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龍也、世界樹で世界を周る編 アルタニア領 3

早いもので、初投稿して、あっという間に1ヶ月過ぎました。

小説書くのも初めての素人作品になりますが、良かったら楽しんで読んで下さい。

しばらくキリシアと各国を行ったり来たりしますので、読み辛いかも知れませんが、宜しくお願いします。

パソコンに座って書いても頭にイメージが湧きませんのでスマホでの投稿して居ます。読み辛さや不慣れな点も多いですが、みなさん宜しくお願いします。


度々、誤字脱字に関しては申し訳ありません。その多さに凹んでますが、それだけ真剣に読んで下さっている、読者さんに感謝します。

みなさんのご報告やご協力、本当にありがとうございます。

 ギルドのフランソワから色んな情報が聞けた。シャロンの友人で心配してる様だが今は教えれないしな。


 [フランソワ、ここを買うよ。手続きを頼む。]

 〈宜しいんですか?まだ詳しく説明してませんけど。〉

 [フランソワのお勧めなら大丈夫だと思ってるからここに決めるよ。ミスティーも良いだろ?]

 「好きに決めて良いわよ。」

 [そう言う事だからここにするよ。]

 〈ありがとうございます。それではギルドで手続きをしますので馬車にお願いします。〉


 再度馬車に乗って、ギルドで手続きをして白金貨1枚を払ってお釣りを貰い、鍵を貰った。

 〈それではもう一度冒険者カードの提出を宜しいでしょうか?第3地区の入場許可の追記入を致しますので。〉

 [宜しく頼む。]

 〈はい。これで門番に渡せば出入りは可能ですし顔見知りになれば、自然と顔パスになるかと思います。〉

 [色々と助かったよ。また相談がある時は宜しく頼むよ。]

 〈はい。ですが、あと、10日程でギルドは辞めますのでそれまででしたらご相談下さい。〉

 [そうなんだな。分かったよ。また近々相談させて貰うよ。今日はありがとう。]


 握手をしつつ、フランソワにチップとして金貨1枚を握らせた。彼女はあたふたしてたけど、唇に指を1本置いてゼスチャーしたから分かるだろう。


 「あの子にチップ渡したわね。」

 [貴重な情報を貰ったからな。取り敢えず家の周りに結界を張らなきゃだな。]

 家にも馬3頭分の馬房もあったけど、世話が出来ないから近くの廐舎に金貨1枚で預けた。


 [ミスティー、ここからミーシャの居る所まで直線距離でどれ位だろう?]

 「そうね。50kmは無いでしょうね。」

 俺は100kmは転移出来るけど、他のメンバーはまだ50kmが限界なんだよな。取り敢えず、念話をしてみるか?

 【ミーシャ、龍也だ聞こえるか?】

 【はい。聞こえます。】

 【取り敢えず拠点を抑えたから魔法陣を置くから転移して見てくれ。ナンバーは5番な。】

 【はい。5番ですね。分かりました。】


 魔法陣が増えたから、番号を打ってある。そうしないと変な所に転移したら危ないしな。


 ミーシャとモニカが無事に転移して来た。成功だ。

 [良かった。転移出来たな。ここが新しく買った拠点だよ。]

 《また、大きな家を買ったんですね。》

 [ちょっと考える事もあってな。]

 俺は現時点で分かってる事を3人に教えた。

 《なる程、雅様からそんな密命を受けてたんですね。シャロンさんの活動してた拠点がアルタニアで、裏切られたのもここのパーティ。ギルドの受け付けの方とは友人同士ででスピアさんは仲間にしたいと。残りは処分ですか。》

 [そうなんだけど、そいつらの住んでる所に俺達は入れないんだよな。だから狙うならダンジョンしか無いんだが、いつ入るかも予測出来ないからな。]

 《スピアさんとの接触も難しいですよね?》

 [そうなんだよな。なんか全ての鍵は受け付けのフランソワが持ってる気がするんだけど、10日で辞めるって言ってたから、スピアの事はそれまでが勝負だな。]

「でも、シャロンが話せば大丈夫じゃ無いの?」

 [そうなんだが、起きた事件の記憶は消してあるから、本人には言えないだろう?]

 「そうだったわね。フランソワにも、スピアにもシャロンの身に起きた事は言わない方が良いわね。」


 [フランソワともう少し距離が縮まらないと何も話せないし、まだ信用も出来ない。いま考えても良い案が浮かばないな。]

 「妾が虚言の傍で見た感じでは、嘘を言ってる様には見えなかったわよ。それに•••ほら、向こうからやって来たわよ。」

 [この家に来たのか?]

 「他に何処があるのよ。ミーシャ、モニカ、私達は3階に上がるわよ。龍也、遮音結界を張って喋る様にね。」

 [分かった。]


 いきなり、夕方にやって来たな。なんだろう?家の扉をノックされたから、開けるとフランソワが立って居た。


 [こんにちは。どうかされましたか?]

 〈すいません。急に訪れてしまって。〉

 [いえ。大丈夫ですよ。まだお茶も出せませんが中にお入り下さい。]

 〈ありがとうございます。失礼します。〉

 〈ミスティーさんは?〉

 [あぁ、長旅で疲れた様で上で寝て居ます。呼んで来ますか?]

 〈いえ。ロンさんにお話がありましたので大丈夫です。実はこれをお返しに来ました。〉

 渡されたのはチップであげた金貨だった。

 [それはお世話になったのでお礼で渡したのですが、まずかったですか?]

 〈お気持ちは分かってるんですが、アルタニア帝国では受け取ると賄賂になりまして、報告しないと罰せられます。私達は決まった賃金以外を受け取れないので。〉

 [そうだったんですか。私の知識不足で申し訳ありませんでした。逆にご迷惑をお掛けしましたね。]

 〈いえ。他の国では一般的なのも知ってますし、ロンさんに悪気が無い事も分かりますので。〉

 [ではアルタニアは生活し辛い国なんですね。]

 〈私は孤児院で育ってますので、他の国を知りませんので、お答え出来ませんが、自由は無い国ですね。〉

 [それで辞めて国を出て行くつもりなんですか?]

 〈それもありますけど、シャロンを探したくて。実はシャロンもスピアも同じ、孤児院出身なんです。〉


 なんか一気に知りたい情報が漏れて来たぞ。




私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と、続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。

感想や誤字、脱字あればご指摘宜しくお願いします。

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