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立夏の日差し

現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。

感じたままを詠んでみました。


お気楽に味わってみてください。


肩寄せて 語らうなでしこ 楽しげに

  立夏の日差し 燦燦と浴び






なでしこは秋の季語ですから「初夏」の短歌にはおかしいのでは? とお思いの方もおいでになるでしょう。でも、なでしこの花が咲くのは4~10月頃ですから、春だって元気に咲いているのですよ。

それは、もう、植木鉢から零れ落ちるくらい。


もっと言わせていただけば、我が家のなでしこは品種改良された四季咲き種だから、どうかすると真冬にだって花をつけたりもする。さすがにひとつふたつと、観ているこちらが寒くはないかと心配しちゃうけれど。


なでしこを漢字で書くと「撫子」。撫でてあげたくなるくらい愛らしい花、ということに由来しているとか。本当にかわいらしくて、その名のとおりの姿をしています。

なでしこと云えば、日本女性の可憐な美しさを花にたとえて賛美する際に使用される言葉でもありますよね。「やまとなでしこ」って言うでしょ。


冬の間はシュンとしていた我が家のなでしこの苗ですが、気温が上昇するのと歩調を合わせて、どんどん蕾を付け賑やかに元気になっていきました。

なんだかそのパワーが、女子高生のようで。(もちろんかわいらしさも込みですよ)

はちきれんばかりの若さを武器に青春を謳歌する彼女たちと、鉢いっぱいに花をつけたわが家のなでしこが、なんとなく重なって見えたのです。



あ、「やまとなでしこ」に年齢制限って無いですよね。ならば、おばさんなでしこも、がんばって咲かねば!


立夏とは二十四節気のひとつで、「夏が立つ」と書くように夏の兆しが見え始める頃。いわゆる「初夏」ですね。2024年の立夏は5月5日、二十四節気は季節の移り変わりを知るために1年を約15日間ごとに24に分けたものだそうですから、期間で言えば5月5日から19日がそれにあたるそうです。(←固定されているわけではないので、年によって変動ありですよ)

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