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キリシア領編 91 みんなの輝く未来に向けて 31 緊急会議と引っ越し 5

早いもので、初投稿して1ヶ月になります。

毎日3話ずつ更新しています。良かったら楽しんで読んで下さい。

この小説の最終話は、既に書き終えてまして、この世界の1年が地球での1日の時間軸に設定してあります。完結まで宜しくお願いします。

パソコンに座って書いても頭にイメージが湧きませんのでスマホでの投稿して居ます。読み辛さや不慣れな点も多いですがみなさん宜しくお願いします。


度々、誤字脱字に関しては申し訳ありません。その多さに凹んでますが、それだけ真剣に読んで下さっている、読者さんに感謝します。

みなさんのご報告やご協力、本当にありがとうございます。


 シャザリーにうちの売る商品の感想を聞くとしようかな。


 [シャザリー、どうだ?使った感想は?]

 「聞かなくても分かるでしょうに、意地悪ですね。素晴らしい商品です。今までこの様な商品は王国内でもありません。間違いなく売れます。」

 [商品はまだ増やしていくつもりだし、他の領でも販売したいんだ。キリシアの貴族の間では、既に有名になってる。]

 「それで、これを売る使用人を、育てろと仰るのですね。」

 [そうだけど、出来そうかな?]

 「メイドを育てるより楽ですから、ご安心下さい。」

 [それなら、俺も助かる。それと敬語は止めてくれないか?何か距離感を感じるから。]

 「すいません。いつもの癖でした。それで後は、何をすれば良いの?」


 俺達の秘密を守る為に、魔石の契約が先なのでその話をした。雅のこの魔石は改良版で、人に口外しようとすると、見た記憶だけを無くす物らしい。転移機能もこれに含まれた魔石だ。ダンジョンのゴールドスケルトンの金色の魔石は雅曰く、万能魔石らしい。


 「分かりました。受け入れます。その前に、龍也さんも1つ受け入れてくれますか?」

 [俺に出来る事なら良いよ。]


 すると、シャザリーは自らバスタオルを外して、俺の膝に座った。

 「龍也さん、鑑定眼をお持ちですよね?かなり優秀な。私が男を知らないのも、分かってると思います。今まで私が身を捧げたい方が現れませんでしたので、保って来ました。私の初めてを貰って頂けますか?」

 [本気で言ってるのか?俺は居なくなるかもしれないぞ。]

 「嘘で言う筈ありません。束縛もしません。女がここまで言ってるのです。恥を欠かせないで下さい。」


 そうだよな。でも、24年間守り続けた物を俺で良いのかと思ったけど、シャザリーを抱き抱えてベッドに運びひと時の熱い時間を過ごした。


 やってしまった•••昨日キャリーと話したとは言え•••

 

 [シャザリー、俺で良かったのか?]

 「今更ですよ。じゃぁ、返してくれますか?」

 [それは無理だな。身体はエリクサーで治せると思うけど。]

 「奪われた心を返されてもイヤです。龍也さん、その魔石を胸に入れて下さい。」

 みんな胸に希望なんだなって思ったけど、左胸に施術した。

 「何か暖かく感じるんですね。これで、龍也さんの秘密を知る事が出来て、私を守ってくれるんですね。」

 [そうだな。シャザリーが危険な時は、必ず守るよ。じゃぁ、秘密を教えるよ。]

 

 俺は転移の事や色々とシャザリーに教えた。異世界人な事は省いたけど。


 「それは凄いですね。別荘地にも一瞬ですか。ハイエルフに世界樹。御伽話みたいですね。」

 [この部屋から1度転移で連れて行くから体験させてあげるよ。]

 「1日で初体験がたくさんですね。でももう少し、このままが良いです。」


 [少しなら良いけど、俺の時間も限りが有るからな?]

 「分かってます。10分だけ私に下さい。」

 「この前買ったメイド達は別荘に連れて行くんですか?」

 [そのつもりだけど問題あるのか?]

 「問題はありませんよ。あの中の2人はグラウン様が狙ってたので、悔しがるだろうなって、思っただけです。私も口説かれてたんですよ。グラウン様は全部、龍也さんに持って行かれましたね。お店も。ふふふ!」

 [もしかして、俺は恨まれるかな?]

 「彼の方は、そこまで心は狭く無いから、心配要りませんよ。」

 [それなら良いけど。シャザリーも一緒に別荘に住むか?]

 「迷いますが、私はここで龍也さんを待ちたいかな。別荘に行ったら、ヤキモチ妬きそうですし。それならここで邪魔される事なく、過ごせた方が幸せです。2人の秘め事です。ずっと放ったらかしは、拗ねますからね。」


 正直に言おう。性格まで可愛いな。あと10分延長で。


 その後は時間切れとなり、服を着て転移で家に連れて行ってご挨拶。ミーシャに世界樹が見える施術をしてもらって別荘に転移。シャザリーは初体験の連続で疲れ気味。奴隷商に帰って来て、奴隷商の全員に魔石を施術して、明日迎えに来る事を告げて、転移で家の地下に帰宅した。


 [雅、新しい魔石は、完璧だな。魔法陣無くても移動出来るし楽になったよ。]

 「古参メンバー以外の子の転移は魔法陣が必要な劣化版だから龍也が買った奴隷商には、魔法陣を置かないとメイド達は転移は出来ないからね。]

 [そうなんだ。理由があるのか?]

 「そもそも、多少なりでも魔力が無いと魔石があっても、転移は出来ないから、それを補う為に魔法陣があるのよ。それに、色んな所に転移されても困るから。基本はこの家と別荘と奴隷商を繋げれば、他の子には不自由はないでしょ。」

 [なるほどな。色んな所に行けたら管理も難しいしな。]

 (そう言う事よ。あと、達也はダンジョン走破のおかげでしょうけど、魔力が増大したから今なら200kmは転移は可能よ。他の子は50kmがまだ限界ね。)


 [俺はそんなにダンジョンで変わったのか。]

 (その様ね。あと、龍也が持って帰って来た鍵の解析が終わったわ。あの鍵が地球を救う鍵の1部になるわ。)


 

あの鍵にそんな力があるのか?ダンマスの言葉の意味がここに繋がって来るのか。



 

 

 


毎日、2000文字数を3話、投稿してます。

私自身の執筆意欲になりますし、今後の改善点にも繋がりますので、宜しかったら評価の方と続きが気になると思って頂いたらブックマーク宜しくお願いします。

感想や誤字、脱字あればご指摘宜しくお願いします。

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