キリシア領編 102 未開拓ダンジョン 1
早いもので、初投稿して、あっという間に1ヶ月過ぎました。
小説書くのも初めての素人作品になりますが、良かったら楽しんで読んで下さい。
パソコンに座って書いても頭にイメージが湧きませんのでスマホでの投稿して居ます。読み辛さや不慣れな点も多いですが、みなさん宜しくお願いします。
度々、誤字脱字に関しては申し訳ありません。その多さに凹んでますが、それだけ真剣に読んで下さっている、読者さんに感謝します。
みなさんのご報告やご協力、本当にありがとうございます。
今日は、雅が購入した、山の未開拓ダンジョンに挑戦だ。事前にビアンカとミーシャで、入り口に転移魔法陣を設置してくれてるらしいので、移動は楽ちん。
《龍也さん。おはようございます。地下に来れますか?》
[大丈夫だよ。行くよ。]
何かあっのか?
《モニカさん。龍也さんが来ましたよ。龍也さん。見てて下さいね。》
これは、某アニメのクララが立った!ってやつだな。
[モニカ、大丈夫か?無理するなよ。]
「はい。今まで立つ事も歩く事も出来ませんでしたから、とっても不思議な感じですけど、精霊が助けてくれてますから、昨夜からだいぶん慣れたんです。龍也さん、本当にありがとうございました。」
[治したのは、雅とミーシャのお陰だから。]
「いいえ。龍也さんが買ってくれなければ私は一生、歩く事も出来ませんでしたから。」
[気持ちは貰っておくよ。シャロンの方は大丈夫なのか?]
《はい。向こうに居ますよ。行ってあげて下さい。》
[シャロン、おはよう。体調はどうだ?]
〈はい。昨日は、考える意思が無く、ちゃんとお礼を言えずに、すみませんでした。なぜ奴隷になったのかとか、記憶があまり定かでは無いんですが、気が付いたら、失っていた足があって。本当にありがとうございます。〉
[忘れた事は、気にするな。新しい人生を楽しんでくれな。冒険者して居たらしいけど、またするなら応援するから。]
〈はい。今はあまりしたい気持ちは無いんですが、龍也さんが望むならやります。〉
[イヤ、無理にしなくても大丈夫だ。先ずは此処には慣れる事から始めれば良いよ。]
〈ありがとうございます。〉
[何か食べれるなら、みんなで一緒に、朝食でも食べよう。]
〈はい。食べます。〉
体力は戻ってると思うけど、無理は禁物だしな。モニカはミーシャが居るから大丈夫だと思うけど、シャロンが性格的に合う子が居れば、良いけどな。
[みんな、新しい家族のシャロンとモニカとチェルシーだ。仲良くしてくれな。メアリー、チェルシーには基礎から勉強教えてあげてな。]
{はい。もうチェリーと仲良くなってますから、大丈夫です。チェリーも一緒が良いらしいんですが、私の部屋に来てもらっても大丈夫ですか?}
[メアリーが負担で無ければ、宜しく頼むよ。]
{私は全然大丈夫ですから。}
まぁ、2人は年も近いしな。
『龍也さん、シャロンさんを、ジュリアの翼に下さい。』
[シェリー、それは無理だ。今は本人が冒険者をやりたく無いからな。]
『じゃぁ、稽古だけでも付けて貰えませんか?』
[それも。シャロン次第だな。先ずは静養させてあげてくれ。だけど多分、瞬殺されるぞ?先にスザンナの光魔法を鍛えた方がジュリアの翼にも、経済的負担が減ると思うけど?もう、俺が上級治癒師を呼ぶ事はしないし、エリクサーにも頼るなよ。]
『それは•••分かってます。』
[それで、今日のダンジョン参加は、シェリー、ビアンカ、ユリア、ミーシャで良いのか?]
《龍也さん、今日はモニカに、付いていて良いですか?》
[全然いいぞ。モニカに寄り添っていてくれ。]
(ありがとうございます。]
「ダンジョンがあるんですか?」
[なんだ、シャロンは気になるのか?未開拓のダンジョンを見つけたから、今日から行ってくる。]
「未開拓ですか?それは気になります。何階層かも分かって無いんですよね?」
[雅、何階層あるんだ?]
(30階層だったけど、世界樹が活性化して階層は増えているかもね。でも、どの階層でもビアンカに渡してある魔法陣で帰れるわよ。)
[そうらしいぞ。シャロンも行くか?]
「今日は遠慮しておきます。ずっと動いて無いので、2〜3日は身体を動かして、感覚を取り戻します。」
[分かった。武器がいる時は、そこのミラに言えば、良いよ。一応剣は打てるそうだから。]
「ありがとうございます。」
〈お兄さん、言い方が酷いです。でも、真面目に打たないと、シャロンさんに相応しい剣は、打てないですから頑張ります。〉
[俺が欲しいって言ってる剣と同じ仕様な。]
〈分かってますよ。シャロンさんを一眼、見れば分かりますよ。〉
[クレア、昼は戻るからご飯は頼むな。]
「はいです。」
何かゆるいダンジョンの旅って感じだな。
[じゃぁ、みんな行ってくるよ。ビアンカ頼む。]
〈はい。みんな手を繋いで下さいね。行きますよ。転移!〉
視界が歪むと、山の中腹で人が1人通れる様な穴が空いていた。
[ビアンカ、これがダンジョンの入り口か?]
〈はい。初めは落盤で岩が有りましたが、取り除くと出て来ました。10メートルほど、入ると中が広くなって、道がありました。そこまでは確認で行きましたが、そこから先は未開地です。〉
[じゃぁ、先行は俺、ユリア、キャリー、ビアンカの順で行こう。初回層は魔獣が出たら、ユリア任せたぞ。]
(はい!!)
[ユリア、気負い過ぎだ。俺達も居るんだから、焦らなくて良いからな。]
(龍兄、分かりました。)
さぁ、未開のダンジョンを楽しむとするか。
俺達はゆっくりとスタートを切った。
毎日、2000文字数を3話、投稿してます。
私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。
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