夏仕様
現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。
感じたままを詠んでみました。
お気楽に味わってみてください。
青空に 広がる雲も 夏仕様
雨の季節も 終わり告げるや
まだ梅雨明けまでは間があるのですが、連載の終了とともに、こちらは一足先に梅雨明けで夏へと一足飛び。
夏の雲は豪快。青い空とのコントラストも鮮やかですし、立ち上る入道雲はユーモラス。最近は突然の暗雲と土砂降りに、傘もさせずにずぶ濡れになることもありますけれど、それもまた夏の風景ですよね。
子供の頃はプール開きも楽しみでしたし、近所の駄菓子屋さんが、かき氷の旗を吊るすのも夏の始まりでした。現在は駄菓子屋さんが無くなってしまったから、「冷やし中華始めました」の張り紙かしら。
なんといっても、夏休みは子供にとって最大の夏のイベントでした。
花火大会、夜市、家族旅行……
夏は楽しいことがいっぱいあって。
最後の最後にたまった宿題を一気にかたずけるのも、重大なイベント(!?)でありましたっけ。
蝉が鳴き始め、本格的な夏が始まるまで、もう少し。(近年は、昼間は暑すぎてセミも鳴けなくなったけれど。どうなっているのよ、まったく!)
大人になった現在は、夏の暑さをどう乗り越えるのかが重大な課題となっています。
長らくお付き合い、ありがとうございました。短歌集「夏めくや」はこれにて幕を引かせていただきます。
つたない初心者の短歌に応援や感想をいただけて、本当に嬉しかったです。おかげでどうにかここまで来れました。お礼申し上げます。
でも短歌を詠むことをやめてしまうわけではないので、またどこかでお会いすることがありましたなら、またいいねの応援や感想をお願いいたします。厚かましいお願いではありますが、励みになります。奥深い短歌の世界に足を踏み入れたばかりの初心者は、ややもするとすぐに迷子になりそうなので。
それでは、また。次の作品でお会いできることを願って。




