走り梅雨
現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。
感じたままを詠んでみました。
お気楽に味わってみてください。
運動会 ぐずつく空は 走り梅雨
ものともせずと 声援の声
明日は二十四節気の「小満」。第2話が「立夏」でしたから、季節の移り変わりは早いものです。
第2話でもお話したとおり、二十四節気は季節の移り変わりの目安を知るための目安なので、今年(2024年)の入りは20日で、期間は5月20日から6月4日になるそうです。
梅雨入りにはまだ早いですが、この頃はなぜかすっきりしない空模様が続きます。梅雨に先だってぐずついた天気が続く期間のことを「走り梅雨」というそうです。素敵な名称ですが、同時にフライング感も満載な気がして、「梅雨」ってせっかちだったのかしらと楽しくなっちゃいますね。
季語で言えば「運動会」は秋なのですが、最近は春に開催される学校が多いそうです。我が家の子供たちも、春でした。これは行事の分散化や、熱中症対策もあるそうです。「小満」は万物が次第に成長し天地に満ち始める頃ですから、子供たちの運動会には最適な時期ともいえるかもしれません。それに5月はそこまで日差しが強くない。(場所にもよりますが)
文字どおりの五月晴れになれば、良いのですよ。
しかし紫外線は強いし、意外と天候も安定していなかったり。空のご機嫌をうかがいながらの開催になってしまったり。
それでも始まってしまえばお天気なんて二の次で、元気いっぱいの声援が響き渡るのでした。
こんなことを言うくらいですからね、運動会の途中で雨に降られた経験があるんです。