当はスピアも誘いたいのですが•••〉

 [アルタニアから出る事は、難しくは無いんですか?]

 〈正直言って、とても難しいです。ですから、密航馬車に乗って脱出しようかと思ってます。〉

 [国を捨てるんですか?]

 〈はい。どうせ私は、2週間後には貴族の愛人にされる予定ですので時間もありませんし、愛人にされる位なら死んだ方がマシです。〉

 

 なるほどね。連れ出すのは簡単だけど、アリバイを作らないと俺達がヤバいな。


 [今から、ここにスピアさんを連れて来る事は、出来ますか?]

 〈はい。ここの近くですから、大丈夫ですけど。〉

 [では此処に連れて来て下さい。大事な話をします。ミスティー、護衛を頼む。]

 「話は決まったのかしら?」

 [あぁ。先ずはスピアを此処に連れてきて貰うから、護衛を頼む。不審者が居たら洗脳でもしてくれ。]

 「分かったわ。フランソワ、スピアの所まで案内しなさい。」

 〈ロンさんは何をするのでしょうか?〉

 [信じるか信じないかはスピアが来てからだ。信じるならここに連れて来てくれ。出来ないなら話は終わりだ。]

 〈分かりました。連れて来ます。〉


 2人はスピアを迎えに行った。


 《ミーシャ、世界樹までの距離はどれくらいある?》

 《そうですね。直線距離で90km前後ですね。》

 [それなら、精樹の魔法陣を世界樹に移して今日は2人は1度別荘に帰って貰って良いかな?俺とミスティーはアリバイ作りをして、早朝に世界樹まで転移するから、明日の朝に迎えに来てくれないか?その事をキャリーに伝えて置いてくれ。上手く行くかは分からないから、シャロンにはまだ内緒な。》

 《はい。分かりました。それでは1度帰宅しますね。モニカ行きますよ。》

 「はい。姉様。」


 知らない間に、モニカはミーシャの事を姉と呼ぶようになってたのか?みんなとコミュニケーションも取れて無いな。反省だな。

 帰って来たな。

 「龍也連れて来たわよ。ごめん。ロンだった。」

 [もう、今更だな。君がスピアなんだよね。]

 『はい。いきなり、フランソワから呼び出されましたが何でしょうか?』

 [フランソワから聞いて君にもどうしたいのか確認したかったから呼んだ。]


 鑑定眼で見たけど、活動してないのは、しないのでは無く出来ないのか。光魔法を失ってるって事は、この子も襲われたのか?


 [スピア、フランソワからある程度の話は聞いた。それでスピアはどうしたいのかを聞きたい。シャロンを探したいのか、このまま腐って生きていくのか。]

 〈ロンさん、彼女も悩んで今の生活をしてるだけなので、分かってやって下さい。〉

 [フランソワごめんな。俺は優しく包んで喋るのが苦手なんだ。ずけずけと土足で心に入り込むけど、スピア、俺は上位の鑑定眼を持ってる。力を無くしてるだろう?それが活動出来ない理由だろ?]

 〈ロンさん。それはどういう意味ですか?〉

 [詳しくは俺からは言えないけど、スピアは光魔法が封印されてるんだよ。スピア、合ってるかな?]


 大粒の涙を流してるから、当たりだろう。まぁ、外れる訳は無いんだけど。


 〈それで、スピアは活動してなかったんですか?〉

 [光魔法を失って、心が深く傷付いただろうからな。]

 [それで、ここから本題なんだけど、フランソワの気持ちは聞いた。スピアもシャロンを探したいのか?]

 『探したいに決まってる。3姉妹の様に育ったのに。でも私にはもう力が無い•••助け出す力が無い•••』

 [でも、普通に歩けて、走れるだろう?手もあるから多少の剣術でも出来るだろう?愛人に落とされる、フランソワを助ける気持ちも無いのか?]

 『フランソワ•••何の話よ?』

 [フランソワ、言って無かったのか?]

 〈はい•••スピアに心配事を増やしたくなくて。〉

 [詳しい話は後から聞いてくれ。いま決まってるのは、フランソワは10日後には、成功する可能性が低い、密航馬車に乗って、ここを離れてシャロンを探しに行くそうだ。それを聞いてスピアはそのまま部屋に閉じこもって生きるのか、フランソワと共にシャロンを探すのかそれだけが聞きたい。]


 あとはスピア、お前の判断だけなんだよ。

 お前の本心だけが知りたいだけだ。

私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と、続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。

感想や誤字、脱字あればご指摘宜しくお願いします。

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