龍也、世界樹で世界を周る編 アルタニア領 2
早いもので、初投稿して、あっという間に1ヶ月過ぎました。
小説書くのも初めての素人作品になりますが、良かったら楽しんで読んで下さい。
しばらくキリシアと各国を行ったり来たりしますので、読み辛いかも知れませんが、宜しくお願いします。
パソコンに座って書いても頭にイメージが湧きませんのでスマホでの投稿して居ます。読み辛さや不慣れな点も多いですが、みなさん宜しくお願いします。
度々、誤字脱字に関しては申し訳ありません。その多さに凹んでますが、それだけ真剣に読んで下さっている、読者さんに感謝します。
みなさんのご報告やご協力、本当にありがとうございます。
ミスティーに連れられてアルタニアのギルドに到着した。キリシアと違って大きいな。
ギルドを入るとキリシアの様に酒場はしてない様だ。俺的にはこちらの方が好みだな。受け付けのカウンターもB級以上は格階級で別れてる。俺達はA級のカウンターに向かった。名前は、フランソワか。
『ようこそギルドへ。本日はどの様なご用件でしょうか?』
[俺はリスタニアで冒険者をしてるロンだ。こっちはメンバーのミスティーなんだが、アルタニアのダンジョンを攻略したい為に、しばらく滞在したいので家を探してるんだが。]
『畏まりました。冒険者カードの提出をお願いします。』
[2人分だ確認を頼む。]
〈ありがとうございます。確認が取れました。リスタニアで登録されてる、ロン様とミスティー様ですね。私は担当のフランソワと申します。それで、家の方ですが、賃貸でしょうか?売り家でしょうか?〉
[現金一括で払うから、売り家で探している。]
〈ロン様はA級ですので、第3地区の住居スペースでも購入可能ですが、ご予算はお幾ら位でしょうか?〉
[アルタニアは初めてなので、物価を知らないが、それなりの予算はあるので、商会を教えて欲しいんだが?]
〈失礼しました。ギルドで不動産も取り扱っておりますので、ギルドで購入が可能です。〉
[では第3地区の売り物件を、見せて貰えないかな?]
〈大きさはどうしましょう?お2人で住まれるのでしょうか?〉
[先遣隊で2人で来たが、全員で6名ほど居るんだが、あるかな?]
〈はい。では、上司と掛け合って来ますので、あちらのソファーでお待ち下さい。〉
[宜しく頼む。]
「どうせ魔法陣を置くだけでしょ?そんなに大きな家が居るの?」
[迷ったんだが、要らなくなれば、売れば良いかなと思ってな。]
「もちろん主賓室は妾と一緒よね?」
[善処します•••]
待つ事10分、フランソワがこちらに近付いて来た。
〈お待たせしました。裏手に馬車を待たせてますので閲覧に行きましょう。〉
[今日、連れて行ってくれるのか?]
〈もちろんです。A級冒険者様の相談を後回しなど出来ませんから。担当が私では無理でしたか?〉
[全然そんな事は無いよ。急な相談に乗ってくれて感謝する。]
〈ありがとうございます。それでは行きましょう。〉
なんか帝国って聞いて警戒したけど、今の所は大丈夫だな。
馬車に乗る事10分で第3地区の城門前に着いたけど、フランソワの顔パスで難なく入れた。
[フランソワ、ここの第3地区の入場は厳しいんだよな?]
〈はい。入場証明書をギルドで発行してもらうか、入居されてる方は、カードを発行します。冒険者の方は冒険者カードに追記入しますから、大丈夫です。因みに第3地区は冒険者ならA級以上か、貴族等の爵位が無いと購入も出来ません。〉
[治安も良いって事か。]
〈そうですね。私もいつかは此処に住むのが夢ですね。〉
思わず、一緒に住むか?って言いそうになった。
〈いま売りに出されている物件で、ロン様に見合う物件は2軒だけです。1軒目が此処になります。〉
家は2階建ての7LDKかな。いま住んでる別荘と比べると貧相だな。まぁ、今が豪華過ぎるんだが。
〈中はこの様に綺麗にしてありますし、お風呂も付いてます。家具もそのままお使い下さい。ロン様は知らないかも知れませんが、ここは前に五光の剣さんが使用してましたが売られました。〉
[五光の剣ってS級冒険者の?]
〈はい。良くご存知ですね。メンバーの1人が行方不明になりまして、その後は上手く行かずに手放された様です。こちらは金貨800枚になります。〉
[少し、縁起が悪いな。そう言えば、治癒師の子が居たよね?]
〈あぁ、はい。スピアさんですね。私の友人ですが、彼女は脱退してこの地区の小さなアパートに住んでますよ。あまり活動はして無い様です。〉
[もう1軒を見せて貰って良いかな?]
〈はい。歩いても近いので大丈夫ですか?〉
[あぁ、大丈夫だ。宜しく頼む。]
[他の五光の剣のメンバーは活動してるの?]
〈S級の討伐依頼はあまりありませんから、護衛の仕事以外はダンジョンに入ってるとかは聞きますけど、最近はギルドにも来て無いですね。あの人達に興味があるんですか?〉
[いや、S級って強いんだろうなって思っただけだよ。]
〈行方不明になったシャロンが居なくなってからはダメですね•••あっ、これは内緒でお願いします。〉
[大丈夫だよ。俺達はここの国の人間でも無いし。口外はしないよ。他の3人も此処に住んでるのか?]
〈いいえ。さらに上の第2地区に住んでます。皇帝陛下の護衛もありますから。〉
[そうなんだな。フランソワは、そのシャロンって子も知ってたのか?]
〈はい。スピアとシャロンとは友人でした。将来はどこか違う国で、3人で住もうねって約束してたのに、行方不明になってしまって•••〉
[なんかごめんな。変な事、思い出させたみたいで。]
〈いえ。大丈夫です。話してたら着きましたね。こちらが物件になります。〉
3階建ての7LDKで部屋は広めで風呂付きで金貨900枚か。
正直物件はどうでも良くなったな。
私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と、続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。
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